ノートe-POWERから派生をしたプレミアムモデルの新型オーラ(AURA)は車体本体価格が高いにも関わらず、ノート全体の半場台数の4割~5割前後を占める人気モデルとなっています。
また、購入した人の満足度が高いのも、新型オーラ(AURA)を購入した人の特徴のひとつです。
ただ、プレミアムコンパクトカーを謳う新型ノートe-POWER(E13型)ではなく、ベースモデルのノートe-POWERを購入した方が良い人も…。
ノートの上位モデルとして販売された新型オーラ(AURA)は、どのような人におすすめなのでしょうか?逆に新型オーラ(AURA)ではなく、ベースモデルのノートe-POWER(E13型)を購入した方が良い人は、どんな人なのでしょうか?
ノートe-POWERの上位派生モデルの新型オーラ(AURA)をを購入した方が良いおすすめの人を紹介します。
目次
新型オーラ(AURA)はこんな人におすすめ!【購入して満足する人とは?】
日産の人気コンパクトカーのノートe-POWERと派生モデルの新型オーラ(AURA)の外装&内装は、このようなデザインをしています。
■新型オーラの外装・エクステリア
■新型オーラの内装・インテリア
3ナンバーサイズのボディサイズや迫力のあるタイヤ&ホールなどなど…、新型オーラ(AURA)には、ベースモデルの新型ノートe-POWERでは味わうことができない様々な魅力があります。
ディーラーさんにも色々と聞いてみたのですが、プレミアムモデルの新型オーラ(AURA)は、次のような方におすすめです。
内装・インテリアの質感にこだわる人
ワンランク上の上級モデルからの乗り換えの人など内装・インテリアの質感にこだわる方は、ベースモデルの新型オーラ(AURA)ではなく、ノートe-POWERの方が絶対に良いです。
と言うのも、ベースモデルのノートe-POWERは、特別な装飾・加飾がないプラスチック感が強いインパネ・ダッシュボードをしているんですよね。
■ノートe-POWERのインパネ
また、シートもファブリックシートが標準装備となっています。
■ノートe-POWERに標準装備のファブリックシート
そのため、コンパクトカーの中でも比較的チープさ(安っぽさ)がある内装・インテリアになっています。
一方、上位モデルに位置をする新型オーラ(AURA)のインパネ・ダッシュボードは、木目調のパネルとツイード調の織物があしわられており、ベースモデルの新型ノートe-POWERにはないオシャレ感が…。
■新型オーラのインパネ・ダッシュボード
また、シートもファブリックシートではなく、コンビシート、もしくは、本革シートが標準装備となっています。
■新型オーラのGグレードに標準装備のコンビシート
■新型オーラのGレザーパッケージの本革シート
上質感ただよう内装・インテリアで優雅に運転したい方は、ノートe-POWER(E13型)ではなく新型オーラ(AURA)を購入した方が良いのかなと思いました。
居心地の良い後部座席のクルマに乗りたい人
また、後部座席の居心地&快適性にこだわる人も、ノートe-POWERではなく新型オーラ(AURA)の方がおすすめです。
上位モデルに位置をする新型オーラ(AURA)は、ノートe-POWERよりボディサイズは大きくなっていますが、車内の広さ、後部座席の足元空間に違いはありません。
■オーラの後部座席の足元空間の広さ
ただ、上位モデルに位置をする新型オーラ(AURA)は、後部座席の中央にセンターアームレストを備えており、長時間ドライブ時にゆったりと過ごせるようになっています。
■新型オーラの後部座席のセンターアームレスト
また、新型ノートe-POWER(E13型)ではディーラーオプションで用意されている後席用のUSBポートが標準装備されるなど、機能&装備が充実しているも新型オーラ(AURA)の方がおすすめできる理由のひとつですよ。
乗り心地や静寂性にこだわりたい人
また、ワンランク上の乗り心地&静寂性の良いクルマに乗りたい方も、新型オーラ(AURA)の方がおすすめです。
ベースモデルの新型ノートe-POWER(E13型)とは違い新型オーラ(AURA)は、ブリジストンから発売されているコンフォートタイヤの”トランザ T005a”を標準装備しています。(※新型ノートe-POWERは、エコピア EP25を標準装備)
■新型オーラに標準装備のトランザ
そのおかげもあり、道路の継ぎ目などは、ほとんど気にならないほどフラット&しなやかな乗り心地を楽しむことができます。
また、プレミアムコンパクトカーを謳う新型オーラ(AURA)は、ベースモデルの新型ノートe-POWER(E13型)とは違いフロントドアに遮音機能を備えたガラスを採用していているのも注目ポイントのひとつです。
■遮音ガラスを標準装備の新型オーラ
新型オーラ(AURA)が履いているトランザは元々、「ゴォォ~」と、言った感じの騒音の発生をしっかりと抑えてくれるのですが、遮音ガラスのかげで、新型ノートe-POWER(E13型)とは比べ物にならないくらい静かなクルマに…。
この新型モデルに採用されているBOSEパーソナルサウンドシステムの音の良さを際立たせる静寂性の良さも、新型オーラ(AURA)をおすすめする理由のひとつですよ。
新型オーラより新型ノートe-POWERがおすすめ【購入して後悔する人とは?】
プレミアムコンパクトカーを謳う新型オーラ(AURA)にはラグジュアリー感あふれる内装やインテリア、乗り心地の良さなど様々な魅力がありますが、注意をしなければいけないところも…。
上位モデルに位置をする新型オーラ(AURA)があまりおすすめできない人は、どのような感じの人なのでしょうか?
