2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(E13型)は、特別仕様車として用意されている90周年記念車を含めると4つのグレードを用意しています。
■新型ノートe-POWERのグレード
・90周年記念車 2WD/4WD
私は国内で発売されれるすべてのモデルを見させてもらったのですが、一番良いと思ったおすすめのグレードは、90周年記念車の4WDです。
なぜ今回デビューをはたした新型モデルに用意されている4つのグレードの中でなぜ90周年記念車の4WDが一番おすすめなのでしょうか?他のグレードより優れているところは、どこなのでしょうか?
新型ノートe-POWER(E13型)の一番のおすすめグレードが90周年記念車の4WDの3個の理由をお話します。
目次
新型ノートe-POWERのおすすめグレード【90周年記念車 4WDを推す理由とは?】
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車は、このようなデザインをしています。
■新型ノートe-POWER 90周年記念車の外装
■新型ノート-POWER 90周年記念車の内装
今回デビューをはたした新型モデルの90周年記念車は、フロントグリル横のガーニッシュをカッパー色に装飾するなど、特別感のある見た目に…。
そんな新型モデルの90周年記念車 4WDをおすすめ3つの理由を紹介します。
上質感ただよう内装・インテリア
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の4WDをおすすめする理由の一つは、内装・インテリアの豪華さです。
マイナーチェンジをして新発売をした新型モデルのXグレードは、ファブリックシートを採用していることもあり、内装・インテリアが少し安っぽく感じてしまうんですよね。
■標準モデルに採用のファブリックシート
一方、90周年記念車は、ブラックの合成レザーシートを標準装備。
■90周年記念車に採用の合成レザーシート
そのおかげもあり、ベースモデルのXグレードよりもシックで落ち着いた雰囲気の車内空間に…。
上質感ただようクルマを求めている方には、合成レザーシートを標準装備した90周年記念車はピッタリなモデルになのかなと思いました。
荷室・ラゲッジスペースの使い勝手
また、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が良いのも、90周年記念車の4WDの魅力&メリットのひとつです。
今回デビューをはたした新型モデルの2WD車は、荷室開口部より荷室フロアが15cm程度低くなっているんですよね。
■フロアが開口部より一段低い2WD車の荷室
その分、荷室容量は大きくなっているのですが、荷物をラゲッジから降ろす際、引っ張りだすことができず、一度持ち上げないといけないんですよね。
一方、新型ノートe-POWER(E13型)の4WD車は、荷室開口部とフロアがフラットな作りに…。
■開口部とフロアがフラットな4WD車の荷室
そのため、2WD車とは違い荷物を引きずり出すことができるため、荷物の積み下ろしがラクです。
この荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の良さも、個人的には、気に入ったポイントのひとつでした。
快適装備の充実度
また、真冬の寒い日に重宝をする寒冷地仕様のアイテムが標準装備しているのも、新型ノートe-POWER(E13型)の4WD車をおすすめする理由のひとつです。
寒冷地仕様のアイテムと聞くと、首都圏など雪が降らない地域に住んでいる方は必要ないと感じるかもしれません。
ただ、この新型モデルの寒冷地仕様のアイテムには、シートヒーターやステアリングヒーターなど降雪地域以外でも重宝するアイテムが含まれています。
■4WD車に標準装備のシートヒーター
また、後部席まわりをヒーターの温かい風を効率的に送り届けてくれるリヤヒーターダクトも標準装備されています。
■4WD車に標準装備のリヤヒーターダクト
ちなみに、新型ノートe-POWER(E13型)の2WD車でも、メーカーオプションで用意されている寒冷地仕様のアイテムを申し込めば、シートヒーターやステアリングヒーターを装着することができます。(※シートヒーターなどを個別に装着することは不可)
ただ、メーカーオプションで寒冷地仕様のアイテムを装着すると、4WD車との価格差は縮まってしまうのでご注意くださいね。
乗り心地&ドライビングフィール
また、乗り心地&ドライビングフィールの良さも、新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の4WDをおすすめする理由のひとつです。
