2019年4月にデビューを果たした5代目新型RAV4のガソリン車の象徴的なアイテムの一つが、SUVらしいチカラ強さと気分を高揚させるような遊び心を兼ね備えたメーターです。
特にドライブモードを切り替えた時にメーター内に描かれる走行シーンをイメージしたようなグラフィックは、ハイブリッド車では味わえないガソリン車ならではです。
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4のガソリン車のメーターは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、ドライブモードを切り替えると、メーターは、どのように変化するのでしょうか?
実車画像を使って、専用デザインとなっているガソリン車のメーターを紹介したいと思います。
目次
新型RAV4ガソリン車のメーターのデザインをチェック
2019年4月にデビューを果たした新型RAV4のガソリン車のメーターは、このようなデザインになっています。
■新型RAV4のメーター
グレード:アドベンチャー
ガソリン車の上位モデル”アドベンチャー(Adventure)”やG系グレードでは、中央にスピードメーター、左右にタコメーターとガソリンタンクの残量計を配した3眼式メーターを採用。
■ガソリン車スピードメーター
■ガソリン車のタコメーター
■ガソリン車のガソリンタンクの残量計
ハイブリッド車では針やメーターの目盛り部分がブルーに加飾されていたのですが、このガソリン車では赤いカラーに…。
ハイブリッド車とは一味異なるSUVらしいチカラ強さとアグレッシブさを感じるデザインになっていたのが、印象的でした。
スピードメーターは、アナログ表示とデジタル表示を切り替える事が可能
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4のガソリン車の上位モデルに備わっているメーターは、スピードメーター部分が7.0インチのTFT液晶ディスプレイとなっている事もあり、アナログ表示とデジタル表示を切り替える事が可能です。
実際にスピードメーターをデジタル表示に切り替えてみると、このような感じに…。
■ガソリン車のアナログ表示のスピードメーター
■ガソリン車のデジタル表示のスピードメーター
アナログ表示とデジタル表示では、メーターの印象が大きく変わりますよね。
このように任意でメーターのデザインを変更できるようになっているのも、新型RAV4のメーターの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
スピードメーターの内部にはマルチインフォメーションディスプレイを採用
また、ガソリン車のメーターの中央に備わっている速度計の内側には、様々な情報を表示してくれるマルチインフォメーションディスプレイを標準装備しています。
ハンドル・ステアリングホイールの右側に備わっているスイッチを操作して、マルチインフォメーションディスプレイの表示画面を切り替えてみたところ、このような表示項目が…。
■エコドライブライブインジケーター/航続可能距離
■燃費グラフ
■4WD作動状態表示
■走行距離&走行時間
■運転支援システム連携表示
グラフィックがキレイなのはとても良いと思いましたが、ちょっと気になったのは、視認性です。
スピードメーターの内部にマルチインフォメーションディスプレイが搭載されている事もあり、”燃費グラフ”の画面など表示項目によっては、画面がゴチャゴチャとして見にくいのが、少々気になるところでした。
ハイブリッド車にな無い新型RAV4ガソリン車のメーターの魅力とは?
このようなデザインになっている新型RAV4のガソリン車のメーターですが、ハイブリッド車には無い魅力の一つが、ドライブモードを切り替えた時のグラフィックです。
ガソリン車の4WD仕様では、”ロック&ダート(ROCK&DIRT)”と”マッド&サンド(MUD&SAND)”と言う2つのオフロード用のドライブモードを用意しています。
■ガソリン車のドライブモード切替ダイヤル
そして、これらのドライブモードを選択すると、メーターのグラフィックが走行シーンをしたイメージしたものに変化するのですが、かなりインパクトのあるデザインになっていました。
“ロック&ダート(ROCK&DIRT)”や”マッド&サンド(MUD&SAND)”にした時のメーターは、どのようなデザインになっていたのか?実車画像を使って、紹介します。
ロック&ダートを選択時のメーター
こちらは、ドライブモードを”ロック&ダート(ROCK&DIRT)”にした時のメーターのデザインです。
■ロック&ダートモード選択時のメーター
この”ロック&ダート(ROCK&DIRT)”は岩場などの荒れた道仕様するモードという事もあり、スピードメーター部分には、ゴツゴツとした岩のグラフィックが…。
また、スピードメーターの周りやドライブモードを切り替える際に使用するダイヤル(マルチテレインセレクト)も連動して、ブルーカラーに変化。
■ロック&ダートモード選択時のダイヤル
“ロック&ダート(ROCK&DIRT)”を選択した時のメーターは、クールでスタイリッシュなデザインになっているのが印象的でした。
マッド&サンド選択時のメーター
また、新型RAV4のセンターコンソールに備わっているダイヤル(マルチテレインセレクト)を操作して、ドライブモードを”マッド&サンド(MUD&SAND)”にした時のメーターは、このようなデザインになります。
■マッド&サンド選択時のメーター
砂地や泥道での走行でスタックする事無く走り抜ける事を想定した”マッド&サンド(MUD&SAND)”を選択した時のメーターは、サンド(=砂)を連想させるようなグラフィックに…。
また、スピードメーター周りやダイヤルもイエローカラーに変化します。
■マッド&サンド選択時のダイヤル
イエローカラーに変化をしたメーターやダイヤル(マルチテレインセレクト)は、砂埃を舞い上げながらチカラ強く走り抜けていくようなデザインになっているのが印象的でした。
雪道を走行するのにピッタリなスノーモードも用意
また、新型RAV4のガソリン車の4WD仕様では、雪道を走破するに最適なスノーモード(SNOW MODE)を用意しているのですが、スノーモード専用のグラフィックを用意していました。
ドライブモードをスノーモード(SNOW MODE)に切り替えると、メーターは、このようなデザインに…。
■スノーモード選択時のメーター
“ロック&ダート(ROCK&DIRT)”や”マッド&サンド(MUD&SAND)”とは異なりメーター内部はノーマルモードと同じままだったのですが、スピードメーターの右上に雪の結晶のようなマークが…。
ただ、この雪の結晶のグラフィックは、他のドライブモードと比較して、ちょっと控えめなデザインになっているような感じが…。
個人的には、メーターの右上ではなく、”ロック&ダート(ROCK&DIRT)”や”マッド&サンド(MUD&SAND)”と同様にスピードメーター内にグラフィックを表示しても良かったのかなと思いました。
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4のガソリン車のメーターは、このようなデザインになっていました。
ハイブリッド車とは異なりガソリン車は、レッドをアクセントカラーに採用したアグレッシブなデザインのメーターを採用。また、ハイブリッド車には無い専用のグラフィックを用意しており、特別感を演出しているのも好印象でした。
もしこれからこの新型モデルの試乗に行かれる方は、ぜひとも専用デザインとなっているガソリン車のメーターにも注目をしてみてくださいね。