2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4は、後部座席にもUSBポートを用意しており、長時間ドライブでも快適に過ごせるようになっています。
また、この新型モデルでは、USBポートの使い勝手が良くなるように様々な工夫が…。
この新型モデルに用意されているUSBポートは、車内のどこに設置されていたのでしょうか?また、この新型モデルに用意されているUSBの性能や設置場所、使い勝手は、どうだったのでしょうか?
ホンダのフラッグシップモデル”新型フィット/フィット4″のUSBポートの性能や設置場所、使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。
ちなみに、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたこの新型モデルは、パワートレインやグレードによって、備わっているUSBポートの数が異なります。
この新型モデルの各グレードのUSBポートの設置個数の違いは下記の記事にまとめているので、気になる方は、確認をしてみてくださいね。
目次
新型フィット4の運転席まわりのUSBポートの性能&使い勝手をチェック
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4では運転席/助手席に座る人のためのUSBポートを1個、センターコンソールの前方に用意しています。
■フロントシート用のUSBポート
フロントシート用のUSBポートの使い勝手は良好
私がこのスペースのUSBポートを実際に使用して良いと思ったのは、USBとケーブルで接続をしたスマホやiPhoneをしっかりと置いておけるスペースを確保していたことです。
この新型モデルでは、USBポートのスグ下に大きいサイズのセンターコンソールトレイを用意。この収納スペースにケーブルで繋いだスマホやiPhoneを置いておくことが可能です。
■新型フィット4のセンターコンソールトレイ
実際にセンターコンソールトレイに私が持っているiPhoneを置いてみると、このような感じに…。
■USBと接続をしたiPhoneを置いてみた時の様子
収納スペースの広さもバッチリです。
USBケーブルを繋いだ状態でも、ラクにスマホ/iPhoneを置くことができちゃいます。
このようにケーブル接続したスマホやiPhoneを収納できるスペースをUSBポート近くにしっかりと用意しているのは、このクルマの良いところだと思いました。
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4に用意されているセンターコンソールトレイは、一般的なクルマよりも高い位置に設定。収納したスマホ/iPhoneを取り出しやすいようになっているのも好印象でした。
フロントシート用のUSBポートは普通充電タイプを採用
このように使い勝手の良い位置に設置されている新型フィット/フィット4のフロントシート用のUSBポケットですが、ちょっと残念だったのは、対応している電圧の範囲です。
今回フルモデルチェンジをして新発売をしたこの新型モデルの運転席まわりに用意されているUSBポートは、短時間に一気に充電する事ができる”急速充電仕様”ではなく、”普通充電仕様”に…。
ただ、このスペースに用意されているUSBポートは、充電だけではなく、ナビとスマホを接続して音楽や動画などを再生する時にも使用するようになっています。
そのことを考えると、急速充電タイプではなく、オーソドックスな普通充電仕様になっているのは仕方ないかもしれません。
ただ、個人的には、運転席まわりにも急速充電タイプのUSBポートも標準装備して欲しかったです。
ディーラーオプションでUSBポートを増設することも可能
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4の運転席まわりのUSBポートは、1個しか用意されていませんでしたが、ディーラーオプションでUSBポートを増設する事が可能です。
しかも、増設できるUSBポートは、普通充電タイプではなく、最大2.5Aまで対応した急速充電タイプです。
オプション価格も【6,600円+工賃】と比較的お手軽なお値段になっているので、「運転席まわりにもう一つUSBポートを欲しい!」と考えている方は、ディーラーオプション設定になっているUSBポートの購入を検討しても良いかもしれませんね。
新型フィット4 後部座席まわりのUSBポートの性能&使い勝手をチェック
一方、2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4では、センターコンソールトレイの後方に後部座席に乗車する人のためのUSBポートを用意しています。
■新型フィット4の後部座席用のUSBポート
運転席まわりでは1つしかUSBポートが用意されていませんでしたが、後部座席まわりには、2つUSBポートを用意。後部座席に乗車する人が、一人一つずつUSBポートを使用できるようになっていました。
後部座席まわりのUSBポートは急速充電対応
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4の後部座席に用意されているUSBポートは、最大で2.5Aまで対応している急速充電仕様に…。
ドライブ中、USBと接続したスマホやiPhoneを一気に充電できるのは、助かりますよね。
また、2.5Aまで対応しているので、スマホやiPhoneだけではなく、タブレット端末や携帯ゲーム機も充電できるようになっていたのも好印象でした。
スマホやiPhoneを置いておくための収納スペースを用意
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4では、USBと接続をしたスマホやiPhoneを置いておくための収納スペースを用意しているのも注目ポイントの一つです。
■新型フィット4のスマホ収納スペース
実際にこのスペースに私が持っているiPhoneを置いてみると、このような感じに…。
■iPhoneを収納してみた時の様子
深さもちょうど良く、収納したスマホ/iPhoneが取り出しやすくなっています。
また、この新型モデルのスマホ/iPhone用の収納スペースは、フロントシートのシートバックの高い位置に設置されており、手が届きやすくなっているのも良いと思いました。
ちなみに、新型フィット/フィット4の最上位モデル”リュクス(LUXE)”では、他のグレードとはスマホ/iPhoneの収納スペースの位置が異なるので、ご注意くださいね。
まとめ:新型フィット4のUSBポートは使う人のことを考えた設計に…
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット/フィット4に用意されているUSBポートの性能や配置場所、使い勝手を確認したところ、このようになっていました。
運転席まわりのUSBポートはオーソドックスな普通充電タイプになっていたのは少々残念でしたが、後部座席には、短時間で充電を行える急速充電タイプのUSBを採用。
また、充電中のスマホやiPhoneなどを収納しておくためのスペースを用意するなど、使い勝手を考慮した作りに…。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4はただ単にUSBポートを設置するだけではなく、ドライバーや乗車する人のことを考えた収納スペースを用意しているのも魅力の一つなのかなと思いました。