静寂性や電気自動車のような加速など2WDの乗り心地も非常に良く、魅力的なクルマに仕上がっているのですが、4WD車を乗ると2WD車に戻れません。
そんな新型モデルの4WD車を運転して特に良いと思ったのが、柔らかい自然なタッチのブレーキングです。
前輪駆動の2WD車は、カーブ手前で減速する時や赤信号で停止をする際、ブレーキペダルを踏み込むと、若干ですが前につんのめるような衝撃を感じてしまうんですよね。
一方、後輪にも独立したモーターを備え、4つのタイヤを絶妙なバランスで駆動をしてくれる4WD車は、ふんわりとした優しいブレーキフィーリングに…。
カックンブレーキとは正反対の優しい減速&停車なので、クルマの運転があまり得意ではない人でも、クルマの運転が上手になったように錯覚をしていしまいます。
また、カーブを曲がった時の設置感が高く、スイスイと滑らかにワインディングロードを走り抜けていく感じも4WD車ならではです。
このように小さいお子さんがいるご家庭でも安心して運転をすることができるドライビングフィールの良さも、新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の4WDならではなのかなと思いました。
新型ノートe-POWERの90周年記念車の4WDはおすすめだけど…【注意点を紹介】
上質感ただよう車内空間や気持ちが良いドライビングフィールなどなど…様々な魅力&メリットがある新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の4WDですが、欠点&デメリットもありました。
今回デビューをはたした新型モデルの90周年記念車の4WD仕様を購入する際に注意をしなければいけないことは、何だったのでしょうか?気になったことをお話します。
車体本体価格&乗り出し価格の高さ
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の4WD仕様の欠点&デメリットのひとつは、車体本体価格&乗り出し価格の高さです。
90周年記念車は、ブラックの合成レザーシートやブラック塗装をほどこしたアルミホイールなど特別なアイテム&装備を備えていることもあり、車体本体価格が約270万円と少しお高めのお値段に…。
また、ベースモデルのXグレードの4WD車と比べても、10万円以上も高くなっており、この新型モデルの中で一番お値段が高いモデルに…。
今回デビューをはたした新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車は、ベースモデルの欠点&デメリットのひとつでもある内装の安っぽさを解消していますが、その分、お値段が高くなっているので、ご注意くださいね。
存在感のある見た目
また、良くも悪くもインパクトのある見た目になっているのも、新型ノートe-POWER(E13型)の90周年記念車の欠点&デメリットのひとつです。
例えば、フロントマスクには、標準モデルとは異なるカッパー色のフロントグリルガーニッシュが備わっています。
■カッパー色のフロントグリルガーニッシュ
また、サイドミラーもカッパー色のラインが入った専用デザインになっています。
■カッパー色のラインが入ったサイドミラー
ボンネットのデカールはディーラーオプションのため装着しないこともできますが、カッパー色をほどこしたサイドミラーやフロントグリルガーニッシュなどの専用アイテムは、思ったよりもインパクト&存在感があります。
また、外装・エクステリアに様々な専用装備を備えた90周年記念車は、標準モデルとはひと味違う見た目になっているので、購入をする際は、実際に自分の目で見てからの方が良いのかなと思いました。
まとめ:他のグレードにはない魅力がある90周年記念車の4WD仕様
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(E13型)は4つのグレードを用意していますが、一番のおすすめグレードは、90周年記念車の4WD仕様です。
■新型ノートe-POWER 90周年記念車をおすすめの理由
・荷室の使い勝手
・充実した便利アイテム&快適装備
・乗り心地&走りの良さ
今回デビューをはたした新型モデルの90周年記念車の4WD仕様は、車体本体価格や乗り出し価格の高さなど気になるところもありますが、上質感ただよう内装や安心感のある運転を楽しむことができるなど魅力&メリットが盛りだくさんです。
ノートe-POWERの安っぽい内装が気になる方や助手席で寝ている奥さんを起こさない優しい運転をしたい方は、特別感のある90周年記念車の4WD仕様に注目をしてみてくださいね。