2020年2月にホンダからデビューを果たした人気コンパクトカー新型フィット/フィット4は、クロスオーバーSUV仕様のモデルやラグジュアリーモデルなど、バリエーションにとんだ5つのグレードをラインナップしています。
なので、この新型モデルはグレードによって、外装・エクステリアのデザインや用意されている装備&アイテムに大きな違いがあります。
そんなホンダの新型フィット/フィット4の5つのグレード外装・エクステリアは、どんな違いがあったのでしょうか?実車画像を使って、この新型モデルの外装・エクステリアの違いを紹介したいと思います。
目次
フロントマスク【新型フィット4の外装の違い1】
フルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4は、グレードによって、フロントマスクのデザインに大きな差があります。
この新型モデルのフロントマスクには、どのような違いがあったのでしょうか?実車画像を使って、この新型モデルのフロントマスクの違いを紹介したいと思います。
ベーシック&ホームのフロントマスク
最廉価モデルに位置をする”ベーシック(BASIC)”と中間モデルに位置をする”ホーム(HOME)”では、フロントグリル部分を小さくして、キュートなフロントマスクを演出。
■ベーシック&ホームのフロントマスク
また、ベーシックとホームのフロントグリル部分には、クロームメッキ調の加飾が施されており、良いワンポイントアクセントになっていました。
また、この”ベーシック(BASIC)”と”ホーム(HOME)”では、光沢感の無いシンプルなフロントロアガーニッシュを標準装備。
■ベーシック&ホームのフロントロアガーニッシュ
他のグレードと比較すると高級感&上質感と言う点では見劣りをしますが、柔らかくキュートな見た目のためか、思ったよりも安っぽさは感じませんでした。
ネスのフロントマスク
一方、ライムグリーンをアクセントカラーに使ったインパクトがある見た目が印象的な新型フィット/フィット4のアクティブ仕様”ネス(NESS)”のフロントマスクは、このようなデザインになっています。
■ネスのフロントマスク
クロームメッキの加飾が施された小さなフロントグリルは、最廉価モデルの”ベーシック(BASIC)”や”ホーム(HOME)”と全く同じになっています。
また、ブラック塗装を施したフロントロアガーニッシュのデザインも、”ベーシック(BASIC)”&”ホーム(ホーム)”と同じになっています。
ただ、アクティブ仕様の”ネス(NESS)”は、LEDのフロントフォグランプを標準装備しており、”ベーシック(BASIC)”&”ホーム(ホーム)”よりも高級感&上質感のあるフロントマスクになっていました。
リュクスのフロントマスク
新型フィット/フィット4の最上位モデルに位置をする”リュクス(LUXE)”のフロントマスクは、このようなデザインになっています。
■リュクスのフロントマスク
一見すると、最廉価モデルの”ベーシック(BASIC)”や中間モデルの”ホーム(HOME)”と同じフロントマスクに感じるかもしれませんが、フロントマスクまわりの加飾に違いがありました。
“リュクス(LUXE)”と他のグレードのフロントマスク大きく異なるのが、フロントグリルを彩るメッキ調の加飾です。
他のグレードでは、クロームメッキ調の加飾を施していたのに対し、最上位モデルの”リュクス”LUXE”)では、キラリと輝くプラチナ調のクロームメッキを採用。
■プラチナ調クロームメッキのリュクスのフロントグリル
また、新型フィット/フィット4の最上位モデル”リュクス(LUXE)”では、光沢感のあるピアノブラック調の塗装を施したフロントグリルロアガーニッシュを採用しており、他のグレードよりも高級感&上質感のあるフロントマスクを演出していました。
クロスターのフロントマスク
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4のフロントマスクのデザインで、他のグレードと大きく異なるのがクロスオーバーSUV仕様のクロスター(CROSSTAR)です。
他のグレードではフロントグリルの開口部を小さくし、柔らかいフロントマスクを演出していましたが、クロスター(CROSSTAR)では、横桟タイプのフロントグリルを採用。
■クロスターのフロントグリル
また、このクロスオーバーSUV仕様のクロスター(CROSSTAR)では、樹脂製の専用デザインのフロントバンパーを装着しており、他のグレードとは一線を画した迫力のあるフロントマスクになっていました。
■クロスターの専用バンパー
ちなみに、この専用デザインのバンパーのおかげで、クロスオーバーSUV仕様のクロスター(CROSSTAR)は、他のグレードよりもボディサイズがひと回り大きくなっているので、ご注意くださいね。
サイドミラー【新型フィット4の外装の違い2】
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4では、グレードによって、サイドミラーのデザインに違いがありました。
ベーシック&ホームのサイドミラー
新型フィット/フィット4の最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”と中間モデルに位置をする”ホーム(HOME)”は、ボディカラーと同色のサイドミラーとなっています。
■ベーシック&ホームのサイドミラー
