専用デザインのバンパーやリヤスポイラーなど、2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、ベースのオーラ(AURA)にはない様々な専用装備&アイテムを備えています。
ただ、逆に新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)にはなく、オーラ(AURA)のみに用意されている機能&装備も…。
今回デビューを果たした新型モデルにはなく、ベースのオーラ(AURA)のみに用意されている機能&装備は、何だったのでしょうか?また、この2台のモデルは、機能や装備にどのような違いがあるのでしょうか?
2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)にはなく、ベース車のオーラ(AURA)のみに用意されている機能&装備を紹介したいと思います。
目次
スピーカー【新型オーラにはない装備1】
2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)にはなく、ベース車のオーラ(AURA)のみに用意されている装備の一つが、スピーカーです。
オーラはヘッドレスト一体型のスピーカーを用意
今回デビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)のベースになっているオーラ(AURA)では、フロントシートのヘッドレストにスピーカーをはじめ車内に8つのスピーカーを備える”BOSEパーソナルプラスサウンドシステム”をメーカーオプションで用意しています。
■オーラのBOSEパーソナルプラスサウンドシステム
オーラ(AURA)に用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムの特徴&魅力の一つは、音の広がりを自由自在に調整できることです。
例えば、音の広がりをワイド(Wide)にすると、ヘッドレストに備わっているスピーカーから音が聞こえ、音にシートが包み込まれているかのような臨場感があります。
一方、音の広がりをタイト(Tight)にすると、ヘッドレストから聞こえてくるサウンドが小さくなり、よくある一般的な車内スピーカーのような聞き心地になります。
このように音の広がりを自由自在に調節することができる”BOSEパーソナルプラスサウンドシステム”を備えているのは、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)にはないオーラの魅力の一つなのかなと思いました。
4スピーカーシステムを採用している新型オーラ ニスモ
一方、2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、フロントシートと後部座席のドアパネルの下部に1つずつ備わったオーソドックスな4スピーカーシステムになっています。
■新型オーラ ニスモのスピーカー
また、ベースの標準シートでも、オーラ(AURA)に用意されている”BOSEパーソナルプラスサウンドシステム”を装着することができません。
そのため、この新型モデルでは、オーラ(AURA)のような音の広がりを楽しむことができません。
また、スピーカーから聞こえてくる音質も、ベース車ののオーラ(AURA)よりも劣ります。
スポーツモデルらしい気持ちが良い走りを楽しむことができる新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)ですが、車内のオーディオ環境に関しては、ベースのオーラ(AURA)の方がワンランクもツーランクも優れているように感じました。
シートバックポケット【新型オーラ ニスモにはない装備2】
また、地図や雑誌、タブレット端末などを収納しておくのに便利なシートバックポケットも、今回デビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とベース車のオーラ(AURA)で違いがあります。
オーラは助手席側の裏側にシートバックポケットを用意
新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)のベースとなっているオーラ(AURA)では、助手席側の裏側に雑誌などを収納するのに便利なシートバックポケットを標準装備しています。
■オーラのシートバックポケット
このオーラ(AURA)のシートバックポケットの内側には、スマホやiPhoneなどを収納するのに便利な小型ポケットも用意されており、使い勝手に優れるのも魅力の一つです。
シートバックポケットが備わるのは標準シートのみ
一方、2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)も、助手席の裏側にシートバックポケットは、用意されています。
ただ、シートバックポケットが用意されているのは、ファブリック×合成レザーの標準仕様のみ。
■新型オーラ ニスモの標準シートのシートバックポケット
オプションで用意されているレカロシートに変更をすると、シートバックポケットは装着されなくなります。
スポーツモデルらしい見た目とホールド感を楽しむことができる新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)のレカロシートですが、シートバックポケットが備わらないなどの欠点&デメリットもあるので、ご注意くださいね。
リヤセンターアームレスト【新型オーラ ニスモにはない装備3】
また、2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とベース車のオーラ(AURA)の大きな違いの一つが、後部座席の中央に備わっているリヤセンターアームレストです。
オーラはドリンクホルダー付きのアームレストを標準装備
上位モデルに位置をする”Gレザーパッケージ”のみなのですが、ベースモデルのオーラ(AURA)では、後部座席の中央に引き出して利用をするリヤセンターアームレストが標準装備されています。
■オーラのリヤセンターアームレスト
そのため、オーラ(AURA)の後部座席は、ゆったりと快適に過ごすことができます。
また、リヤセンターアームレストには、小物入れとしても活用することができるドリンクホルダーが2個備わっており、後部座席まわりの収納スペースが充実しているのも、嬉しいポイントの一つでした。
新型オーラ ニスモはセンターアームレストの用意はなし
一方、スポーツモデルの新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の後部座席には、リヤセンターアームレストの用意はなし。
■新型オーラ ニスモの後部座席
そのため、後部座席の快適性&居心地の良さは、オーラ(AURA)よりも若干劣りました。
また、ベースのオーラ(AURA)よりも後部座席まわりのドリンクホルダーの数が少なく、カップや缶のドリンクの置き場に困るのも、気になるところでした。
まとめ:オーラより快適性&使い勝手で劣る新型オーラ ニスモ
2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とオーラ(AURA)の機能&装備を確認したところ、次の3つに関しては、オーラ(AURA)のみの専用アイテムとなっていました。
■新型オーラ ニスモにはない機能&装備のまとめ
・タブレット端末などを収納するのに重宝するシートバックポケット
・後部座席の快適性を高めるリヤセンターアームレスト
この新型モデルは、車内に8個のスピーカーを装着することができる”BOSEパーソナルプラスサウンドシステム”の用意がないこともあり、車内の音響環境は、オーラ(AURA)よりも劣る感じが…。
また、リヤセンターアームレストを用意しておらず、ベース車のオーラ(AURA)よりも後部座席の快適性で劣っているのも、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の気になるところの一つでした。