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【ケタ違いに良いと感じた3つの理由】新型デイズの乗り降り性能インプレ

2019年3月にフルモデルチェンジを果たした新型デイズ(DAYZ)は、車内の広さを活かした居住性の良さが魅力の一つです。

また、乗り降りのしやすさ(乗降性)も、ハイト系ワゴン車の中でトップクラスの良さを誇っています。なので、小さいお子さんから足腰に不安のある年配の方まで、安心して乗り降りできるクルマに仕上がっていました。

6年ぶりに新発売された2代目新型デイズの乗り降りのしやすさ(乗降性)は、どこが良かったのでしょうか?

実車画像を使って、日産の新型ハイト系ワゴンの乗降性が、競合車・ライバル車よりも優れていると感じた理由を紹介したいと思います。

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新型デイズのドア開口部の広さ

2019年3月にデビューを果たした2代目新型デイズ(DAYZ)の乗り降りのしやすさ(乗降性)を確認してみて良いと思ったのが、ドア開口部の広さです。

■フロントドアの開口部

■後部座席のドア開口部

このクルマの車高は競合車・ライバル車と同等のサイズとなっているため、ドア開口部も高さ、競合車・ライバル車とさほど変わりません。

■新型デイズと競合車の車高比較

日産 新型デイズ 1,640mm
スズキ ワゴンR 1,650mm
ダイハツ ムーブ 1,630mm
ホンダ Nワゴン 1,655mm

しかし、 このクルマは、競合車・ライバル車よりもホイールベースが広いこともあり、ドア開口部の横幅がひと回り広い感じが…。なので、体を大きく屈める必要がなく、スムーズに乗り降りをする事ができます。

また、フロントシート/後部座席どちらも、最大でドアが90度近くまで開ける事ができるのも、嬉しいポイントの一つ。

■新型デイズのフロントドア

■新型デイズの後部座席ドア

この広いドア開口部は、乗り降りをする際だけではなく、大きい荷物を助手席や後部座席に乗せる際にも重宝するのかなと思いました。

乗り降りがしやすい”掃き出しフロア”

また、2019年3月にフルモデルチェンジをして新発売された新型デイズ(DAYZ)で驚いたのが、後部座席の乗り降りのしやすさです。

一般的なクルマは、ドア開口部の下端部分(サイドシル)がフロアよりも数センチ高くなっており、乗り降りをする際、足を高く上げる必要があります。

しかし、今回新発売された新型モデルの後部座席では、ちょっと珍しいフロアとドア開口部(サイドシル)の段差がなくしたフラットな”掃き出しフロア”を採用。

■新型デイズの後部座席のフラットな掃き出しフロア

この画像を見ると、フロアと掃き出し口の高さがフラットになっているのが、分りますよね。

なので、クルマから降りる際、足を高く上げる必要がなく、そのまま横にスライドするだけで、スッと降りる事が可能です。

この新型モデルの後部座席のステップ高(地上からドア開口部の下端までの高さ)は、実測値で約365mmとなっており、ハイト系ワゴン車の中では標準的な数値となっています。

ただ、実際にこのクルマの後部座席の乗り降りのしやすさを確認してみたところ、数値以上の乗降性を備えているように感じました。

また、このフラットな”掃き出しフロア”は、小さいお子さんがいるご家庭や足腰に不安のあるご年配の方が乗り降りをする際には、助かるデザインなのかなと思いました。

ちなみに、新型デイズ(DAYZ)のフロントシートは、フラットな掃き出しフロアではなく、ドア開口部の下端(サイドシル)がフロアよりも高くなっているオーソドックスなデザインになっているので、ご注意くださいね。

移動がしやすいウォークスルー性

また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型デイズ(DAYZ)を確認してみて良いと思ったのが、ウォークスルー性です。

この2代目モデルのウォークスルー性で特に良いと感じたのが、後部座席です。

クルマによっては、後部座席の中央に大きな盛り上がり(=フロアトンネル)があり、左右の移動がしにくい場合があります。

■ウォークスルーを妨げるフロアトンネル

しかし、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型デイズ(DAYZ)では、フロアトンネルがなく、フラットなフロアに…。

■新型デイズの後部座席のフロア

しかも、この新型モデルは、後部座席の足元空間(ニークリアランス)が広いため、車内を移動する際の足の運びがとてもラクです。

■後部座席の足元空間の広さ

>>> 新型デイズの後部座席は広い!?スライド&足元空間を計測してみた

クルマを道路の路肩に止めた際、交通量が多くて、運転席側からなかなか降りられない…なんて事、ありますよね。

そのような時、この新型モデルでは、スルスルスル~~っと助手席側に横移動をして、サッと降りられるのは、とても良いと思いました。

ちなみに、ベンチシートを採用しているこの新型モデルのフロントシートのウォークスルー性も悪くありません。シフトレバーなどが配置されているセンタークラスターの張り出しもそれ程大きくないですし…。

■新型デイズのフロントシート

ただ、フロアがフラットではなく、中央部分が盛り上がっている事もあり、フロントシートのウォークスルー性は、後部座席よりも若干劣るのかなと感じました。

■フロントシートの足元空間

2019年3月にフルモデルチェンジをして新発売された日産のハイト系ワゴン新型デイズ(DAYZ)の乗り降りのしやすさ(乗降性)は、このようになっていました。

この新型モデルでは、約90度まで開く事ができるフロントドアや後部座席ドアを採用するなど、乗り降りがしやすいように様々な工夫が…。

特に、フロアとドア開口部(サイドシル)の段差を無くしたフラットな”掃き出しフロア”を採用している後部座席の乗り降りのしやすさは、競合車・ライバル車と比較にならないくらい良かったです。

乗り降りに不安がある小さいお子さんやご年配がいる方には、是非ともこのクルマの乗り降りのしやすさ(乗降性)を確認してもらいたいなと思いました。

>>> バリエーションは豊富!?新型デイズのシートアレンジを実際に試してみた

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