日産の軽初！新型ルークスのインテリジェントルームミラー【サイズ＆価格、使い勝手を徹底解説】

2022年6月に日産の人気スーパーハイト系ワゴンの新型ルークス(ROOX)がマイナーチェンジをしましたが、その注目ポイントのひとつが、インテリジェントルームミラーをオプションで用意したことです。

そんな新型モデルに用意されているインテリジェントルームミラーを実際に使用することができたのですが、使い勝手は良好！

より安全で運転しやすいクルマに進化を遂げていました。

ただ、ルームミラーの見た目のデザイン性は、セレナやエクストレイルなど他の日産車に搭載されているものよりシンプルな感じが…。

今回デビューをはたした新型モデルの注目の装備”インテリジェントルームミラー”は、どのようなデザインをしているのでしょうか？また、この新型モデルのインテリジェントルームミラーの視認性＆使い勝手は、どうだったのでしょうか？

新しく生まれ変わった新型ルークス(ROOX)に搭載された新機能”インテリジェントルームミラー”の視認性や使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。

新型ルークスのインテリジェントルームミラー【デザイン＆サイズをチェック】

2022年6月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーは、このようなデザインをしています。

■新型ルークスのインテリジェントルームミラー

日産の軽自動車に初めて搭載されたこの新型モデルのインテリジェントルームミラーですが、次のような特徴＆魅力を備えていました。

ベゼルが備わったオーソドックスなデザインを採用

今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーの特徴＆魅力のひとつは、見た目のデザイン性です。

セレナやエクストレイル、キックスなど普通乗用車に備わっているインテリジェントルームミラーは、スタイリッシュな見た目を演出するベゼルレス デザインを採用していました。

■ベゼルレスな新型セレナのインテリジェントルームミラー

一方、今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーは、ベゼルが備わったオーソドックスなデザインに…。

■新型ルークスのルームミラー

そのため、普通乗用車に備わっているインテリジェントルームミラーと比べると、見た目のデザイン性は劣るように感じました。

サイズは普通乗用車とほぼ一緒

また、今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーのサイズを確認してみたところ、次のようになっていました。

■新型ルークスのルームミラーサイズ

今回デビューをはたした新型モデルのインテリジェントルームミラーの横幅は約22cm、高さは約7cmとなっており、普通乗用車とほぼ同じサイズに…。

ただ、普通乗用車のインテリジェントルームミラーと違い、この新型モデルのインテリジェントルームミラーはベゼルがついていたたため、普通乗用車のものよりもひと回り小さく感じてしまいました。

明るさや高さ調整スイッチは右下に設置

また、今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーで印象的だったのが、明るさや高さなどを調整するスイッチです。

セレナやエクストレイルなど普通乗用車に用意されているインテリジェントルームミラーは見た目のデザイン性を最優先したためか、スイッチの位置が少しわかりにくいんですよね。

一方、この新型モデルのインテリジェントルームミラーは、明るさなどを調整するスイッチのサイズが大きく、操作しやすいデザインに…。

■スイッチが分かりやすいルークスのルームミラー

また、この新型モデルのインテリジェントルームミラーのスイッチは運転席側に備わっているため、明るさなど調節操作がしやすくなっているのも好印象でした。

新型ルークスのインテリジェントルームミラー【視認性をチェック】

シンプルな見た目ながらも使い勝手がよさそうな新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーですが、視認性は、どうだったのでしょうか？

この新型モデルのインテリジェントルームミラーの見やすさ＆使い勝手を確認してきたので、紹介します。

確認できる範囲の狭さが気になるノーマルモード

2022年6月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーを普通の鏡として使用した時(=ノーマルモード)の視認性＆使い勝手は、このようになっています。

