先代モデルより進化！新型ランクル300の注目の装備＆機能を徹底解説

あらゆる環境下においても確実に走りきる性能を備えているトヨタの新型ランクル300(Land Cruiser)ですが、最新の装備や機能を備えているのも魅力の一つです。

そのおかげもあり、この新型モデルは、非常に安心感があります。

今回デビューを果たした新型モデルは、どのような装備＆機能を備えているのでしょうか？また、この新型モデルに用意されている装備＆機能は、どこが優れているのでしょか？

14年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売をした新型ランクル300(Land Cruiser)の注目の装備＆機能を紹介したいと思います。

エンジンスターター【新型ランクル300の注目の装備＆機能１】

2021年8月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ランクル300(Land Cruiser)の注目の装備＆アイテムの一つが、エンジンスターターです。

■新型ランクル300のエンジンスターター

トヨタ初の指紋認証付きのエンジンスターターを採用

トヨタのランクルはリセールバリューが高いことから、盗難が多いクルマとしても有名です。

その盗難対策として、今回デビューを果たした新型モデルでは、事前に登録をした指紋情報と一致しなければエンジンが始動しない指紋認証機能付きのエンジンスターターをトヨタ車で初めて搭載。

今回デビューを果たした新型モデルは、より安全性の高いクルマに進化を遂げました。

指紋認証機能はAXグレード以上のモデルに標準装備

盗難の防止に役に立つ指紋認証機能付きのエンジンスターターですが、下位モデルに位置をするAXグレードから標準装備となっています。

上位モデルだけではなく、下位モデルも指紋認証機能が標準装備されているのは、うれしいですよね。

また、最廉価モデルに位置をする”GXグレード”は、指紋認証機能のないオーソドックスなエンジンスターターが標準装備となっているのですが、メーカーオプションで指紋認証機能を付けることが可能です。

メーカーオプション価格は2万2000円とお手頃なので、GXグレードの購入を検討している方は、指紋認証機能の装着を検討しても良いかもしれませんね。

3列目シート【新型ランクル300の注目の装備＆機能２】

また、3列目シートも、新型ランクル300(Land Cruiser)で大きく進化を遂げた装備＆アイテムの一つです。

■新型ランクル300の3列目シート

床下に収納になった新型ランクル300の3列目シート

今回デビューを果たした新型モデルの3列目シートの大きく進化を遂げたところは、シートの収納です。

先代モデルの3列目シートは、荷室・ラゲッジスペースの両サイドに跳ね上げるデザインになっていました。

■先代モデルの荷室・ラゲッジスペース

そのため、3列目シート収納時は、荷室・ラゲッジスペースの横幅が狭くなり、荷室の積載力が落ちるという欠点＆デメリットがありました。

しかし、今回デビューを果たした新型モデルの3列目シートの収納は、跳ね上げ式から床下に収納するタイプに進化。

■床下収納に進化したランクル300の荷室

そのおかげもあり、この新型モデルは、3列目シート収納時、まるでシートを取り外したかのようなスッキリとした荷室・ラゲッジスペースになりました。

3列目シートの収納＆展開も電動式

また、今回デビューを果たした新型モデルの3列目シートの収納＆展開は、下位モデルのAXグレードを除いたすべてのグレードで電動式となっております。

3列目シートの収納＆展開スイッチは、荷室の左側と3列目シート脇の2か所に用意。

■新型ランクル300の荷室のシート収納＆展開スイッチ

■新型ランクル300の3列目シート枠の収納＆展開スイッチ

荷室・ラゲッジスペース側からだけではなく、3列目シート側からでもシートの展開＆収納操作を行えるため、使い勝手は非常に良いように感じました。

電動パワーゲート【新型ランクル300の注目の装備＆機能３】

また、スイッチ一つで荷室・ラゲッジスペースを開け閉めすることができる電動パワーゲートも、今回デビューを果たした新型ランクル300(Land Cruiser)の注目の装備＆機能の一つです。

