2020年2月にデビューを果たした新型フィット4(Fit4)は、インターネットを使った次世代通信サービス”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を用意しています。
ただ、この新型モデルに用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は、他のメーカーが提供しているものと比較して、ちょっと価格が高い感じが…。また、この”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を使用するには、様々な条件も…。
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の月額料金は、いくらだったのでしょうか?また、このサービスを使う際の注意点は、何なのでしょうか?
この新型モデルに用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の価格や注意点を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型フィット4のホンダ コネクトの価格はいくら?
新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は、事故を起こした時に専用のオペレーターに接続することができる”緊急サポートセンター”や、エアコンなどをスマホで操作することができる”リモート操作”が備わる次世代通信サービスです。
■新型フィット4のホンダコネクトに含まれるサービス
・リモート操作
・ALSOK駆けつけサービス
イザという時の安心感だけではなく、快適性もグッと高まる”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”ですが、使用料・月額料金を確認してみたところ、このようになっていました。
■ホンダコネクトの使用料(月額料金)
追加オプション(ALSOK駆けつけサービス) …330円(税込)
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に備わっている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は、”緊急サポートセンター”と”リモート操作”がセットになって、月額550円(税込み)から。
また、車上荒らしなどクルマの異常を感知した際にアルソック(ALSOC)のガードマンが現場に急行をする”ALSOK駆けつけサービス”は、月額330円(税込)の追加オプションとなっています。
なので、この新型モデルに用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”のサービスをすべて使うには、880円(税込み)の月額使用料がかかる計算となっていました。
新型フィット4のホンダコネクトは、ちょっと高め…
便利な”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”が月額880円で使えるようになると考えると意外とお得に感じるかもしれません。
ただ、他のメーカーと比較すると、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は、ちょっと高めの価格設定になっています。
例えば、2020年にフルモデルチェンジをしてデビューを果たすノート(NOTE)にも搭載が噂されている日産の次世代通信サービス”SOSコール”の利用料は、【33,000円/年額】です。
■日産のSOSコール
なので、年額で計算すると、日産車に搭載されている”SOSコール”の方が5,500円も安いことに…。
また、競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタのヤリス(YARIS)に用意されている次世代通信サービス”Tコネクト”の月額使用料は600円となっており、こちらもホンダコネクトよりも安い結果に…。(※Tコネクトの月額料金は、スタンダード+オペレーターサービスで計算)
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は競合車・ライバル車にもない便利な機能が用意されていますが、もう少し価格設定を抑えても良かったのかなと思いました。
また、この新型モデルに用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”は、月額料金のみの設定となっており、ちょっとお得な年間料金の用意が無いのも残念でした。
ホンダコネクトは初回申込から12か月間無料
ただ、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”では、初回申し込みから12か月間無料で、このサービスを利用できるキャンペーンを行っています。
特別な設定料や事務手数料もかかりませんし、また、解約・キャンセルも1年点検の時などにディーラーさんにお伝えするだけでOKなようです。
この新型モデルの”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を装着すると、真夏の暑い日に重宝をするエアコンのON/OFFの遠隔操作も行えるようになりますし、まずは気軽な気持ちでこのサービスを試してみても良いかもしれませんね。
新型フィット4の”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の注意点
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を使用するには、注意をしないといけないがあります。
そんな新型モデルに用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の注意点を紹介したいと思います。
【注意1】純正ナビを装着する
新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の注意点の一つは、装着するナビ(NAVI)です。
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型モデルで”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を使用するには、純正のディーラーオプションナビ”ギャザーズ(Gathers)”を装着しないといけません。
■新型フィット4の純正ナビ
パナソニックのストラーダ(Strada)や:ケンウッドの彩速ナビなどの市販ナビ、スマホやiPhoneの地図アプリでは、”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を装着することができないので、ご注意くださいね。
【注意2】ナビ装着用スペシャルパッケージも必要
また、新型フィット4(Fit4)の最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”&中間モデルの”ホーム(HOME)”では、メーカーオプション設定になっている”ナビ装着用スペシャルパッケージ”を装着しないと、”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を装着することができません。
つまり、下位2つのモデルで”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”を装着するには、純正のナビだけではなく、”ナビ装着用スペシャルパッケージ(オプション価格4万9500円)”も装着しないというわけです。
純正ナビに加えて、ナビ装着用スペシャルパッケージを装着しないといけないとなると、かなりの金額になりそうですね。
このように最廉価モデルの”ベーシック(BASIC)”と中間モデルの”ホーム(HOME)”では、さらに追加費用が発生するので、ご注意くださいね。
ちなみに、ネス(NESS)やリュクス(LUXE)、クロスター(CROSSTAR)などの上位モデルでは、ナビ装着用スペシャルパッケージが標準装備されているので、改めて装着する必要はありませんよ。
まとめ:新型フィット4のホンダコネクトは試してみる価値あり
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)に用意されている”ホンダコネクト(Honda CONNECT)”の月額料金を確認してみたところ、このようになっていました。
この新型モデルのホンダコネクト(Honda CONNECT)は、非常に使い勝手に優れた機能だと思いますが、競合車・ライバル車と比較すると、少し使用料が高すぎる感じが…。
個人的には、もう少し安い価格設定でも良いのかなと思いました。
ただ、この新型モデルのホンダコネクト(Honda CONNECT)では、12か月の無料期間が用意されています。純正ナビの装着を考えていた方は、気軽な気持ちで一度、ホンダコネクト(Honda CONNECT)を試してみても良いかもしれませんね。