なので、最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”&中間モデルの”ホーム(HOME)”のサイドミラーは、他のグレードと比較すると、高級感やスタイリッシュさと言う点では見劣りします。
ただ、運転席からサイドミラーの開閉操作を行える”電動格納機能”はしっかりと備わっており、使い勝手や操作性に関しては、他のグレードよりも見劣りをしない作りになっていました。
ネスのサイドミラー
新型フィット/フィット4のアクティブ仕様”ネス(NESS)”のサイドミラーは、このようなデザインになっています。
■ネスのサイドミラー
ネス(NESS)のみに用意されているカラーバリエーション、ライムグリーンをアクセントカラーに使用した”アクセント2トーン”を選ぶと、サイドミラーは、ご覧の通りライムグリーンカラーに…。
ポップで遊び心のあるサイドスタイルを演出していました。
リュクスのサイドミラー
新型フィット/フィット4の最上位モデルに位置をする”リュクス(LUXE)”は、サイドミラーも専用デザインとなっています。
■リュクスのサイドミラー
ラグジュアリー仕様の”リュクス(LUXE)”では、フロントグリルと同様にプラチナ調のメッキ加飾をあしらった専用デザインのサイドミラーを装着。高級感ただようサイドミラーが目を引く、オシャレなサイドスタイルになっていました。
クロスターのサイドミラー
また、新型フィット/フィット4のクロスオーバーSUV仕様の”クロスター(CORSSTAR)”のサイドミラーも、専用デザインとなっています。
■クロスターのサイドミラー
このクロスター(CROSSTAR)のサイドミラーでは、ちょっとオシャレなシルバー塗装のサイドミラーを標準装備。
高輝度シルバー塗装を施した専用デザインのサイドミラーを装着しているクロスター(CROSSTAR)は、チカラ強さだけではなく、スタイリッシュさも兼ね備えた街中で映えるオシャレなクロスオーバーSUVとなっていました。
サイドスタイルの加飾&演出【新型フィット4の外装の違い3】
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4は、グレードによって、サイドスタイルの加飾&演出にも違いがありました。
ベーシック&ホームのサイドスタイルの加飾
新型フィット/フィット4の最廉価モデルに位置をする”ベーシック(BASIC)”と中間モデルに位置をする”ホーム(HOME)”のサイドスタイルには、メッキなどの加飾はなし。
■ホームのサイドスタイル
余計な加飾を排した”ベーシック(BASIC)”と”ホーム(HOME)”は、清潔感のあるスッキリとしたシンプルモダンなサイドスタイルになっていました。
ネスのサイドスタイルの加飾
新型フィット/フィット4のアクティブ仕様の”ネス(NESS)”のアクセント2トーンカラー仕様では、このモデルの特徴でもあるライムグリーンカラーのサイドシルガーニッシュを採用。
■ネスのサイドシルガーニッシュ
ビビットなライムグリーンをアクセントカラーに使用をした”ネス(NESS)”は、オシャレなランニングウェアのような爽やかで軽やかなサイドスタイルを演出していました。
リュクスのサイドスタイルの加飾
一方こちらが、新型フィット/フィット4の最上位モデルに位置をする”リュクス(LUXE)”のサイドスタイルです。
■リュクスのサイドスタイル
ラグジュアリー仕様の”リュクス(LUXE)”では、キラリと輝くプラチナ調のクロームメッキのサイドシルガーニッシュを装着。
爽やかさを感じる”ネス(NESS)”のサイドスタイルとは一変をして、厳か(おごそか)で高級感のあるサイドスタイルを演出していました。
クロスターのサイドスタイルの加飾
また、新型フィット/フィット4のクロスオーバーSUVスタイルの”クロスター(CROSSTAR)”は、他のグレードとは異なるサイドスタイルをしています。
■クロスターのサイドスタイル
この新型モデルの”クロスター(CROSSTAR)”では、大きく張り出した樹脂製&ブラック塗装を施したサイドシルガーニッシュとホイールアーチプロテクターを装着。
■クロスターのサイドシルガーニッシュ
■クロスターのホイールアーチプロテクター
樹脂製のサイドシルガーニッシュやホイールアーチプロテクターを装着したクロスター(CROSSTAR)は、クロスオーバーSUVらしいチカラ強くて、迫力のあるサイドスタイルとなっていました。
タイヤ&ホイール【新型フィット4の外装の違い4】
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4の外装・エクステリアの大きな違いの一つが、タイヤ&ホイールです。
この新型モデルでは4種類のタイヤ&ホイールを用意しており、グレードによって異なります。そんな新型モデルの各グレードのタイヤ&ホイールの違いをチェックしていきたいと思います。
ベーシックとホームのタイヤ&ホイール
新型フィット/フィット4の最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”と中間モデル”ホーム(HOME)”が履いているタイヤ&ホイールは、このようなデザインになっています。
■ベーシックとホームのタイヤ&ホイール
この新型モデルの最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”と中間モデル”ホーム(HOME)”では、スチールホイール(鉄チン)を標準装備。
