2021年8月にデビューを果たしたに日産の新型オーラ(AURA)の魅力の一つは、他のクルマでは味わえない高級感＆上質感を演出した外装＆内装です。
ただ、「えっ!?プレミアムコンパクトカーで、これはないだろう！」と、物足りなさを感じた機能＆装備も…
今回デビューを果たした新型モデルを実際に見て、物足りなさを感じた機能＆装備は、何だったのでしょうか？また、どこに物足りなさを感じたのでしょうか？
日産からデビューを果たした新型オーラ(AURA)の残念に感じた機能＆装備を包み隠さずお話したいと思います。
目次
運転席【新型オーラの残念な装備＆機能１】
2021年8月にデビューを果たした新型オーラ(AURA)の残念な機能＆装備の一つは、運転席です。
この新型モデルは、下位モデルの”Gグレード”でも、合成レザーとツイード調の織物を組み合わせたファブリックシートを採用しており、ノートe-POWERよりもワンランク上の上質感＆高級感を味わえるようになっています。
■新型オーラのGグレードの運転席
また、最上位モデルに位置をする”Gレザーエディション”に採用されている本革シートで、スカイラインやエルグランドなど採用されている三層構造のウレタンを採用しており、高級車なみの座り心地を実現してます。
■新型オーラのGレザーエディションの運転席
シートの調整が手動式になっている新型オーラ
そんな新型オーラ(AURA)の運転席で残念だったことの一つが、シートの高さや前後の位置、背もたれのリクライニングをスイッチ一つで行うことができる電動パワーシートの用意がなかったことです。
ご覧いただければ分かると思いますが、この新型モデルの運転席は、電動パワーシートの用意がなく、全グレード手動式を採用。
■新型オーラの運転席の調整レバー
ちなみに、競合車・ライバル車の一つでもあるマツダのMAZDA2は、電動パワーシートをオプションで用意しているんですよね。
しかも、シートの位置を記憶しておくことができる”メモリー機能付き”です。
ちょっとコレは羨ましいですよね。
この新型モデルの車格や車体本体価格、コンパクトカーの中でのポジショニングを考えると、電動パワーシートは用意して欲しいところでした。
エアコン【新型オーラの残念な装備＆機能２】
エアコン/ヒーターも、今回デビューを果たした新型ノート オーラ(NOTE AURA)の残念に感じた機能＆装備の一つです。
この新型モデルは、2つのダイヤルを備えたフルオートエアコンを全グレードに標準装備しています。
■新型オーラのフルオートエアコン
ただ、エアコンに備わっている機能＆使い勝手に関しては、少し物足りなさを感じました。
左右独立式の温度調整機能の用意はなし
私がこの新型モデルのエアコンで気になったことの一つは、温度調節機能です。
今回デビューを果たした新型モデルのエアコンでは、高級車では当たり前についている運転席と助手席で別々に温度調整をすることができる左右独立式の温度調節機能の用意がなかったんですよね。
コンパクトカーで左右独立式の温度調節機能付きのエアコンを備えているクルマは、ほとんどありません。
ただ、新型オーラ(AURA)がプレミアムコンパクトカーを謳うのなら、ノートe-POWERと同じエアコンではなく、機能＆性能がワンランク上の左右独立式の温度調節機能を備えたエアコンを用意してもらいたかったです。
後部座席にエアコンの送風口の用意はなし
また、2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)は、後部座席まわりにエアコンの送風口の用意がありません。
なので、この新型モデルは、後部座席までエアコンの風が届きにくく、後部座席まわりが快適な温度になるまで時間がかかるのが気になるところでした。
ちなみに、新型モデルの後部座席には、ベースとなっているノートe-POWERにはなかったUSBポートが1つ用意されています。
■新型オーラの後部座席用のUSBポート
そのため、後部座席まわりの機能＆装備は、ベースのノートe-POWERより充実しています。
ただ、後部座席まわりにUSBポートを設置するのなら、エアコンの送風口も一緒に用意して、高級車に匹敵をする快適な後部座席にしてもらいたかったです。
ルームランプ【新型オーラの残念な装備＆機能３】
また、今回デビューを果たした新型ノート オーラ(NOTE AURA)の機能＆装備で気になったのは、夜間に車内を明るく照らしてくれるルームランプです。
■新型オーラのルームランプ
新型オーラのルームランプはすべて豆球
この新型モデルでは、ベースとなっているノートe-POWERと同様、オレンジ色に輝く豆球のルームランプが標準装備となっています。
■新型オーラのルームランプの点灯時の様子
ちなみに、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのフィット4(FIT4)では、青白く輝くLEDルームランプが標準装備されています。
■フィット4のルームランプ
このように比べてみると、ルームランプを点灯した時の上質感に大きな差がありますね。
また、車内の明るさにも大きな違いが…。
なので、LEDのヘッドライトを備えているホンダのフィット4と豆球のルームランプを備えている新型オーラ(AURA)では、車内で荷物を落とした時の探しやすさも全然違います。
この新型モデルでも、ディーラーオプションでルームランプをLEDに変更することができますが、競合車のフィット4のようにLEDルームランプくらいは標準装備にしてもらいたかったです。
まとめ：ところどころ物足りなさを感じる新型オーラの装備＆機能
競合車・ライバル車では味わうことができない上質感＆プレミアム感が魅力の日産の新型オーラ(AURA)ですが、物足りなさを感じる機能＆装備も…。
■新型オーラの残念な機能＆装備トップ３
・左右独立式の温度調整機能＆後部座席用の送風口がないエアコン
・豆球タイプのルームランプ
特に左右独立式の温度調節機能や後部座席用の送風口がないエアコンには、かなりガッカリしました。
プレミアムコンパクトカーを謳っている新型ノート オーラ(NOTE AURA)ですが、このように競合車・ライバル車よりも劣る機能＆装備もあるのでご注意を…。