2021年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、先代モデルよりもひと回りボディサイズが小さくなりました。
そのため、車内の広さや居住性、快適性にも大きな影響が…。
今回デビューを果たした新型モデルのボディサイズは、どのくらいの大きさになったのでしょうか?また、ボディサイズが先代モデルよりもひと回り小さくなったことで、窮屈感や圧迫感が増したのでしょうか?
8年ぶりにデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のボディサイズ、車内の広さを確認してきたので紹介したいと思います。
目次
新型ノートe-POWERのサイズ&大きさをチェック
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のボディサイズは、このようになっていました。
■新型ノートe-POWERのボディサイズ
そんな新型モデルと先代モデルのボディサイズを比較してみたところ、このような差がありました。
■新型ノートe-POWERと先代モデルのボディサイズ比較
先代モデルよりも全長が短くなった新型ノートe-POWER
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の全長は4,045mmとなっており、コンパクトカーの中では依然としてトップクラスの数値となっています。
ただ、先代モデルと比較すると、この新型モデルの全長は55mm、ホイールベースで20mmほど短くなっていました。
■新型ノートe-POWERの外装
■先代ノートe-POWERの外装
また、この新型モデルは全高も15mmほど低くなっており、先代モデルよりも塊感(かたまり感)のあるデザインになっていました。
新型ノートe-POWERのサイズが小さくなった影響は?【室内の広さをチェック】
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、先代モデルよりもボディサイズがひと回り小さくなっていましたが、車内の広さや快適性にも色々と影響がありました。
今回でデビューを果たした新型モデルの室内サイズは、どのようになっていたのでしょうか?やはり先代モデルよりも狭く、窮屈感&圧迫感はあったのでしょうか?
新しく生まれ変わったこの新型モデルの車内サイズ、快適性を確認してきたので、紹介します。
車内サイズも先代モデルよりもひと回り小さい
今回デビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と先代モデルの車内の広さを比較してみたところ、このようになっていました。
■新型ノートe-POWERの車内の広さ
新型モデルは先代モデルよりも全長が小さくなったこともあり、室内長もひと回り小さい結果に…。
ただ、この新型モデルと先代モデルの室内サイズを比較して驚いたのが、車内幅です。
今回デビューを果たした新型モデルを試乗した時、コンパクトカーにしては、隣の人との距離が広くて、ゆったりと座れるなと思っていましたが、これほど車内幅が広くなっているとは思いませんでした。
また、車内幅が広くなったおかげで、車内に乗り込んだ時に感じる窮屈感や圧迫感が軽減されているのかな?とも感じました。
狭くなった車内サイズの影響を一番受けたのが後部座席まわり
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は先代モデルよりもボディサイズ&車内サイズがひと回り小さくなりましたが、その影響を一番受けたのが、後部座席まわりです。
今回デビューを果たした新型モデルでは、全長とホイールベースの縮小にあわせて、後部座席の位置を先代モデルよりも前方に移したようです。
それにより、この新型モデルの後部座席の足元空間(ニークリアランス)は、先代モデルよりもひと回り狭くなってしまいました。
■新型ノートe-POWERの後部座席の足元空間
ただ、この新型モデルでは、フロントシートの背もたれの膝まわり付近の部分をえぐり、狭さを感じさせないよう工夫を施しています。
そのおかげもあり、成人男性が後部座席に座っても、膝先がシートバックにぶつかることなく快適に過ごすことができる足元空間となっていました。
また、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の後部座席に座って気になったのは、天井の高さです。
この新型モデルの車内高は、先代モデルよりも高くなっています。
ただ、この新型モデルの後部座席まわりは、ルーフの傾斜がきつく、頭上空間(ヘッドクリアランス)が狭く感じるのは気になるところでした。
荷室容量が増えた新型ノートe-POWER
今回デビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)で驚いたのが荷室・ラゲッジスペースの広さです。
この新型モデルは先代モデルよりも全長が短くなったため、荷室・ラゲッジスペースも狭くなっていると思っていました。
実際にディーラーさんの話によると、荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、ほんの僅かですが先代よりも短くなっているそうです。
■先代モデルの荷室
■新型ノートe-POWERの荷室
ただ、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、先代モデルよりも横幅が広くなったおかげで、先代モデルよりも10リットルほど荷室容量が増え、340リットルに…。
また、そのおかげで、今回デビューを果たした新型モデルは、コンパクトカーの中でトップクラスの荷室容量となっていました。
ボディサイズが小さくなったにも関わず、先代モデルよりもこの積載性に優れた広々とした荷室・ラゲッジスペースを備えているのは、正直に言って、予想外でした。
まとめ:先代モデルよりもひと回り車内空間が狭くなった新型ノートe-POWER
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、先代モデルよりもボディサイズが小さくなったことにより、車内空間もひと回り狭くなっていました。
特に影響を受けていたのは、後部座席まわりです。
この新型モデルと先代モデルを乗り比べをすると、明らかに後部座席の足元空間(ニークリアランス)は狭くなっていました。
ただ、先代モデルよりも車内幅が広いこともあり、思ったよりも窮屈感や圧迫感、狭さは感じませんでした。
また、荷室・ラゲッジスペースが思ったよりも広くて、使い勝手が良かったのも好印象。
今回デビューを果たした新型ノートe-POWERは、最新のプロパイロット機能を搭載するなど様々な魅力を備えていますが、車内の広さや快適性も競合車・ライバル車にはない魅力&メリットの一つなのかなと思いました。