日産の人気コンパクトカーの新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車は、どちらもスタイリッシュで上質感ただよう運転席を備えています。
ただ、運転席まわりの装備&機能に差が…。
今回デビューをはたしたそれぞれの90周年記念車の運転席は、どのようなデザインをしているのでしょうか?また、どのような違いがあるのでしょうか?
実車画像を使って、新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席の違いを紹介します。
目次
新型オーラ&ノートの90周年記念車の運転席【デザインをチェック】
兄弟モデルに位置をする新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席は、それぞれ次のようなデザインをしています。
■新型オーラ 90周年記念車の運転席
■ノートe-POWER 90周年記念車の運転席
シートのデザインは全く同じ
日産の人気コンパクトカーのノートe-POWERと上位モデルに位置をするオーラの標準モデルは、異なるシートでデザインをしています。
ただ、日産の創立90周年を記念してデビューをした90周年記念車のシートデザインに関しては、どちらもイメージカラーでもカッパー色のステッチあしらったブラックシートを採用。
■90周年記念車に採用のカッパー色のステッチ
どちらのモデルもシックで落ち着いた雰囲気の運転席になっていました。
また、どちらのモデルもシートサイドに”90th Anniversry”と書かれたタグを装着しているのも、注目ポイントのひとつですよ。
■90周年記念車のシートサイドのタグ
シートの素材もまったく同じ
また、新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車に運転席に使用されている素材も、まったく同じです。
ベースとなっている標準モデルは異なるシート素材を採用していましたが、特別モデルとして登場した90周年記念車は、テーラーフィットと名付けらた合成レザーを採用。
■90周年記念車に採用のテーラーフィット
90周年記念車に採用されているテーラーフィットは、本革と見分けがつかないくらい上質感のある見た目をしています。
また、しっとりとした肌触りになっており、肌に馴染むフィット感のある座り心地になっていたのも嬉しいポイントのひとつでした。
新型オーラ&ノートの90周年記念車の運転席【装備の違いをチェック】
新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車はどちらも同じデザインをしたブラックの合成レザーシートを備えていましたが、運転席まわりに備わっている装備&機能に違いがありました。
この2台のモデルの運転席まわりの装備&機能には、どのような違いがあるのでしょうか?実際の画像と使って、違いを確認してみましょう。
電動パワーシート
新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席の大きな違いがのひとつが、電動パワーシートです。
上位モデルに位置をするオーラの90周年記念車のみ、スイッチ操作でシートの位置や高さ、背もたれの角度を調節することができる電動パワーシートを標準装備しています。
■新型オーラ 90周年記念車の運転席の電動パワーシート
一方、下位モデルに位置をするマニュアル式となっています。
■マニュアル式を採用のノート 90周年記念車の運転席
シートの位置を登録しておくメモリー機能の用意がないのが少々残念でしたが、運転席のと細かな調整を手軽におこなえるのは、オーラの90周年記念車のメリットなのかなと思いました。
メーターのデザイン
また、メーターのデザインも、新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席まわりの装備&アイテムで異なるところのひとつです。
上位モデルに位置をするオーラの90周年記念車は、12.3インチのフル液晶デジタルメーターを標準装備。
■新型オーラ 90周年記念車のフル液晶デジタルメーター
そのおかげもあり、先進感のある運転席まわりに…。
また、メーターのデザインをクラシック表示とエンハンス表示の2種類から選ぶことができるのも、フル液晶デジタルメーターを採用しているオーラ 90周年記念車の特徴のひとつです。
一方、下位モデルに位置をするノートe-POWERの90周年記念車は、マルチインフォメーションディスプレイを表示するカラーディスプレイ(左側)と車速などを表示するモノクロのディスプレイを組みあわせたデザインを採用。
■ノートe-POWER 90周年記念車のメーター
同じバイザーレスタイプのメーターを採用しているノートe-POWERの90周年記念車ですが、見た目の先進性やスタイリッシュさに関しては、90周年記念車に遠く及ばないように感じました。
センターコンソール
運転席と助手席の間に備わっているインパクトのあるセンターコンソールも、新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車で異なる装備&アイテムのひとつです。
基本的なセンターコンソールのデザインに大きな違いはないのですが、上位モデルに位置をするオーラは織物を表皮にあしらっているのに対し、ノートe-POWERの90周年記念車は、合成レザーを採用。
■新型オーラ 90周年記念車のセンターコンソール
■ノート 90周年記念車のセンター近sノール
そのおかげもあり、センターコンソールは、合成レザーをしているノートe-POWERの方が良い感じが…。
また、運転席ととの統一感に関しても、オーラよりノートe-POWERの方が良いように感じました。
BOSEパーソナルプラスサウンドシステム
また、メーカーオプションで用意されているBOSEパーソナルプラスサウンドシステムも、新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の大きな違いのひとつです。
ヘッドレストにスピーカーを内蔵して迫力のあるサウンドを楽しむことができるBOSEパーソナルプラスサウンドシステムですが、装着することができるのは、上位モデルに位置をするオーラの90周年記念車です。
私も実際にBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを使用したことがあるのですが、音の解像度が非常に高く、一瞬一瞬が鮮明に感じられます。
ギターの弦をかき鳴らす音やボーカルの息遣いまでリアルに再現され、まるでアーティストが目の前で演奏しているかのような臨場感があります。
また、ヘッドレストにスピーカーを備えているオーラの運転席は、ワンランク上の豪華さ&特別感があります。
もし車内のサウンド環境や見た目の豪華さにこだわるのなら、BOSEパーソナルプラスサウンドシステムを装着することができるオーラの方が良いのかなと思いました。
まとめ:運転席まわりの装備に違いがあるオーラとノートの90周年記念車
2024年5月にデビューをした新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席を比べてみたところ、次のような違いがありました。
■オーラとノートの90周年記念車の運転席の違い
・メーターのデザイン
・センターコンソールの表皮の素材
・BOSEパーソナルプラスサウンドシステム
新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車はどちらも、シートサイドにカッパー色のステッチをあしらった合成レザーシートを採用しているため、シートのデザインや座り心地に大きな差はありません。
ただ、上位モデルに位置をするオーラのみ電動パワーシートやBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを装着。(BOSEパーソナルプラスサウンドシステムはオプション)
また、運転席まわりの装備&機能にも違いが…。
そのため、上位モデルに位置をするオーラの90周年記念車の方が見た目の豪華さがあるように感じました。
このように新型オーラとノートe-POWERの90周年記念車の運転席は、様々な違いがあるので、どちらのモデルを購入しようかまとっている方は、試乗をして装備&機能の充実度などを確認してみてくださいね。
また、この2台のモデルは、後部座席まわりの装備&機能の差も大きいので、こちらもご注意を…。