2018年3月、冒険心をくすぐるデザインが魅力のスバルのミドルクラスSUV新型フォレスター(Forester)がフルモデルチェンジを行い、5代目がデビューをしました。
今回新発売されたターボ車が廃止され、2.0リットルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車”e-BOXER(eボクサー)”を採用。
また、ガソリン車に関しても、先代モデルでは、特別仕様車の設定になっていたX-BREAK(Xブレイク)が標準グレード設定にするなど、デザインや機能が異なる3つのグレードをラインナップ。
>>> 新型フォレスターX-BREAKの外装比較【他グレードとの違いは?】
どのグレードも魅力的なので、この新型モデルは、先代モデルよりグレード選びが難しくなったような感じがしました。
今回新発売されたスバルのミドルクラスSUV新型フォレスター(Forester)は、ハイブリッド車1種類、ガソリン車3種類の合計4つのグレードを用意していますが、どのグレードが一番おススメなのでしょうか?
乗り出し価格や機能、装備を見比べて、今回新発売された新型モデルのおススメのグレードを紹介したいと思います。
目次
新型フォレスターのおススメのグレードは何?【4つのモデルを比較】
先ほどもお話した通り、2018年6月にフルモデルチェンジをし5代目新型フォレスター(Forester)は、機能や装備、デザインが異なる4つのグレードを用意しています。
■新型フォレスターの4つのグレード
・ハイブリッド車
アドバンス(Advance)
・ガソリン車
プレミアム(Premium)
X-BREAK(Xブレイク)
ツーリング(Touring)
特徴が全く異なるこの5代目モデルの4つの中でどのグレードが一番おススメなのか、紹介したいと思います。
まず初めに購入候補から外れるのは…
フルモデルチェンジをして新発売された新型フォレスター(Forester)の4つのグレードの中で一番最初に購入候補から外れるのは、最廉価グレードの”ツーリンク(Touring)”です。
■新型フォレスターのツーリング
最廉価モデルに位置しているツーリング(Touring)も他のガソリン車と同様に2.5リットル水平対向エンジンを搭載しています。なので、走りや乗り心地が他のガソリン車よりも見劣りをするという事はありません。
また、最廉価モデルのこの”ツーリンク(Touring)”でも最新の安全装備システム”アイサイトVer.3″が標準装備されており、十分に満足できる安全性能を備えています。
ただ、外装や内装のデザインや機能は、ガソリン車の最上位モデルの”プレミアム(Premium)”よりも見劣りをします。
例えば、新型フォレスター(Forester)の最廉価モデルの”ツーリンク(Touring)”では、最近、多くのクルマで採用されているワンプッシュでエンジンを立ち上げる事ができるキーレスアクセス&プッシュスタートは、メーカーオプション設定になっています。
■フォレスターのキーレスアクセス&プッシュスタート
また、安全装備面を強化する”アイサイトセーフティプラス(運転支援)”も、プレミアムでは標準装備されるのに対し、この”ツーリンク(Touring)”では、メーカーオプション設定になります。
新型フォレスター(Forester)の最廉価モデル”ツーリング”の価格の安さ(車体本体価格:280万8000円)は、とても魅力的です。
ただ、メーカーオプション設定になっているこれらの機能を装着するのなら、わざわざ”ツーリンク(Touring)”を購入しないで、高級感溢れる見た目になるプレミアムを最初から購入すればよいのかなと思いました。
残りの3つのグレードの中で一番おススメなのは?
新型フォレスター(Forester)の最廉価グレードの”ツーリンク(Touring)”を購入候補から外すと、3つのグレードが残りますが、その中で一番のおススメは、何なのでしょうか?
正直に言いますと、この3つのモデルはどのモデルも魅力的なので、この中で一台を選ぶのは難しいです。乗り出し価格もほとんど同じですし…。
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なので、ご自身の好みで好きなグレードを選ぶのが一番良いと思います。
ただ、新型フォレスター(Forester)の3つの中で個人的に一番おススメなのは、今回新たに追加されたハイブリッドモデルの”アドバンス(Advance)”です。
■新型フォレスターのアドバンス
私がハイブリッド車の”アドバンス(Advance)”をおススメする理由の一つが、このモデルのみに用意されている装備”ドライバーモニタリングシステム”です。
このドリンバーモニタリングシステムとは、車内カメラでドライバーを常にモニターして、居眠りや脇見などの行動があれば、警報を発してくれる機能です。なので、ガソリン車よりも安全性の高い車になっています。
また、このドリンバーモニタリングシステムは、シートやエアコンの設定をメモリーしておく事ができ、運転席に座ると自動的に調整をしてくれます。
乗り心地や走破性も”アドバンス”の魅力の一つ
乗り心地や加速力の良さも、ハイブリッドモデルの”アドバンス(Advance)”の魅力の一つです。
高速道路でのパワーや加速力は、ハイブリッド車の”アドバンス(Advance)”よりもガソリン車の方が良いですが、市街地の運転は、このアドバンスの方が快適。
特にモーターで駆動をする発進時、踏み増した時のレスポンスの良さやスムーズさは、ガソリン車では味わえない”e-BOXER(eボクサー)”を搭載したハイブリッド車の大きな魅力の一つなのかなと思いました。
ちなみに、現在のところ、新型フォレスター(Forester)のハイブリッド車はガソリン車よりも納期・納車待ちが遅くなっているので、ご注意くださいね。
>>> 新型フォレスターの最新納期【ガソリンとハイブリッドで違いが!?】
2018年6月にフルモデルチェンジをして新発売された新型フォレスター(Forester)は、このように4つのグレードを用意していますが、おススメのグレードはこのようになりました。
スポーティーな運転感覚が楽しめるガソリン車も魅力的ですが、個人的には、今までのスバル車とは全く異なるスムーズ&静かな走りが楽しめるハイブリッド車の”アドバンス(Advance)”の方が魅力を感じました。