2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)は、通信技術を活用した様々なサービスを受けることができる”ホンダ コネクト(HONDA Connect)”にも対応しています。
この新型モデルに用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)は別途月額料金がかかるのですが、スマホでエアコンをON/OFFすることができるなど、快適なカーライフを楽しむことができます。
ただ、この新型モデルに用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)を実際に使用してみると、色々と気になるところが…。
今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)の欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?
実際にこの新型モデルに用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)を実際に使用してみて気になった欠点&残念なところを、包み隠さず紹介したいと思います。
目次
ホンダコネクトディスプレーが必要【新型ヴェゼルのホンダコネクトの欠点1】
新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)の欠点&デメリットの一つは、この機能を存分に楽しむためには、メーカーオプションの純正ナビ”ホンダコネクト ディスプレー”が必要だと言うことです。
ディーラーオプションナビでは一部サービスが利用不可
今回デビューを果たした新型モデルでは、メーカーオプションで用意されている純正ナビ”ホンダコネクト ディスプレイ”だけではなく、ディーラーオプションのナビ”ギャザズ(Gathers)”でも、ホンダ コネクト(HONDA Connect)が利用できるようになっています。
■新型ヴェゼルのホンダコネクト ディスプレイ
■新型ヴェゼルのディーラーオプションナビ
メーカーオプションで用意されている”ホンダコネクト ディスプレイ”では、ホンダ コネクト(HONDA Connect)のすべてのサービスを利用することができます。
ただ、ディーラーオプションに用意されているナビでは、一部機能&サービスを利用することができないんですよね。
■ディーラーオプションナビで利用できないサービス
・Hondaアプリセンター
・車内Wifi
常に最新の地図データに更新してくれる自動地図更新サービスが、ディーラーオプションナビで利用することができないと言うのは、ちょっと残念ですよね。
ディーラーオプションナビの最上位モデル”VXU-215VZi”は、今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のために開発をされた専用デザインということを考えると、ホンダ コネクト(HONDA Connect)のすべてのサービスを利用できるようにしても良かったかもしれませんね。
スマホでのリモート操作機能【新型ヴェゼルのホンダコネクトの欠点2】
また、2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のホンダ コネクト(HONDA Connect)を実際に利用して残念に感じたことの一つが、スマホでのリモート操作機能です。
この新型モデルに用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)に申し込んで、専用アプリをダウンロードすると、ドアの施錠や開錠など、自分のスマホやiPhoneからリモート操作を行うことができます。
ただ、このリモート操作の使い勝手で少し物足りなさを感じるところもありました。
エアコンの温度設定
今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のホンダ コネクト(HONDA Connect)のリモート操作で残念に思ったことの一つが、エアコンの操作です。
この新型モデルでは、車外からスマホやiPhoneを使ってエアコンのON/OFFをすることはできるのですが、温度設定に関しては、「涼しい」・「標準」・「暖かい」の3段階からしか選べないようになっています。
個人的には、海外メーカーのコネクテッドサービスのように温度や風量の調整も細かく行えるようにして貰いたかったです。
ホンダ デジタルキーの使い勝手
また、今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のホンダ コネクト(HONDA Connect)では、自分のスマホをスマートキー代わりに利用をすることができる”ホンダ デジタルキー(HONDA デジタルキー)”を備えています。
この新型モデルに備わっているホンダ デジタルキー(HONDA デジタルキー)では、ドアの施錠/解錠だけではなく、エンジンの始動も行うことができるのですが、使い勝手で少し物足りなさが…。
と言うのも、この新型モデルのリモート操作は、Bluetooth(ブルートゥース)ではなく、インターネット回線を利用していているため、山間部や地下の駐車場など、ネット回線が繋がりにくい場所ではリモート操作ができません。
なので、ホンダは常にスマートキーを携帯することを推奨しています。
■新型ヴェゼルのスマートキー
ただ、スマートキーを常に携帯をするのなら、わざわざホンダ デジタルキー(HONDA デジタルキー)を利用する必要はないですよね。
例えば、デジタルキーでも行うことができるドアの施錠/解錠。
ドアの施錠/解錠に関しては、スマートキーを携帯しているのなら、スマホのアプリから行うよりも、ドアノブにタッチをした方がだんぜん早いです。
また、ホンダ デジタルキー(HONDA デジタルキー)を利用してのエンジンの始動も、ピンコードの入力などがあるため、スマートキーで発進する時よりも時間がかかります。
今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のホンダ デジタルキー(HONDA デジタルキー)は、未来感や先進感があるため、最初はワクワクすると思います。
ただ、使い勝手に関しては、普通のスマートキーの方が明らかに良いので、最終的にはスマートキーの方に戻っちゃうのかなと思いました。
車内Wifiのコスパ【新型ヴェゼルのホンダコネクトの欠点3】
また、2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)で気になったことの一つが、車内Wifiのコスパの悪さです。
新型ヴェゼルの車内Wifiは1ギガあたり330円
今回デビューを果たした新型モデルに用意されている車内Wifiは、スマホのように使用した通信料を後から支払うのではなく、事前に必要なギガ数を購入する形になっています。
そのため、「車内Wifiを利用しすぎて、後から莫大な通信料の請求書が届いた…」なんて心配はありません。
ただ、この新型モデルに用意されている車内Wifiは、1ギガあたり330円と、ちょっと高めの価格設定になっています。
1ギガなんて、ネットフリックスなどで映画を見たり、You tubeで動画を見ると、あっという間に使っちゃいますよね。
個人的には、もう少し通信料を抑えて、気軽に車内Wifiを使えるようにしてくれると、助かるのに…と、思ってしまいました。
使い放題プランもなし
また、今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されている車内Wifiで残念に思ったのが、用意されているプランです。
クルマのカテゴリーは異なりますが、日産の人気コンパクトカー”新型ノートe-POWER”の車内Wifiは、1日や1週間単位の使い放題プランが用意されていたんですよね。
■日産の新型ノートe-POWER
しかも、新型ノートe-POWERの車内Wifiは1日利用しても550円となっており、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)よりもお手頃な価格設定に…。
一方、今回デビューを果たしこの新型モデルのの車内Wifiは、先ほどもお話したとおり、事前に必要なギガ数を事前に購入するプランしか用意しておらず、通信制限のない使い放題プランはありません。
個人的には、事前に使用をするギガ数を購入するプランだけではなく、日産の新型ノートe-POWERのような1日や1週間単位の使い放題プランも用意して欲しいなと思っちゃいました。
まとめ:まだまだ改善の余地がある新型ヴェゼルのホンダコネクト
2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)は、このような欠点&デメリットがありました。
■新型ヴェゼルのホンダコネクトの欠点&デメリット
・リモートで細かい温度調節ができないエアコン
・スマートキーよりも劣るデジタルキーの使い勝手
・車内Wifiのコスパの悪さ
今回デビューを果たした新型モデルに用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)は事故に遭った時の緊急サポートや地図の自動更新など嬉しい機能もあります。
ただ、コスパが悪い車内Wifiやスマートキーよりも使い勝手で劣るホンダ デジタルキーなど欠点&デメリットもあるので、ご注意くださいね。
ちなみに、今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)に用意されているホンダ コネクト(HONDA Connect)は、無料で利用することができる12ヶ月のお試し期間が用意されています。
この12ヶ月のお試し期間を上手に活用して、ホンダ コネクト(HONDA Connect)に備わっている各機能&サービスの使い勝手を確認してみるのが良いかもしれませんね。