■新型ランクル300の荷室・ラゲッジスペース

■新型ランクル300の電動パワーゲートスイッチ

先代モデルは、上下2分割に開閉するテールゲートになっていたため、電動パワーゲートを装着することができなかったようです。

ただ、今回デビューを果たした新型モデルは、オーソドックスな上に跳ね上げるタイプのテールゲートに変更したおかげで、スイッチ一つで自動開閉することができる電動パワーゲートを装着することができたようです。

電動パワーゲートが備わっているのは上位モデルのみ

手軽にテールゲートを開閉することができるようになる電動パワーゲートですが、標準装備されているのは、ZXグレードとGRスポーツの2つのグレードのみです。

中間モデルに位置をするVXグレードでは、メーカーオプションで電動パワーゲートを用意しています。

■電動パワーゲートを装着できるモデル

一方、下位モデルに位置をするGXグレードやAXグレードでは、電動パワーゲートを装着することができないので、ご注意くださいね。

ZXグレードとVXグレードはハンズフリー機能も搭載

今回デビューを果たした新型ランクル300(Land Cruiser)は、オプションで用意しているVXグレードも含めて3つのグレードに電動パワーゲートを用意しています。

ただ、VXグレードとZXグレードでは、足の出し入れでテールゲートを開け閉めすることができるハンズフリー機能付きです。

なので、ZXグレードとVXグレードは、荷物で手がふさがっている状態でも簡単にテールゲートを開け閉めすることができます。

一方、オフロード仕様として用意されているGRスポーツ(GR SPORT)の電動パワーゲートには、ハンズフリー機能が用意されていないので、ご注意くださいね。

マルチテレインモニター【新型ランクル300の注目の装備＆機能４】

また、4つのカメラを駆使して周囲を映し出すマルチテレインモニターも、大きく進化を遂げたアイテムの一つです。

視認性が格段に良くなったアンダーフロアビュー

目視では確認することのできない車の周囲の死角を映しだしてくれる新型ランクル300(Land Cruiser)のマルチテレインモニターですが、大きく進化を遂げたのが、車体下の様子を映し出す”アンダーフロアビュー”です。

■新型ランクル30のアンダーフロアビュー

先代モデルでもアンダーフロアビューは用意されていましたが、カメラがアナログ式だったんですよね。

しかし、今回デビューを果たした新型モデルのアンダーフロアビューのカメラは、アナログ式からデジタル式に進化。そのおかげもあり、解像度が格段に良くなりました。

また、先代モデルでは確認することができなかった後輪まわりのフロアアンダービューを確認することができるようになったのも、新型ランクル300(Land Cruiser)の注目ポイントの一つですよ。

マルチテレインモニターの装着はAXグレード以上

このように様々な視点でクルマの周囲を確認することができる新型ランクル300(Land Cruiser)のマルチテレインモニターは、メーカーオプションで用意されている12.3インチのTコネクトナビを装着すると、一緒についてきます。

■新型ランクル300のTコネクトナビ

そのため、メーカーオプションのTコネクトナビを装着することができない最廉価モデルの”GXグレード”は、マルチテレインモニターも装着することができないので、ご注意くださいね。

まとめ：最新の装備＆機能を備えている新型ランクル300

走りの良さや見た目のデザイン性が注目されているトヨタの新型ランクル300(Land Cruiser)ですが、装備＆機能も大幅に進化を遂げています。

■新型ランクル300の注目の装備＆機能

床下にスッポリと収まる3列目シートやハンズフリー機能付きの電動パワーゲート、様々な角度から車の周囲を確認することができるマルチテレインモニターを備えたこの新型モデルは、先代モデルよりも格段に使い勝手が良くなったような感じが…。

走りだけではなく、この実用性＆快適性の高さも、新型ランクル300(Land Cruiser)が”陸の王者”と言われる所以(ゆえん)かもしれませんね。

また、今回デビューを果たした新型モデルは5つのグレードを用意していますが、用意されている機能や装備を見比べると、中間モデルに位置をするVXグレード以上のモデルがおすすめですよ。