2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)は、ハイブリッド車とガソリン車を用意していますが、6割以上の方がハイブリッド車の方を選んでいくそうですね。
そんな新型モデルのハイブリッド車には、乗らないと気がつかない様々な魅力があります。
逆に、「この機能は、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が良いかも…」と感じるところもありましたが…。
今回デビューを果たした新型モデルのハイブリッド車は、ガソリン車よりもどこが優れているのでしょうか?逆にガソリン車よりも劣ると感じたところは、どこなのでしょうか?
フルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車の特徴や魅力、欠点を包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型ステップワゴン ハイブリッドはココが凄い【ガソリン車にはない魅力とは?】
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車の外装&内装は、このようなデザインをしています。
■新型ステップワゴンのハイブリッド車の外装
■新型ステップワゴンのハイブリッド車の内装
この新型モデルのハイブリッド車の基本的なデザインや装備は、ガソリン車とそれほど大きな違いはありません。
ただ、乗り心地などは、まったくの別物に…。
そんな新型モデルのハイブリッド車の特徴や魅力、注目ポイントを紹介したいと思います。
静寂性&車内に侵入してくるノイズの小ささ
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車の特徴&魅力の一つは、静寂性&車内に侵入してくるノイズの小ささです。
この新型モデルの静寂性の良さを特に実感することができるのは、発進時や街中を低速域で走行している時です。
今回デビューを果たした新型モデルのハイブリッド車は、発進時や街中を運転している時はエンジンは駆動をせず、モーターのみのチカラで走行をします。
そのおかげもあり、発進時や街中を走っている時は、電気自動車並みに静かです。(耳を澄ますと、ヒューンっといった感じのモーター音は聞こえてきますが…。)
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車で驚いたのは、駆動している時のエンジン音です。
この新型モデルのハイブリッド車は、一定以上の加速をするとエンジンが駆動をして電力を生み出す仕様になっているのです。
■新型ステップワゴンのe:HEVシステムの特徴
ただ、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車は、発電をするのに4気筒エンジンを使用しています。また、発電をする際、エンジンが一気に高回転になるのを抑制するような仕組みになっているそうなんですよね。
■新型ステップワゴンのハイブリッド車のエンジン
そのため、アクセルを踏み込んで加速した時に駆動するエンジン音も、全く気になりません。
この車内の会話を妨げないノイズの小ささ&優れた静寂性は、ガソリン車にはないハイブリッド車ならではの特徴&魅力の一つなのかなと思いました。
ガソリン車よりも割安感のある乗り出し価格
また、毎月のガソリン代で元を取りやすい価格設定になっているのも、今回デビューをはたした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車の特徴&魅力の一つです。
この新型モデルのガソリン車とハイブリッド車の同グレードの車体本体価格を比較すると、ハイブリッド車の方が約38万円ほど高くなっているんですよね。
■ハイブリッド車とガソリン車の車体本体価格
ただ、この新型モデルのハイブリッド車は、自動車重量税&環境性能割が非課税になっていることもあり、乗り出し価格で比較すると、約24万5000円~約31万円くらいまで差は縮まるんですよね。
そのため、グレードによって若干差はありますが、この新型ステップワゴン(STEP WGN)は、約7万円km~約9万kmで元を取ることができちゃいます。
この割安感のある価格設定も、この新型モデルのハイブリッド車の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
ちなみに、ディーラーさんの話によると、ガソリン車との乗り出し価格の差が小さく、元が取りやすいというのが決め手になって、ハイブリッド車を購入していく方も大勢いるそうですよ。
新型ステップワゴン ハイブリッドのココが残念【ガソリン車より劣る欠点とは?】
電気自動車のような静かさなど、ガソリン車にはない魅力を備えている新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車ですが、ガソリン車よりも劣っていると感じるところもありました。
ガソリン車よりも劣るハイブリッド車の欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?私がこの新型モデルを確認して気になったところを、包み隠さずお話したいと思います。
1列目から2列目へのウォークスルー性
今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車がガソリン車よりも劣ると感じたのが、1列目から2列目シートへのウォークスルー性です。
この新型モデルのハイブリッド車は、旧型モデルと同様、運転席と助手席の間に長さ約40cm×高さ約15㎝のセンターコンソールボックスを備えています。
■ハイブリッド車のセンターコンソールボックス
そのため、ハイブリッド車の場合、1列目と2列目をウォークスルーする際は、このセンターコンソールをまたがないといけないんですよね。
一方、新型ステップワゴン(STEP WGN)のガソリン車は、運転席と助手席の間にセンターコンソールの用意はありません。
■ガソリン車の運転席と助手席の間のスペース
そのため、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が足の運びがスムーズにでき、移動がしやすいように感じました。
このウォークスルー性のしにくさは、この新型モデルのハイブリッド車の気になるところでした。
2列目シートの足元のスペースのスッキリさ
また、2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車で気になったのは、2列目シートの足元空間のスペースです。
この新型モデルのガソリン車の2列目シートの足元は、スッキリとしたフラットなスペースになっています。
■ガソリン車の2列目シートの足元空間
そのため、足を伸ばして座った時も非常に快適です。
一方、新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車は、フロントシートのフロア下にハイブリッドシステムを積み込んでいることもあり、2列目シートの足元がデコボコとしているんですよね。
■ハイブリッド車の2列目シートの足元空間
そのため、足を伸ばして座った時に若干の違和感が…。
また、新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車は、フロントシート下の部分が盛り上がっているこもあり、フロントシート下のトンネルが狭くなっているんですよね。
そのため、フロントシート下につま先を入れにくくなっています。
2列目シートを前方にスライドした際、ガソリン車よりも窮屈さを感じる2列目シートの足元空間(ニークリアランス)も、新型ステップワゴンのハイブリッド車の気になるところでした。
まとめ:気持ちが良い走りを楽しめる新型ステップワゴンのハイブリッド車
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイブリッド車は、このような魅力&メリット、欠点がありました。
■新型ステップワゴン ハイブリッド車の魅力のまとめ
・割安感のある価格設定
■新型ステップワゴン ハイブリッド車の欠点のまとめ
・居心地の悪さを感じる2列目シートの足元空間
今回デビューをはたした新型モデルのハイブリッド車は、ガソリン車よりもウォークスルーがしにくいなど欠点&デメリットもあります。
その一方、電気自動車と比べても勝るとも劣らない優れた静寂性やエンジン音の静かさなど、ガソリン車にはない魅力&メリットも…。
また、この新型モデルは、ガソリン車とハイブリッド車の乗り出し価格の差が小さく、元を取りやすくなっているのも好印象でした。
ちなみに、どれくらいの走行距離で元を取ることができるかは、グレードのよって違いがあるので、ご注意くださいね。