2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、スポーツモデルらしい刺激的な走りを楽しめるのが魅力の一つです。
また、この新型モデルは、競合車・ライバル車よりも燃費性能も優れています。
そのため、毎月のガソリン代も抑えることができます。
そんな新型モデルの毎月のガソリン代は、だいたいどれくらいになるのでしょうか?また、また、この新型モデルと競合車・ライバル車のガソリン代では、どれくらい差があるのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)のガソリン代を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型オーラ ニスモのガソリン代【毎月いくらかかる?】
ガソリン代の計算には、燃費性能と1リットル当たりのガソリン代を用いて計算するのですが、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の燃費性能は、このようになっています。
■新型オーラ ニスモの燃費性能
この新型モデルの燃費性能は、実際の走行に近い燃費性能を表す”WLTCモード”で23.3km/Lとなっており、ベースのオーラ(AURA)よりも3.9km/Lほど少なくなっています。
■新型オーラ ニスモとオーラの燃費比較
ただ、この新型モデルは、燃費効率よりも走りの楽しさを重視したセッティングになっていることを考えると、このくらいの燃費性能の差が生じてしまうのは、仕方がないことなのかなと思いました。
新型オーラ ニスモの1kmあたりのガソリン代は約6.4円
ベースのオーラ(AURA)よりも燃費性能の劣る新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)ですが、ガソリン代を計算してみたところ、このようになりました。
■新型オーラ ニスモのガソリン代
今回デビューを果たしたこの新型モデルのガソリン代は、1kmあたり6.4円となっています。
ハイブリッド車として考えると、「新型オーラニスモの毎月のガソリン代は、少し高いかな…。」と思ってしまうかもしれません。
ただ、走りの楽しさを追求したスポーツモデルと言うことを考えると、これくらいの金額になってしまうのは、仕方がないことなのかもしれませんね。
新型オーラニスモのガソリン代はオーラより1000円高い
また、毎月のガソリン代は、使用目的やライフスタイル、お住まいの地域で大きく変わってきます。
ただ、平日は近所の買い物&週末に遠出した時の月間の走行距離は、500km~800kmくらいと言われています。
このような使い方をしたの新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の毎月のガソリン代は、3,200円~5,000円くらいになります。
一方、クルマ通勤をしている方など、毎日、それなりの距離を運転する方でも1ヶ月の走行距離は、だいたい1,000kmと言われています。
そして、毎月1,000kmした時のこの新型モデルのガソリン代は、だいたい6,400円となります。
ちなみに、この新型モデルのベースのオーラ(AURA)に毎月1000km乗った時のガソリン代は約5,500円となっており、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)よりも1,000円くらい安くなります。
■オーラ ニスモのベースモデルのオーラ
1ヵ月で1000円という価格差は、決して安い金額ではありません。
ただ、この価格差で、「走りの楽しさを買っている。」と、考えれば、決して高い金額ではないかもしれませんね。
新型オーラ ニスモのガソリン代【ライバル車とどれくらい違う?】
スポーツモデルとしては、まぁまぁ満足することができるガソリン代になっている日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)ですが、競合車・ライバル車と比較すると、どうなのでしょうか?
この新型モデルと競合・ライバル車のガソリン代を比較してみたところ、次のようになっていました。
■新型オーラ ニスモと競合車のガソリン代比較
ちなみに、ホンダからデビューを果たしたフィット モデューロX(FIT ModuloX)は、正式な燃費性能を公表していません。
ただ、ディーラーさんの話では、フィット モデューロX(FIT ModuloX)の燃費性能は、ベースのフィット4 ホーム(FIT4 HOME)とほぼ変わらないとのことなので、今回の比較では、フィット4 ホーム(FIT4 HOME)を参考に使わせていただきました。
ニスモよりもコスパが良いフィット モデューロX
ホンダのフィット モデューロX(FIT ModuloX)”の1kmあたりのガソリン代は5.2円と、この3台のモデルの中で一番コスパが良いクルマになっています。
そのため、1000km走行した時のガソリン代を比較すると、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)よりもフィット モデューロX(FIT ModuloX)の方が1000円以上安くなっています。
ただ、実際にこの2台のモデルを乗り比べてみると、この新型モデルの方が加速力もカーブを曲がった時の安定感も圧倒的に良いんですよね。
「スポーツモデルっぽいクルマに乗りたい!」と思っている方には、コスパに優れるフィット モデューロX(FIT ModuloX)は、非常に良いクルマです。
ただ、「刺激的な走りを楽しめる本格的なスポーツモデルに乗りたい!」と思っている方は、専用のチューニングをほどこした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の方が良いのかなと思いました。
ガソリン代の高さが気になるGRヤリス
新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)と競合車のガソリン代を比較して、かなりビックリしたのが、トヨタから発売されているGRヤリス(GR YARIS)です。
専用のターボエンジン&4WDシステムを搭載しているGRヤリス(GR YARIS)は、世界ラリー選手権に参戦するために開発されたクルマと言うこともあり、燃費性能は低めです。
そのため、今回デビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とは、毎月のガソリン代に倍くらいの差があります。
マニュアル車や4WD仕様など、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)にはない魅力があるトヨタのGRヤリス(GR YARIS)ですが、走りのコストパフォーマンスのバランスは、この新型モデルの方が取れているのかなと感じました。
まとめ:コスパの良さが光る新型オーラ ニスモ
2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)のガソリン代を確認したところ、このようになっていまいした。
■新型オーラ ニスモのガソリン代のまとめ
・普段使いした時のガソリン代は、約3,000円~約6,400円
・競合車よりもコスパは優れている
この新型モデルは、ベースのオーラ(AURA)とは異なる走りに特化した専用のチューニングをほどこしてたいこともあり、燃費性能は劣ります。
そのため、毎月のガソリンも高くなっています。
ただ、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の毎月のガソリン代は、トヨタのGRヤリス(GR YARIS)よりも安く、走りとコスパのバランスが非常に良く取れたクルマになっているのかなと思いました。
ちなみに、この新型モデルに用意されているレカロシート(RECAROシート)を装着すると、乗り出し価格は、かなり高くなります。ただ、走りやカーブを曲がった時の安定性などを考えると、装着する価値は十分にあると思いますよ。