2016年8月に販売を中止をして以来、日本での発売が途絶えていたホンダのミドルクラスSUVの新型CR-V/CRVが、2年ぶりに復活しました。
今回新発売された5代目モデルは、歴代モデルで最大サイズに…。
そのおかげもあり、SUVらしい迫力とチカラ強さがあるデザインになっていました。
また、エレガントに輝くジュエルアイLEDヘッドランプを採用するなど、最近のホンダのトレンドをしっかりと取り入れているところも見逃せないポイントの一つだと思いました。
今回久しぶりに日本で発売された新型CR-V/CRVの外装・エクステリアは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、今回新発売された5代目モデルの外装・エクステリアには、どのような特徴があったのでしょうか?
2年ぶりに復活をしたホンダのミドルクラスSUVの新型CR-V/CRVの外装・エクステリアを確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
ホンダ新型CRV/CR-Vの外装インプレ:正面から
2018年8月にデビューをした新型CR-V/CRVの外装・エクステリアの正面からのデザインは、このようになっています。
■ホンダ新型CRV/CR-Vの外装:正面から
この新型モデルのフロントマスクには、最近のホンダのトレンドでもある薄型のヘッドライトとフロントグリルを標準装備。一目で見て、ホンダのクルマと分かるフロントマスクに…。
競合車・ライバル車の一つでもあるスバルの新型フォレスター(Forester)のような無骨さは無く、街乗りにピッタリなスタイリッシュな顔つきになっているように感じました。
また、この新型モデルは、兄弟車となるホンダの人気SUVのヴェゼル/ベゼルっぽい顔つきになっています。
■ホンダの新型ヴェゼル/ベゼルの外装・エクステリア
ただ、新型CR-V/CRVのフロントマスクには、メッキ加飾が施されており、ヴェゼル/ベゼル(Vezel)よりも高級感のあるデザインになっていいました。
また、今回新発売された新型モデルは全幅が1885mmとミドルクラスSUVの中で比較的大きな部類と言う事もあり、近くで見ると、思ったよりも迫力のある見た目になっていました。
洗練されたデザインになっているヘッドライト
また、今回新発売された新型CR-V/CRVの外装・エクステリアの注目の装備の一つが、ヘッドライトです。
この新型モデルでは、光を直接照射しないでレンズ内で複雑に反射させる”ジュエルアイLEDヘッドランプ”を採用。
■新型CR-V/CRVのジュエルアイLEDヘッドランプ
ジュエルアイLEDヘッドランプを標準装備しているこの新型モデルのヘッドライトを点灯してみると、このような感じに…。
■新型CR-V/CRVのジュエルアイLEDヘッドランプの点灯時の様子
かなりオシャレですよね。
また、夜間ドライブでは、このヘッドライトはかなり目立つと思います。
このように宝石を散りばめた様に華麗に光輝くジュエルアイLEDヘッドランプを備えているのは、競合車・ライバル車には無いこのクルマだけの優れた魅力の一つなのかなと思いました。
また、ワイド感がある5連式のフロントフォグランプも、高級感があって良かったです。
■新型CR-V/CRVのフロントフォグランプ
ホンダ新型CRV/CR-Vの外装インプレ:横から
また、今回新発売された新型CR-V/CRVを横から見ると、このようなデザインになっています。
■ホンダ新型CRV/CR-Vの外装:横から
この新型モデルは、サイドウィンドウ周り(サイドウィンドウモール)やサイドシルガーニッシュ部分にシルバーの加飾を施して高級感のあるデザインに…。
■新型CRV/CR-Vのサイドウィンドウモール
■新型CRV/CR-Vのサイドシルガーニッシュ
また、スパっと切断されたような断面を持つフェンダー部分が、とても印象的でした。
ただ、個人的には、フロントドアと後部座席用のドアの間にあるBピラーが塗装されておらずプラスチック感が残っていたのが、ちょっと残念。このクルマの車格を考えると、光沢感が出るピアノブラック調の塗装を施しても良かったのかなと思いました。
ちなみに、SUVらしさを演出するルーフレールは、最上位モデルの”EX マスターピース(EX Masterpiace)”のみ標準装備となっており、下位モデルのEXグレードでは、メーカーオプション設定になっているそうですよ。
■新型CRV/CR-Vのルーフレール
新型CRV/CR-Vでは、18インチのタイヤ&ホイールを標準装備
また、久しぶりに日本で発売された新型CR-V/CRVのサイドビューで印象的だったのは、タイヤ&ホイールのデザインです。
■新型CRV/CR-Vのタイヤ&ホイール
18インチということで、かなりインパクトのあるデザインに…。
この新型モデルのタイヤ&ホイールは、スタイリッシュさとSUVらしいチカラ強さを兼ね備えており、サイドビューの良いアクセントになっているように感じました。
ホンダ新型CRV/CR-Vの外装インプレ:後ろ姿
一方、今回新発売されたホンダのミドルクラスSUV新型CR-V/CRVの後ろ姿は、このようなデザインになっています。
■新型CRV/CR-Vの後ろ姿
この新型モデルの後ろ姿で印象的だったのは、縦に長いリヤコンビネーションランプです。
■新型CRV/CR-Vのリヤコンビネーションランプ
ディーラーさん曰く、「縦に長いテールランプは、新型CR-V/CRVのアイデンティティ(特徴)の一つなので、今回新発売された新型モデルでも縦長のリヤコンビネーションランプを採用しています。」との事。
実際にこの新型モデルのリヤコンビネーションランプやウィンカーを点灯してみると
このような感じに…。
縦に長いウィンカーは、ちょっと珍しいですよね。
サイズ的には大きく、また、インパクトもあるので、後方にいるクルマや歩行者、バイクからの視認性は良いと思います。
ただ、先代モデルよりもワイド感が増したフロントマスクとこの後ろ姿は、少しアンマッチな感じが…。個人的には、フロントマスク同様にワイド感を強調したドッシリとしたデザインの方が、今回新発売された新型モデルにはあっているのかなと思いました。
また、このガンダムチックな後ろ姿は良くも悪くもホンダ車っぽいなと思ったのですが、好みが分かれそうなデザインだなと思いましした。ちなみに、個人的には、この新型モデルの後ろ姿は、好みのデザインではありませんでした。
2018年8月に復活をしたホンダのミドルクラスSUV新型CR-V/CRVの外装・エクステリアを確認してみたところ、このようになっていました。
今回日本で新発売されたこの新型モデルは、メッキ調のパーツを上手にフロントマスクにあしらっていて、高級感・上質感のあるデザインに…。街乗りにピッタリなスタイリッシュなデザインになっているように感じました。
ただ、縦に細長いLEDリヤコンビネーションランプなど、好みが分かれそうな部分も多々あるので、試乗をする際は、外装・エクステリアのデザインにも注目をしてみてくださいね。
ちなみに、この新型CR-V/CRVはハイブリッド車とガソリン車で外装・エクステリアに僅かな違いがあります。(本当に僅かで言われないと気づかないくらいの差ですが…)
もし試乗に行く際には、このハイブリッド車とガソリン車のデザインの違いにも注目をしてみてくださいね。