2019年4月にデビューを果たしたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4は、ハイブリッド車とガソリン車を用意していますが、車体本体価格の差が60万円以上とかなり大きくなっています。
ただ、エコカー減税などの違いもあり、車体本体価格にオプション代、諸経費を加えた見積もりの金額(=乗り出し価格)では、この2台のモデルの差が、若干小さくなっています。
そんな新型モデルのハイブリッド車とガソリン車の乗り出し価格は、それぞれいくらだったのでしょうか?また、ハイブリッド車とガソリン車では、乗り出し価格にどれくらいの差があったのでしょうか?
私が貰ってきた新型RAV4の見積もりを使って、ハイブリッド車とガソリン車の乗り出し価格の差を紹介したいと思います。
目次
新型RAV4 ハイブリッド車の見積もり公開【乗り出し価格はいくら?】
こちらが、今回私が貰ってきた新型RAV4のハイブリッド車の見積もりです。
■新型RAV4 ハイブリッドの見積もり
グレード:ハイブリッドG
今回私が貰ったのは、ハイブリッド車の最上位グレードに位置をする”ハイブリッドG”です。
ディーラーさん曰く、運転席の8ウェイパワーシートや電動でリヤゲートが開閉できる”パワーバックドア”など、機能や装備が充実しているため、人気が高いグレードになっているとの事。
また、ボディカラーも、このクルマの中で一二を争う人気カラーの”ホワイトパールクリスタルシャイン”でお願いいたしました。
今回の見積もりを貰う際にお願いをしたオプションは?
そして、この新型モデルの見積もりを貰う際、次のようなメーカーオプション&ディーラーオプションをお願いいたしました。
■今回の見積もりでお願いをしたメーカーオプション
ホワイトパールクリスタルシャイン特別塗装料 | 32,400円 |
■今回の見積もりでお願いをしたディーラーオプション
ナビ連動ETC車載器 | 22,464円 |
ETCセットアップ料金 | 2,700円 |
フロアマット (デラックスタイプ) | 27,000円 |
エントリーナビ ”NSCN-W68” | 97,848円 |
ディーラーオプション代合計 | 150,012円 |
今回の見積もりでは、メーカーオプション&ディーラーオプション合わせて、約18万円。基本的なアイテムのみを注文したので、オプション代はだいぶ抑える事できました。
ちなみに、ディーラーさんの話によると、メーカーオプション&ディーラーオプションあわせて50万円以上も注文していくお客さんも大勢いるそうですよ。
新型RAV4 ハイブリッドの乗り出し価格は?
このような条件で見積もりを貰った際の新型RAV4 ハイブリッドの見積もり金額(=乗り出し価格)は、次のようになっていました。
■新型RAV4 ハイブリッドの乗り出し価格
グレード:ハイブリッドG
車体本体価格 | 3,817,800円 |
オプション代合計 | 182,412円 |
諸経費&税金 | 123,712円 |
乗り出し価格 | 4,123,924円 |
今回私が貰った新型RAV4のハイブリッドGの乗り出し価格・見積もり金額は、約412万円。
このハイブリッドGは機能や装備が充実しているとはいえ、見積もりの値段だけを見ると、ちょっと高い感じが…。
また、オプション代をだいぶ抑えてこの金額なので、サンルーフや(電動ムーンルーフ)やデジタルインナーミラーなどのオプションを色々と装着すると、450万円を軽くオーバーしそうだなと思いました。
新型RAV4 ガソリン車の見積もり公開【乗り出し価格はいくら?】
一方、2.0リットルエンジンを搭載している新型RAV4のガソリン車の乗り出し価格は、いくらだったのでしょうか?
こちらが、私が貰ってきたガソリン車の見積もりです。
■新型RAV4 ガソリン車の見積もり
グレード:G
今回私が貰ってきたこの新型モデルのガソリン車の見積もりは、ハイブリッドGと同等に位置をする”Gグレード”です。
また、この2台のモデルの乗り出し価格の差を明らかにするため、ボディカラーもハイブリッド車と同じ”ホワイトパールクリスタルシャイン”を選び、オプションも全く同じにしました。
新型RAV4 ガソリン車の乗り出し価格は?
このような条件で新型RAV4のガソリン車の見積もりを貰ったところ、車体本体価格にオプション代と諸経費を加えた乗り出し価格は、このようになっていました。
■新型RAV4 ガソリン車の乗り出し価格
グレード:Gグレード
車体本体価格 | 3,202,200円 |
オプション代合計 | 182,412円 |
諸経費&税金 | 259,612円 |
乗り出し価格 | 3,644,224円 |
ハイブリッド車と同じ条件で見積もりを貰った時のガソリン車のGグレードの乗り出し価格は、約364万円。
400万円オーバーをしていた”ハイブリッドG”と比較すると、だいぶお手頃な値段設定になっているように感じました。
新型RAV4の乗り出し価格:ハイブリッド車とガソリン車の価格差はいくらだった?
今回私が貰ってきた新型RAV4の人気モデル”ハイブリッドG”と”Gグレード”の見積もりを見比べてみて実感をしたのですが、やはり乗り出し価格に予想以上の差が…。
■新型RAV4 ハイブリッドとガソリン車の乗り出し価格の差
ハイブリッド車 (ハイブリッドG) | 4,123,924円 |
ガソリン車 (Gグレード) | 3,644,224円 |
乗り出し価格差 | 479,700円 |
約48万円の差は、ちょっと大きいですよね。
実はハイブリッド車とガソリン車では、エコカー減税が異なるため、車体本体価格のみを比べた時と比べて、差は小さくなっています。
■新型RAV4のハイブリッド車とガソリン車の車体本体価格
ハイブリッドGの車体本体価格 | 3,817,800円 |
Gグレードの車体本体価格 | 3,202,200円 |
車体本体価格の差 | 615,600円 |
>>> ハイブリッドとガソリンで全然違う!?新型RAV4のエコカー減税をチェック
ただ、40万円以上もあるハイブリッド車とガソリン車の乗り出し価格の差を、ガソリン代などの維持費で元を取るのは、ちょっと難しいのかなと思いました。
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売されたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4のハイブリッド車とガソリン車の見積もりは、このようになっていました。
また、私が貰ってきた見積もりを使って、ハイブリッド車とガソリン車の乗り出し価格の差を比べてみたところ、予想以上の差が…。
ガソリン車よりも排気量が大きい2.5リットルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車のパワーや乗り心地の良さは魅力です。走りや乗り心地だけを考えたら、ハイブリッド車の方が断然に良いです。
ただ、ハイブリッド車の乗り出し価格は、競合車・ライバル車と比較しても、ちょっと高めになっています。また、ハイブリッドとガソリン車では、乗り出し価格に差があり、ガソリン代で元を取るのも難しくなっています。
なので、コスパ重視で新型RAV4のグレード選びをしようと考えている方は、ご注意くださいね。