新型オーラ(AURA)よりノートe-POWERの購入を検討した方が良い人を紹介します。
コストパフォーマンスの良いクルマに乗りたい方
車内の豪華さ走りの良さよりコストパフォーマンス(コスパ)を優先する方は、新型オーラ(AURA)よりノートe-POWERの方が向いています。
ボディサイズが大きい新型オーラ(AURA)は新型ノートe-POWERより車体重量が重たいこともあり、ノートe-POWERより燃費性能が劣ります。
■新型オーラとノートの車体重量&燃費比較
そのため、毎月のガソリン代や維持費に差が…。
また、この2台のモデルの車体本体価格を比べると、新型オーラ(AURA)の方が40万円近く高くなっているんですよね。
■新型オーラとノートの車体本体価格比較
特別感あふれる新型オーラ(AURA)も良いのですが、毎月かかるガソリン代の高さや維持費の高さが気になるのなら、新型ノートe-POWER(E13型)の方が良いのかなと思いました。
運転がしやすいクルマに乗りたい方
また、運転がしやすいクルマに乗りたい方も、新型オーラ(AURA)より新型ノートe-POWER(E13型)の方がおすすめです。
上位モデルに位置をする新型オーラ(AURA)は車幅が1735mmある3ナンバーサイズのクルマとなっています。
■新型オーラとノートのサイズ比較
また、タイヤサイズが他のクルマよりひとまわり大きくなっています。
そのため、このクルマの小回り性能を表す最小回転半径は5.2mとなっており、新型ノートe-POWER(E13型)どころかコンパクトカーの中でも特に悪い値となっています。
■新型オーラとノートの最小回転半径比較
また、車幅があるため、新型ノートe-POWER(E13型)と比べると前方の見切りが悪いだけでなく、車体感覚も掴みにくいです。
■新型オーラの前方の見切り
そんため、サイドミラーを畳んでどうにか対向車とすれ違いをできる細い道などの運転は、新型オーラ(AURA)はあまり得意ではありません。
走破性&ドライビングフィールに関しては、ノートe-POWERより圧倒的に良い新型オーラ(AURA)ですが、細い路地を運転する機会が多い方や家の近所が細い道の方は、小回りが効く新型ノートe-POWERの方が安心して運転をすることができるのかなと思いました。
まとめ:質を求める方にはおすすめできる新型オーラ
新型ノートe-POWER(E13型)をベースにしたプレミアムコンパクトカー”新型オーラ(AURA)”を購入して満足できる人、満足できない人を確認してみたところ、次のようになっていました。
■オーラを購入して満足できるおすすめの人
・乗り心地の良いクルマに乗りたい人
・後部座席が快適なクルマに乗りたい人
■オーラよりノートe-POWERの方が良い人
・小回りが効くクルマに乗りたい人
今回デビューをはたした新型オーラ(AURA)はプレミアムコンパクトカーを謳っていることもあり、コンパクトカーとは思えない強気なお値段になっています。
また、この新型モデルは3ナンバーサイズとなていることもあり、小回り性能も劣ります。
ただ、上質感ただよう内外装や充実した装備&機能など、新型オーラ(AURA)にはベースモデルのノートe-POWERにはない魅力&メリットが…。
静寂性も良いですし、他のコンパクトカーでは味わうことができないワンランク上のラグジュアリーなクルマに乗りたい方にはピッタリなクルマになっているのかなと思いました。