2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)は、メーカーオプションでBOSEのスピーカー(正式名称は、BOSEパーソナルプラスサウンドシステム)を装着することができます。
先日、この新型モデルに用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを備えたモデルを試乗することができたのですが、クルマのスピーカーとは思えない迫力&臨場感が…。
また、音の包まれ感を自由自在に調整することができるのも、好印象でした。
ただ、そんな新型モデルのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムにも気になるところがありました。
今回デビューを果たした新型モデルに用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、どのような特徴&魅力を備えていたのでしょうか?また、実際に使用してみて気になったところは、何だったのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの価格や音質、欠点など実際にしようした感想を、包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型オーラのBOSEスピーカーって、どんな機能?【特徴や魅力を紹介】
2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、車内に搭載された8つのスピーカー駆使して、迫力のある音響を提供するサウンドシステムです。
■BOSEパーソナルプラスサウンドシステムの8個のスピーカー
・6.5インチ(165mm)ワイドレンジスピーカー…2個
・2.5インチ(60mm)左右ヘッドレストスピーカー…4個
・EQチャンネルデジタルアンプ(DSP内装)
ヘッドレスト内装スピーカーを採用
そんな新型モデルのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの最大の特徴と言えば、運転席と助手席の左右のヘッドレストに備わっているヘッドレスト内臓スピーカーです。
■新型オーラのヘッドレスト内臓スピーカー
そのおかげもあり、この新型モデルの運転席と助手席は、特等席。
クルマのスピーカーとは思えないほどの包まれ感と臨場感のある音を楽しめることができますよ。
また、このヘッドレスト内臓スピーカーのおかげで、見た目の高級感&上質感が増しているのも好印象でした。
音の広がりを自由自在に調整できるBOSEスピーカー
また、今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの特徴の一つが、音の広がり&包み込み感を自由自在に調整できることです。
例えば、サウンドシステムの音の広がりを最もタイトにすると、コンサートホールのように前方にあるスピーカーから音が迫ってくるような感じのサウンドに…。
一方、この新型モデルのサウンドシステムの音の広がりを最もワイドにすると、身体全体が音の膜に包み込まれているかのようなサラウンド感が楽しめます。
このように自分好みのサラウンド状況を楽しめるのも、新型ノート オーラ(NOTE AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの特徴の一つなのかなと思いました。
サウンドの設定方法&使い方もとっても簡単
このように自分好みのサウンドに変更することができる新型オーラ(AURA)のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムですが、音響の設定は、ナビの画面で簡単に行えます。
■新型オーラの純正ナビ
また、この新型モデルのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、音の包み込み感だけではなく、BASS音など細かく調整することができるのも好印象でした。
ちなみに、新型ノート オーラ(NOTE AURA)のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの音質や包み込み感、臨場感に関しては、こちらの動画で確認することができます。
この新型モデルに用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの音質などが気になる方は、こちらの動画を確認してみてくださいね。
新型オーラのBOSEスピーカーの音質は綺麗?【実際に使用した感想】
このように包み込まれ感を自由自在に調整することができる新型オーラ(AURA)の新型オーラのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムですが、音質は、どうだったのでしょうか?
実際にこの新型モデルに用意されているBOSEスピーカーを使用した感想を、包み隠さず紹介したいと思います。
中音域から高音域が綺麗に響くBOSEスピーカー
今回デビューを果たした新型モデルに搭載されている新型オーラのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを使って様々な曲を聞いてみたのですが、中音域から高音域が綺麗に響くスッキリとしたクリアなサウンドになっています。
また、ヘッドレストスピーカーのおかげもありますが、元から備わっているスピーカーと比べて、一つ一つの音が際立って聞こえます。
ただ、この新型モデルに用意されているBOSEスピーカーから流れるくる音は、若干クリア過ぎる感じも…。
個人的には、もう少し艶やかさ(つややかさ)を感じる音色を楽しめるようにしてもらいたかったです。
低音の響きはイマイチ
また、今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムで気になったのは、低音の響きです。
この新型モデルのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、ウーファーを搭載していないため、迫力溢れる低音は楽しめません。
この新型モデルを試乗した際、パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ曲てもある「彼こそが海賊」を聞いたのですが、低音が響かないため、思ったよりも重厚感がなく、物足りなさが…。
標準で備わっているスピーカーよりは低音の厚みやクリアさを感じますが、体に響くような音を楽しめる重低音を楽しみたい人には、少し不向きなのかなと思いました。
後部座席まわりにスピーカーはなし
今回デビューを果たした新型ノート オーラ(NOTE AURA)のフロントシートには、ヘッドレスト内臓スピーカーなどを備えていますが、後部座席まわりにスピーカーは用意されていません。
リアドアの左下にスピーカーが備わっていそうな感じなっていますが、これはフェイクです。
■新型オーラのリアドア
プレミアムコンパクトカーを謳っているクルマとしては、ちょっとビックリですよね。
ただ、フロントシートのヘッドレストに備わっているスピーカーから音が聞こえてくるため、リアスピーカーを備えていないクルマにあちがちな後部座席に座ると、音楽が聞こえにくいと言ったことはありません。
また、音の広がりもそれなりに感じることができます。
フロントシートに座った時のような臨場感や迫力はありませんが、十分に満足できるサウンド環境でした。
新型オーラのBOSEスピーカーの欠点は?【試乗で気になったことを紹介】
このように迫力と臨場感のあるサウンドを楽しむことができる新型ノート オーラ(NOTE AURA)のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムですが、気になったこともありました。
この新型モデルのBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの気になったことは、何だったのか?欠点&デメリット、残念だったところを包み隠さず紹介したいと思います。
首を動かした時のサウンドの変化
新型ノート オーラ(NOTE AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムで気になったのは、首を動かした時のサウンドの変化です。
特に音の広がりをワイドにした時に顕著なのですが、ヘッドレストに頭を付けて、真っすぐを見ている時は、ヘッドレストの両サイドからバランスよくサウンドが聞こえるため、臨場感や音の広がり、包み込まれ感を楽しむことができます。
ただ、車線変更をする時など、首を外側に向けたりすると、スピーカーの左右の音量バランスが崩れている時のような聞き心地に…。
ヘッドレストに頭をつけて、真っすぐを向いている時のサウンド感は非常に良いのですが、わずかな首の向きや角度で音の聞こえ具合が変わってしまうのが、少し気になりました。
BOSEスピーカーの価格の高さ
また、今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムで気になったのは、オプション価格の高さです。
この新型モデルに用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムのオプション価格は、プロパイロット機能やSOSコール、純正ナビとセットで約40万円。
■BOSEスピーカーのオプション価格とセット内容
純正ナビやプロパイロット機能などがセットになっているとは言え、40万円と言うのは、ちょっと高すぎですよね。
個人的には、セット販売ではなく、個別にして、もう少し手ごろなお値段でBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを装着できるようにしても良かったのかなと思いました。
まとめ:音に包み込まれる感じを楽しめる新型オーラのBOSEスピーカー
2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、このような特徴&魅力を備えていました。
■新型オーラのBOSEスピーカーのまとめ
・音の広がり&臨場感を自由自在に楽しめる
・中音域から高音域に特徴があるスピーカーサウンド
・低音域は少し苦手
BOSEパーソナルプラスサウンドシステムは、音の広がりや包み込まれ感を自由自在に調整できることもあり、競合車・ライバル車とはひと味違うクリアなサウンドで音楽を楽しむことができます。
オプション価格の高さなど気になるところはありますが、普通のクルマのスピーカーでは味わうことができない音の包み込まれ感を味わうことができるのは、非常に良いと思いました。