2021年4月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”は、グレージュをあしらった内装や圧倒的な開放感など、他のグレードにはない魅力やメリットが満載です。
ただ、この新型モデルの最上位モデル”プレイ(PLaY)”には、他のグレードにはない欠点&デメリットも…。
この新型モデルの最上位グレード”プレイ(PLaY)”には、どのような欠点&デメリットがあるのでしょか?また、購入前にしっかりと確認をしておかないといけないことは、なんだのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”の欠点&デメリットを、包み隠さずお話したいと思います。
目次
納期の長さ【新型ヴェゼル プレイの欠点1】
今回デビューを果たした新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”の欠点&デメリットの一つは、納期の長さです。
プレイの納期は約1年待ち
この新型モデルの最上位グレードに位置をする”プレイ(PLaY)”の納期・納車待ちは、他のグレードよりも納期・納車待ちが圧倒的に長く、現時点で約1年待ちとなっています。
納期・納車待ちが1年待ちというのは、ちょっと驚きですよね。
先日、なぜ”プレイ(PLaY)”の納期・納車待ちだけが圧倒的に長いのか気になったので、この新型モデルの見積もりをもらった際にディーラーさんに質問をしてみたところ、想定をしていたよりも注文が多く入ったことが原因のようです。
また、パノラマルーフやツートンカラーなど、他のグレードとは異なる作業工程が発生するため、工場での生産枠が限られてしまっているのも、納期・納車待ちが短くならない原因のようですよ。
■プレイ専用装備のパノラマルーフ
納期・納車待ちが短くなる可能性もあり
ただ、ディーラーさんの話によると、工場での新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の生産台数の枠を見直して、納期・納車待ちが圧倒的に長い”プレイ(PLaY)”を増産する話もあるそうです。
一気に、納期・納車待ちが2~3月くらいになるわけではないと思いますが、ZグレードやXグレードなど他のハイブリッド車との納期・納車待ちとの差が短くなる可能性は、十分にあると思いますよ。
純正ナビを標準装備【新型ヴェゼル プレイの欠点2】
また、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”は、9インチワイドの純正ナビ”ホンダコネクト ナビ(Honda CONNECT NAVI)”が標準装備となっているのも、注意しないといけないポイントの一つです。
■プレイに標準装備の9インチワイドナビ
新型ヴェゼルの純正ナビはエンターテイメントに弱い
メーカーオプションで装着すると20万円以上もする9インチワイドの純正ナビが標準装備されているのは、一見すると、非常に良いように感じます。
トラブル時にロードサービスを受けることができる”Honda Total Care”などのサービスも、ナビから操作することができますしね。
ただ、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”に標準装備されている純正ナビは、スマホ/iPhoneの接続が前提となっており、CDやDVD、Blu-ray(ブルーレイ)のプレイヤーの用意はありません。
また、スマホやiPhoneの画面をそのまま車の大きなディスプレイに表示(=ミラーリング)することができるHDMIケーブル用のソケットの用意もありません。
機能性&使い勝手に優れる新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”に用意されている9インチワイドの純正ナビですが、CDやDVDを使用することができないのは、少々残念に感じました。
ディーラーオプションのナビはCD/DVDを挿入可能
最上位モデル”プレイ(PLaY)”では装着をすることができませんが、ナビが標準装備となっていない他のグレードのために、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)では、ディーラーオプションナビ”Gathers(ギャザズ)”も用意しています。
■新型ヴェゼルのディーラーオプションナビ
しかも、純正ナビとは異なり、この新型モデルに用意されている”Gathers(ギャザズ)”の9インチワイドサイズの最上位モデル”VXU-215VZi”は、CDやDVDのプレイヤーが装着されているですよね。
また、ディーラーオプションナビも”ホンダ コネクト(Honda CONNECT)”に対応していますし、それ以外の機能や性能にも大差ありません。
なので、純正ナビではなく、ディーラーオプションナビの”VXU-215VZi”の方を好んで装着していくお客さんも大勢いるそうです。
新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)のディーラーオプションで用意されているナビ”Gathers(ギャザズ)”の性能の良さを知ってしまうと、ナビが元から付いているのは、メリットではなく、デメリットに感じてしまう人も大勢いるのかなと思ってしまいました。
Zグレードより機能&装備が劣る【新型ヴェゼル プレイの欠点3】
また、Zグレードよりも機能&装備が劣るのも、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”の欠点&デメリットの一つです。
快適装備&安全装備はZグレードの方が上
見た目のデザインに大きな違いがあるこの新型モデルのプレイ(PLaY)とZグレードですが、Zグレードのみに用意されている機能や装備がたくさんあります。
■Zグレードのみに用意されている主な機能&装備
・雨天検知機能付きのワイパー
・アクティブコーナリングライト
・オートレベリング機能付きのLEDヘッドライト
新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”でもフルオートエアコンが標準装備されていますが、運転席と助手席で別々に温度を調節することができる”左右独立温度調整機能”が備わっているのは、Zグレードののみです。
■Zグレードのエアコン
■プレイ(PLaY)のエアコン
また、Zグレードのみ、コーナーを曲がる際、進行方向を照らしてくれるアクティブコーナリングライトや、ヘッドライトの照射範囲を自動で照らしてくれる”オートレベリング機能”が備わっていました。
コストパフォーマンスはZグレードの方が上
先日、新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”と”Zグレード”の見積もりをもらってきたのですが、できるだけ条件を同じにした時の2台のモデルの乗り出し価格の差は、約20万円となっていました。
ただ、プレイ(PLaY)よりもZグレードの方が機能や装備が充実していることを考えると、プレイ(PLaY)にこの20万円の差の価値があるかどうか少し疑問が…。
遊び心のある内外装や開放感は、他のグレードにはないプレイ(PLaY)だけの魅力&メリットの一つですが、コスパ(コストパフォーマンス)に関しては、最上位モデルのプレイ(PLaY)よりもZグレードの方が圧倒的に優れているように感じました。
まとめ:色々と欠点&デメリットも見え隠れする新型ヴェゼルのプレイ(PLaY)
新型ヴェゼル/ベゼル(VEZEL)の最上位モデル”プレイ(PLaY)”には、パノラマルーフを活かした圧倒的な開放感や遊び心あふれるデザインなど、他のグレードにはない様々な魅力があります。
ただ、最上位モデルのプレイ(PLaY)には、次のような欠点&デメリットも…。
■プレイ(PLaY)の欠点&デメリットのまとめ
・ナビを選ぶことができない
・Zグレードよりも劣る機能&装備
特に機能&装備に関しては、一つ下のグレード”Zグレード”と大きな差があるので、購入後に後悔しないようご注意くださいね。
ちなみに、ディーラーさんの話によると、プレイ(PLaY)の納期の長さや機能&装備の違いを聞いて、Zグレードの変更するお客さんは結構いるみたいですよ。