グレードで違う！シンプルになった新型ランクル300のメーターを実車画像で徹底解説

2021年8月にデビューを果たしたトヨタの新型ランクル300(Land Cruiser)は、シーケンシャルウィンカーや指紋認証機能付きのスターターボタンなど、様々な最新の装備＆アイテムを用意しています。

ただ、メーターのデザインに関しては、原点回帰したかのようなオーソドックスなデザインに…。

また、グレードによって、メーターのデザインに違いがありました。

今回デビューを果たした新型モデルのメーターは、どのようなデザインをしているのでしょか？また、グレードによって、どのような違いがあるのでしょうか？

トヨタからデビューを果たしたキングオブSUV新型ランドクルーザー300(Land Cruiser)のメーターのデザインや特徴、注目ポイントを紹介したいと思います。

新型ランクル300のメーター【特徴＆注目ポイントをチェック】

2021年8月にデビューを果たしたトヨタの新型ランクル300(Land Cruiser)のメーターは、2種類用意しており、グレードによってデザインが異なります。

2眼式を採用している上位モデルのメーター

ZXグレードなどの上位グレードは、左右に大きなタコメーターとスピードメーターを配した自発光タイプの2眼式のアナログメーターを標準装備しています。

■上位モデルに採用されている2眼式メーター

■2眼式メーターを採用しているグレード

最近トレンドのグラフィックがキレイなフル液晶のデジタルメーターと比較すると、先進性やスタイリッシュに欠けます。

ただ、オーソドックスなデザインになっている分、視認性は非常に良く、実用的です。

また、上位モデルに搭載されている2眼式メーターの中央には、7.0インチサイズの大きなマルチインフォメーションディスプレイが用意されおり、様々な情報を表示してくれるのも、この新型モデルの2眼式メーターの注目ポイントの一つですよ。

4眼式のメーターを採用している下位モデル

一方、AXグレードなど新型ランドクルーザー300(Land Cruiser)の下位モデルに採用されているメーターは、このようなデザインをしています。

■下位モデルに採用されているメーター

画像引用：https://www.gqjapan.jp

■4眼式メーターを採用しているグレード

下位モデルのメーターは、水温計や電圧計もサークル状のメーターで表示してくれるちょっとユニークな4眼式のメーターを採用しています。

この4眼式メーターは、どこか先代モデルの6連式のメーターを彷彿(ほうふつ)とさせるようなデザインに…。

ただ、下位モデルに採用されている4眼式のメーターは、中央に用意されているマルチインフォメーションディスプレイの画面が4.0インチと、上位モデルよりもひと回り小さいのが気になるところでした。

新型ランクル300の各メーターのデザインをチェック

このようにシンプルながらも使い勝手の良いデザインになっているトヨタの新型ランクル300(Land Cruiser)のメーターですが、各メーターは、どのようなデザインになっているのでしょうか？

また、マルチインフォメーションディスプレイの操作性＆表示項目は、どうなのでしょうか？

この新型モデルの中間モデル”VXグレード”に採用されている2眼式メーターを使って、各メーターを深堀りしていきましょう。

スピードメーター

今回デビューを果たした新型ランクル300(Land Cruiser)のスピードメーターは、このようなデザインをしています。

■新型ランクル300のスピードメーター

この新型モデルのスピードメーターは、時速180km/hｍで表示。

この新型モデルは、ホワイトの文字盤に赤の張りを採用したシンプルな見た目ですが、シンプルな分、視認性は、非常に良いです。

また、スピードメーターの中には、同じ赤い色の針で表示するガソリンタンクの残量計も設置。

こちらもシンプルなデザインながら、視認性は非常に良いように感じました。

タコメーター

新型ランクル300(Land Cruiser)の2眼式メーターの左側に備わっているエンジンの回転数を表すタコメーターは、このようなデザインをしています。

■新型ランクル300のタコメーター

この新型モデルのタコメーターは、スピードメーター同様、ホワイトの文字盤に赤の針を組み合わせたシンプルなデザインに…。

また、2眼式メーターの左側に備わっているタコメーターの内側には、水温計も用意されていました。

ちなみに、この新型モデルのタコメーターは、7000回転まで表示していますが、5800回転からレッドゾーンになっていました。

マルチインフォメーションディスプレイ

また、2021年8月にデビューを果たしたトヨタの新型ランドクルーザー300(Land Cruiser)は、タコメーターとスピードメーターの間に様々な情報を表示してくれるマルチインフォメーションディスプレイを備えています。

■新型ランクル300のマルチインフォメーションディスプレイ

ただ、この新型モデルに用意されているマルチインフォメーションディスプレイの画面サイズは、最近トレンドのフル液晶デジタルメーターのものと比較すると、ひと回り小さいです。

そのため、グラフィックの精巧さも視認性もフル液晶デジタルメーターを採用しているクルマと比較すると、若干劣ります。

先進性に関して、少し物足りなさを感じるこの新型モデルのマルチインフォメーションディスプレイですが、次のような表示項目を用意していました。

ちなみに、この新型モデルに用意されているマルチインフォメーションディスプレイは、と上下にカチカチと動かすトグルスイッチやその隣に備わっている矢印マークなどで操作をすることができますよ。

■燃費グラフ

■エコドライブインジケーター／航続可能距離

■安全システムステータス

■走行支援

■デジタル車速＆航続可能距離

■タイヤ空気圧表示

■操舵表示

■オーディオ表示

■メッセージ画面

■ドライブモード切替表示

ちなみに、ドライブモードを切り替えると、マルチインフォメーションディスプレイの画面下のラインのカラーが変わって、目でも楽しめるようになっていました。

■スポーツモードにした時のメーター

■エコモードにした時のメーター

まとめ：シンプルだけど視認性に優れた新型ランクル300のメーター

2021年8月にデビューを果たした新型ランドクルーザー300(Land Cruiser)に用意されているメーターは、このようなデザインをしていました。

■新型ランクル300メーターのまとめ

今回デビューをはたした新型モデルは2種類のメーターを用意していますが、どちらも自発光タイプのシンプルなデザインになっています。

なので、フル液晶デジタルメーターの採用を期待していた人は、少し物足りなさを感じるかもしれません。

ただ、この新型モデルに用意されているメーターは、シンプルな分、視認性＆使い勝手は、非常に良いように感じました。