【雰囲気に差が…】新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装比較

2024年7月にデビューをはたした新型オーラ オーテックと特別モデルとして登場した90周年記念車はどちらも、ブラックを基調にした高級感ただよう内装・インテリアになっています。

ただ、オーテックと90周年記念車では、車内の雰囲気に大きな違いが…。

また、この2台のモデルは備わっている装備＆機能も異なります。

特別モデルとしてデビューをしたオーテックと90周年記念車の内装・インテリアは、それぞれどのようなデザインをしているのでしょうか？また、装備＆機能にどのような違いがあるのでしょうか？

実車画像を使って、新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装・インテリアの違いを確認してみましょう。

新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装【デザインをチェック】

2024年7月にデビューをはたした新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装・インテリアは、それぞれ次のようなデザインをしています。

■新型オーラ オーテックの内装

■新型オーラ 90周年記念車の内装

冒頭でもお話した通り、オーテック＆90周年記念車どちらもブラックを基調にした上質感ただよう車内空間になっています。

ただ、オーテックと90周年記念車では、車内の雰囲気に違いがありました。

大人っぽい落ち着いた雰囲気の90周年記念車

日産の創立90周年を記念してデビューをした特別モデル”90周年記念車”の内装・インテリアの特徴のひとつは、シートやフロアカーペットなどに使用されているアクセントカラーです。

90周年記念車は、カスタム仕様のオーテックとは異なりカッパー色のアクセントカラーを採用。

■新型オーラ 90周年記念車のカッパー色のステッチ

そのおかげもあり、シックで落ち着きのある車内空間になっていました。

また、センターアームレストやドアトリムに織物を使用していることもあり、オーテックよりカジュアルな雰囲気の内装・インテリアになっていました。

スポーティさが魅力のオーテックの内装

一方、新型オーラ オーテック(AURA AUTECH)は、シートサイドやインパネ、ハンドルにブルーのステッチを採用しています。

■新型オーラ オーテックのブルーのステッチ

そのおかげもあり、オーテックらしいスポーティさただよう車内空間になっています。

また、カスタム仕様のオーテックは、センターコンソールの中央やフロントシートの背もたれにオーテックのエンブレムを入れて特別感を演出しているのも、嬉しいポイントのひとつでした。

新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装【装備の違いをチェック】

車内の雰囲気が異なる新型オーラ オーテックと90周年記念車ですが、備わっている装備＆機能のデザインや使い勝手も異なります。

オーテックと90周年記念車の装備は、どのような違いがあるのでしょうか？実写画像を使って、確認してみましょう。

インパネ・ダッシュボード

2024年7月にデビューをはたした新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装・インテリアの大きな違いのひとつが、インパネ・ダッシュボードのデザインです。

■新型オーラ オーテックのインパネ

■新型オーラ 90周年記念車のインパネ

とちらのモデルも、タブレット端末のようなバイザーレスタイプのメーターを備えるなど、近未来感あふれる見た目になっています。

ただ、ダッシュボードの加飾に違いがあり、特別仕様車の90周年記念車は、ダークブラウンの木目調パネルと織物をあしらったデザインに…。

■ダークブラウン色の90周年記念車のパネル

一方、カスタム仕様のオーテックは、見る角度や光の当たり具合によって青紫っぽく見える紫檀(シタン)柄のパネルを採用。

■紫檀柄の新型オーラ オーテックのパネル

インパネ上部は合成レザーがあしらわれており、特別仕様車の90周年記念車とはひと味違うスタイリッシュな雰囲気のインパネになっていました。

ハンドル・ステアリングホイール

また、ハンドル・ステアリングホイールも、新型オーラ オーテックと90周年記念車でデザインが異なる装備＆アイテムのひとつです。

■新型オーラ オーテックのハンドル

■新型オーラ 90周年記念車のハンドル

オーテック/90周年記念車どちらも、高級感ただよう本革巻きのハンドル・ステアリングホイールを標準装備しています。

ただ、カスタム仕様のオーテックは、ブルーのステッチをあしらっており、90周年記念車とはひと味違う特別感のある見た目になっていました。

■新型オーラ オーテックのハンドルのブルーのステッチ

センターコンソール

また、運転席と助手席の間にあるセンターコンソールも、新型オーラ オーテックと90周年記念車で異なる装備＆アイテムのひとつです。

■新型オーラ オーテックのセンターコンソール

■新型オーラ 90周年記念車のセンターコンソール

特別仕様車として登場した90周年記念車は、アームレスト部分に織物をあしらっているのに対し、カスタム仕様のオーテックは、合成レザーを採用。

■織物をあしらった90周年記念車のアームレスト

■合成レザーを採用のオーテックのアームレスト

そのおかげもあり、オーラ オーテックの方がスタイリッシュな見た目をしています。

ただ、合成レザーを採用しているオーラのアームレストは真夏の暑い日にベトベトとした肌触りになることもあり、使用感＆使い勝手に関しては、織物を採用している90周年記念車の方が良いように感じました。

ドア内側パネル

また、新型オーラ オーテックと90周年記念車は、ドア内側パネルのデザインも異なります。

90周年記念車はアームレストと同様、カジュアルな雰囲気をただよわせる織物をドアトリム部分やアームレスト部分を採用。

■新型オーラ 90周年記念車のドア内側パネル

センターコンソールと相まって、オーラ オーテックより柔らかい雰囲気の運転席まわりになっています。

一方、カスタム仕様のオーテックは、ブルーのステッチをあしらった合成レザーを採用。

■新型オーラ オーテックのドア内側パネル

センターコンソールやインパネとの相性も良く、90周年記念車よりスタイリッシュな運転席まわりになっていました。

シートの素材＆デザイン

2024年7月にデビューをはたした新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装・インテリアの大きな違いのひとつが、シートに使用されている素材と見た目のデザインです。

特別モデルとしてデビューをした90周年記念車は、“テーラーフィット”と名付けられた合成レザーシートを採用しているのに対し、カスタム仕様のオーテックは、本革シートを採用しています。

■テーラフィットを採用の90周年記念車

■本革を採用のオーテックのシート

ただ、90周年記念車に採用されているテーラーフィットの質感が非常に良いため、知らないとどちらも本革シートのように感じます。

また、シートの素材だけでなく、シートのデザインも異なります。

どちらのモデルも余計な模様などがないオーソドックスな見た目をしていますが、シートサイドに採用されているステッチのカラーが異なります。

カッパー色のステッチをあしらっている90周年記念車は、上品で落ち着いた雰囲気になっていたのに対し、ブルーのステッチをあしらったオーテックは、スポーティさがただよう見た目になっていました。

■90周年記念車のカッパー色のステッチ

■オーテックのブルーのステッチ

まとめ：内装の雰囲気に差がある新型オーラ オーテックと90周年記念車

2024年7月にデビューをはたした新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装・インテリアを比べてみたところ、次のような違いがありました。

■新型オーラ オーテックと90周年記念車の内装

カスタム仕様のオーテック特別モデルの90周年記念車どちらも、ブラックを基調にしたスタイリッシュな内装・インテリアになっています。

ただ、ブルーのアクセントカラーを使用しているオーテックとカッパー色をアクセントカラーに使用した90周年記念車では、車内の雰囲気に大きな違いが…。

新型オーラ オーテックと90周年記念車は、燃費や走りで大きな違いがないので、見た目の好みで購入するモデルを選ぶのが良いのかなと思いました。