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新型ヴェゼルの航続可能距離は思ったよりも長くない?【競合車と比較】

スタイリッシュな見た目と車内空間の広さが魅力のホンダの新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)ですが、燃費性能は、競合車・ライバル車よりも少し劣ります。

そのため、航続可能距離(=一回の燃料補給で走行できる距離)も、思ったよりも長くありません。

今回デビューを果たしたこの新型モデルの航続可能距離は、どれくらいだったのでしょうか?また、競合車・ライバル車とどれくらい違いがあったのでしょうか?

2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の航続可能距離を確認してきたので、紹介したいと思います。

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新型ヴェゼルの航続可能距離をチェック

2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)はハイブリッド車/ガソリン車あわせて4つのグレードを用意しているのですが、各グレードの航続可能距離は、次のようになっていました。

■新型ヴェゼルの航続可能距離

新型ヴェゼルで一番航続可能距離が長いのはXグレード

今回デビューを果たした新型モデルのガソリンタンク容量は、2WD車/4WD車問わず全グレード”41リットル”となっております。

■新型ヴェゼルのガソリンタンク容量…41リットル

ただ、この新型モデルはグレードによって車体重量に違いがあるため、燃費性能にも違いが…。

■新型ヴェゼルの車体重量と燃費性能

その結果、ハイブリッド車の廉価モデル”Xグレード”のFF車の航続可能距離が、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の中で一番長くなっておりました。

ただ、廉価モデルに位置をするハイブリッド車の”Xグレード”と上位モデルに位置をする”Z”の航続可能距離は、8㎞しか違いがありません。

なので、航続可能距離を気にしてグレード選びをする必要なないのかなと思いました。

ガソリン車とハイブリッド車の航続可能距離の差は大きい

また、今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)はハイブリッド車だけではなく、ガソリン車も用意していますが、燃費性能の違いが大きいため、航続可能距離も約300kmほど異なります。

300kmと言われても数字が大きすぎて、あまりピンとこないと思いますが、東京から名古屋の少し手前くらいまでの距離がちょうど300kmです。

このように考えると、ハイブリッド車とガソリン車の航続可能距離の差は、かなり大きいですよね。

また、ディーラーさんの話によると、ハイブリッド車とガソリン車では、ガソリン車の方が給油するペースが2倍近く早くなるそうです。

乗り出し価格の安さ&コスパの良さは、ハイブリッド車にはないガソリン車の魅力の一つですが、この航続可能距離の長さは、ガソリン車にはないハイブリッド車の魅力&メリットの一つなのかもしれませんね。

カタログ値と実際の航続可能距離の差は小さい

このような後続可能距離になっていたホンダの新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)ですが、カタログ値と実際の航続可能距離の差は、思ったよりも小さいです。

先日、この新型モデルのガソリン車を試乗した時の航続可能距離を確認してみたのですが、満タン時のメーターの航続可能距離は566kmになっていました。

■新型ヴェゼルのガソリン車の航続可能距離

この566㎞と言うメーターの航続可能距離は、カタログ値の約83%にあたります。

このくらいの差だったら良いですよね。

ちなみに、ガソリン車の実際の航続可能距離の数値に基づいて、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の他のグレードの実際の航続可能距離を計算してみると、次のような結果に…。

■新型ヴェゼルの航続可能距離の実際値(推定)

カタログ値と比較すると、かなり少なくなってしまいましたが、コンパクトSUVと言うことを考えると、妥当な数値なのかなと思いました。

新型ヴェゼルと競合車の航続可能距離を比較【走行距離の差は予想以上】

このような航続可能距離になっていた新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)ですが、新型ヤリスクロス(YAIRS CROSS)など競合車・ライバル車の航続可能距離を比較すると、思ったよりも差がありました。

この新型モデルと競合車・ライバル車の航続可能距離には、どれくらいの違いあったか比較してみました。

航続可能距離が圧倒的に長いトヨタのコンパクトSUV

この新型モデルと他のメーカーのコンパクトSUVの航続可能距離を比較してみたところ、次のようになっていました。

■新型ヴェゼルと競合車の航続可能距離比較

今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)と日産の新型キックス(KICKS)の航続可能距離は、それほど大きな差はありません。

ただ、トヨタから発売されているコンパクトSUVと比較すると、大きな差が…。

特に新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)とC-HR/CHRとの航続可能距離の差は100km以上となっており、思った以上に違いがありました。

航続可能距離の違いの要因は燃費性能

今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)とトヨタの新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)やC-HR/CHRの航続可能距離の違いの要因の一つが、燃費性能の違いです。

■新型ヴェゼルと競合車の燃費性能

ご覧いただければ分かると思いますが、この新型モデルよりもトヨタの新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)やC-HR/CHRの方が燃費性能が良くなっています。

特に新型ヤリスクロスの燃費性能の差は、かなり大きいです。

■トヨタの新型ヤリスクロス

今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)は、電気自動車のような滑らかな走りや車内の広さなど、競合車・ライバル車にはない魅力を備えています。

ただ、コスパ(コストパフォーマンス)を考えると、燃費性能に優れるトヨタの新型ヤリスクロス(YARIS CORSS)やC-HR/CHRの方が良いのかなと思いました。

まとめ:競合車・ライバル車よりも劣る新型ヴェゼルの航続可能距離

2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の航続可能距離を確認したところ、このようになっていました。

■ホンダ新型ヴェゼルの航続可能距離のまとめ

・新型ヴェゼルの航続可能距離は、880km~1,000km
・航続可能距離が一番長いのは、ハイブリッド車のXグレードのFF車
・実際の航続可能距離は、カタログ値の約83%
・新型ヴェゼルの航続可能距離は、競合車よりも劣る

今回デビューを果たした新型モデルの航続可能距離は880km~1,000kmとなっており、コンパクトSUVとしては決して悪い値ではありません。

ただ、この新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)は競合車・ライバル車よりも後続可能距離が短いので、ご注意くださいね。

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