ただ、このスチールホイールに被せてあるシルバー塗装のフルホイールキャップがとてもオシャレで、このクルマのイメージにあったスッキリとしたサイドスタイルを演出していました。
ネスのタイヤ&ホイール
ライムグリーンカラーのアクセントカラーが印象的な新型フィット/フィット4のアクティブ仕様”ネス(NESS)”では、このようなデザインのタイヤ&ホイールを標準装備しています。
■ネスのタイヤ&ホイール
最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”と中間モデル”ホーム(HOME)”とは異なる、”ネス(NESS)”では、スタイリッシュなアルミホイールを標準装備。
また、”ネス(NESS)が履いているホイールは、スタイリッシュで今にも走り出しそうな疾走感があるデザインになっているのが好印象でした。
リュクスのタイヤ&ホイール
また、新型フィット/フィット4のラグジュアリー仕様”リュクス(LUXE)”に備わっているタイヤ&ホイールは、このようなデザインになっています。
■リュクスのタイヤ&ホイール
最上位モデルの”リュクス(LUXE)”では、細いスポークが組み合わさった専用デザインのアルミホイールを標準装備。
繊細さを強調した細いスポークが、リュクスらしい上質で洗練されたサイドスタイルを強調していました。
クロスターのタイヤ&ホイール
新型フィット/フィット4のクロスオーバーSUV仕様”クロスター(CROSSTAR)”のタイヤ&ホイールは、このようなデザインをしています。
■クロスターのタイヤ&ホイール
クロスター(CROSSTAR)では、リュクスやネスと同様にアルミホイールを装着していましたが、他のグレードよりも迫力のあるデザインに…。スポークの切削面が美しく、クロスオーバーSUVらしい力強さと街中で映えるスタイリッシュさを兼ね備えたデザインになっていました。
ちなみに、この新型モデルに用意されているこの新型モデルは、グレードによってタイヤ&ホイールのサイズに違いが…。この新型モデルのタイヤについて、もっと詳しく確認したい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
後ろ姿【新型フィット4の外装の違い5】
また、2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4は、グレードによって後ろ姿にも違いがありました。
ベーシック&ホームの後ろ姿
最廉価モデルの”ベーシック(BASIC)”&中間モデルの”ホーム(HOME)”は、サイドスタイルと同様に余計な加飾のないシンプルな後ろ姿に…。
■ベーシック&ホームの後ろ姿
余計な加飾が無いベーシックとホームの後ろ姿は、清潔感があふれるシンプルモダンなデザインになっていました。
ネスの後ろ姿
一方、新型フィット/フィット4のアクティブ仕様”ネス(NESS)”の後ろ姿は、どのようになっていたのでしょうか?
こちらがライムグリーンのアクセントカラーを使用したアクセント2トーン仕様の”ネス(NESS)”の後ろ姿です。
■ネスの後ろ姿
ライムグリーンカラーのサイドシルガーニッシュを採用して爽やかさを感じるサイドスタイルになっていた”ネス(NESS)”ですが、リヤにはライムグリーンを使った装飾・加飾はなし。
“ベーシック(BASIC)”や”ホーム(HOME)”と同様に、”ネス(NESS)”もシンプルな後ろ姿になっていました。
リュクスの後ろ姿
新型フィット/フィット4のラグジュアリー仕様”リュクス(LUXE)”の後ろ姿は、このようなデザインになっています。
■リュクスの後ろ姿
最上位モデルの”リュクス(LUXE)”では、テールゲートの下部にプラチナ調クロームメッキカラーのガーニッシュを標準装備。
■リュクスのテールゲートロアガーニッシュ
ガーニッシュが一つ備わるだけで、リヤの印象が大きく異なりますよね。
最上位モデルの”リュクス(LUXE)”は、ラグジュアリー仕様と呼ぶのに相応しい高級感と上質感を備えた後ろ姿になっていました。
クロスターの後ろ姿
また、新型フィット/フィット4のクロスオーバーSUV仕様のクロスター(CROSSTAR)は、リヤも専用デザインになっています。
■クロスターの後ろ姿
このクロスター(CROSSTER)では、大きく後方に張り出した迫力のある樹脂製のリヤバンパーを装着。
■クロスターの専用デザインのリヤバンパー
クロスター(CROSSTAR)は、クロスオーバーSUVらしいどっしとチカラ強い後ろ姿になっていました。
まとめ:グレードによって見た目の雰囲気が全然違う新型フィット/フィット4
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4の外装・エクステリアは、このようなデザインになっていました。
また、加飾や装備などに差があるこの新型モデルは、グレードによって見た目のデザインや雰囲気、存在感が全然違います。
今回フルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4は個性的なデザインをした5つのグレードを用意しており、”見た目やデザイン”を選ぶ楽しみがあるのも、この新型モデルの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。