■新型ルークスのノーマルモード

この新型モデルはリヤガラスが大きいため、スーパーハイト系ワゴンの中でも比較的後方の視界＆視認性は、優れています。

■新型ルークスの後方視界

ただ、後部座席に同乗者がいる場合、荷室・ラゲッジスペースにたくさんの荷物を積み込んでいる場合は、やはり後方の視界は遮られてしまいます。

また、この新型モデルはCピラーが太く、また、後方の三角窓(リヤクォーターガラス)のサイズが小さいため、確認できる横の範囲が少し狭いの気になるところでした。

確認できる範囲の広いインテリジェントルームミラーモード

また、クルマの後方に備わったカメラの映像をルームミラーに映し出すインテリジェントルームミラーモードにした時の後方視界＆視認性は、このようになります。

■新型ルークスのインテリジェントルームミラーモード

今回デビューをはたした新型ルークス(ROOX)のルームミラーの下のレバーを操作して、インテリジェントルームミラーモードにすると、後部座席にいる同乗者や荷物に邪魔をされないスッキリとした後方視界に…。

また、この新型モデルのインテリジェントルームミラーモードは、確認することができる横の範囲が広いため、ノーマルモードの時より安心して運転をすることができます。

この新型モデルのインテリジェントルームミラーは、セレナやエクストレイルのインテリジェントルームミラーモードと比べると、表示されない黒枠の部分が大きいのが少し気になるところですが、十分に満足できる視認性＆使い勝手の良さを備えていました。

■新型セレナのインテリジェントルームミラー

新型ルークスのインテリジェントルームミラー【オプション価格をチェック】

十分に満足できる視認性を確保している新型ルークス(ROOX)のインテリジェントルームミラーですが、オプション価格はいくらだったのでしょうか？

この新型モデルに用意されているインテリジェントルームミラーのオプション価格を確認してみたところ、次のようになっていました。

■新型ルークスのインテリジェントルームミラーのオプション価格

インテリジェントルームミラーの価格はリーズナブル

今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)に用意されているインテリジェントルームミラーのオプション価格は3万8500円となっていました。

ちなみに、競合車・ライバル車のひとつでもあるホンダのインテリジェントルームミラー(正式名称はアドバンスドルームミラー)のお値段は、取付アタッチメント込みで約7万5000円となっています。

■Nボックスのアドバンスドルームミラー

画像引用：ホンダ公式ホームページ

このように見比べると、この新型モデルのインテリジェントルームミラーがいかに安いかが分かりますよね。

これくらいのお値段でスッキリ視界の安心＆安全なクルマにすることができるのなら、お金を惜しまずにインテリジェントルームミラーを装着しちゃった方が良いのかなと思いました。

ちなみに、この新型モデルのインテリジェントルームミラーはメーカーオプション設定となっているため、後付けすることができないのでご注意を…。

装着することができるのはハイウェイスター以上のグレード

今回マイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)は2WD/4WDどちらも、SグレードからハイウェイスターGターボまで7つのグレードを用意しています。

■新型ルークスの7つのグレード

ただ、メーカーオプションで用意されているインテリジェントルームミラーを装着することができるのは、迫力のある見た目が特徴のハイウェイスターのみ。

カジュアルな見た目が特徴の標準モデルは、インテリジェントルームミラーを装着することができないので、ご注意くださいね。

まとめ：視認性の良さ＆価格の安さが光るインテリジェントルームミラー

2022年6月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)の注目の装備”インテリジェントルームミラー”の視認性＆使い勝手を確認してみたところ、このようになっていました。

■新型ルークスのインテリジェントルームミラーのまとめ

今回デビューをはたした新型モデルのインテリジェントルームミラーは、普通乗用車とは異なる軽自動車専用デザインに…。

見た目のデザイン性はベゼルレス デザインを採用している普通乗用車のルームミラーより劣りますが、画面のキレイは、十分に満足できるレベルになっています。

オプション価格も約3万8000円とお手頃ですし、運転のしやすさや安全性を考えると、装着しない手はないのかなと思いました。

ちなみに、ディーラーさんの話によると、この新型モデルのインテリジェントルームミラは、一二(いちに)を争う人気オプションになっているそうですよ。