軽自動車とは思えない先進技術がたくさん用意されている新型ルークス(ROOX)ですが、イザという時の安全性を高めてくれる”SOSコール(ヘルプネット)”も注目アイテムの一つです。
この新型モデルの兄弟車でもある”デイズ(DAYZ)”を皮切りに様々なクルマに搭載されている自動緊急通報システムの”SOSコール(ヘルプネット)”ですが、ディーラーさんに確認したところ、装着率は、かなり高くなっているそうです。
ただ、この新型モデルに用意されているSOSコールを使うには、少し注意点が…
そんな新型スーパーハイト系ワゴン車に備用意されている”SOSコール(ヘルプネット)”の使い勝手は、どうだったのでしょうか?また、この新型モデルのSOSコールの欠点&注意点は、何だったのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型ルークス(ROOX)の注目のアイテムの一つでもある”SOSコール(ヘルプネット)”の特徴やメリット、注意点を分かりやすく紹介したいと思います。
目次
新型ルークスのSOSコールってどんな機能?【使い勝手&性能をチェック】
2020年3月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)に用意されている”SOSコール(ヘルプネット)”とは、事故が発生した際や急病人が出た際など、緊急時に専用のオペレーターがサポートしてくれる自動緊急通報システムです。
この新型モデルでは、運転席の真上のルームミラー近くにSOSコールスイッチが備わっております。
■新型ルークスのSOSスイッチ
このクルマに用意されているSOSスイッチは、2重蓋になっており、スイッチ部分を押すと蓋が開き、赤い色のスイッチが登場。
そして、あおり運転を受けた際や車内で急病人が出た際には、このスイッチを押すと、専用のオペレーターに電話のように繋がり、サポートを受けることができます。
また、エアバッグが展開するような大きい事故が発生した場合、自動的に専用のオペレーターに繋がります。そして、万が一、専用オペレーターの呼びかけに応答がない場合、運転手の代わりに警察や消防車の手配をしれくれるます。
このように新型ルークス(ROOX)に搭載されている自動緊急通報システムの”SOSコール”は、自分一人ではオロオロとしてしまう緊急時に、とても頼りになる存在なのかなと思いました。
ちなみに、新型ルークスにも用意されているSOSコールの使い方や実際に使った時の様子に関しては、こちらの記事にまとめてあります。
もし実際にスイッチを押した時の様子などを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ハイウェイスターではSOSコールが標準装備
このように緊急時にとても頼りになる新型ルークス(ROOX)の自動緊急通報システムの”SOSコール”ですが、上位モデルに位置をするハイウェイスター(HighwaySTAR)では、全グレード標準装備となっています。
実は初めてこの”SOSコール”が搭載された日産のデイズ(DAYZ)では、全グレード共通でメーカーオプション設定になっていたんですよね。
しかし、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型モデルの上位モデル”ハイウェイスター(HighwaySTAR)”では、イザという時に助かるSOSコールが標準装備に…。
ドライバーや運転手の身を守ってくれる最新の安全装備がシステムが標準装備されているのは、上位モデルに位置をする”ハイウェイスター(HighwaySTAR)”の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
標準モデルのXグレードはSOSコールをオプションで装着可能
新型ルークス(ROOX)の上位モデルに位置をする”ハイウェイスター(HighwaySTAR)”とは異なり、標準モデルでは、SOSコールは標準装備となっていません。
ただ、標準車の上位モデル”Xグレード”では、このSOSコールをメーカーオプションで装着することが可能です。
このSOSコールのオプション代は3万3000円とリーズナブルな価格設定になっているので、装着する価値は十分にあるのかなと思いました。
一方、新型ルークス(ROOX)の最廉価モデルに位置をする”Sグレード”では、自動緊急通報システムの”SOSコール”を装着することができないので、ご注意くださいね。
新型ルークスのSOSコールの欠点&注意点
このようにイザという時に頼りになりそうな新型ルークス(ROOX)の自動緊急通報システム”SOSコール”ですが、使う際に注意しないといけないことも…。
この新型モデルに用意されている自動緊急通報システムの”SOSコール”の注意点&欠点は、何だったのか?包み隠さずお話したいと思います。
SOSコールを使用するには、純正ナビが必要
新型ルークス(ROOX)に用意されてるSOSコール(ヘルプネット)の欠点&デメリットの一つが、Nissan Connectサービスに対応をした”純正ナビ”と”日産オリジナルナビ取り付けパッケージ”が必要なことです。
つまり、この新型モデルの上位モデルに位置をする”ハイウェイスター(HighwaySTAR)”では、SOSスイッチは標準装備されていますが、純正のナビを装着しないと、ただのお飾りということに…。
ちょっとこれは残念ですよね。
しかも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)では、Nissan Connectサービスに対応したナビは1種類しか用意しておらず、お値段も日産オリジナルナビ取り付けパッケージ付きで22万4392円とかなり良いお値段がします。
■SOSコールに対応した新型ルークスの純正ナビ
純正ナビよりも市販ナビを好む方には、SOSコール(ヘルプネット)を搭載しにくい設定になっていたことは、この新型モデルの欠点&デメリットの一つなのかなと思いました。
SOSコールを使用するには年会費がかかる
また、新型ルークス(ROOX)に用意されているSOSコール(ヘルプネット)の使用には年会費がかかるということも、注意をしないといけないポイントの一つです。
このSOSコール(ヘルプネット)の年会費3,300円となっており、競合車・ライバル車と比べると比較的安くなっています。
ただ、自動通報システムの”SOSコール(ヘルプネット)”を使うには、毎年、使用料が掛かるので、ご注意くださいね。
ちなみに、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)では、新車購入1年目に関しては、SOSコール(ヘルプネット)を無料で使えるキャンペーンを行っています。(純正のナビを装着する必要はありますが…)
純正ナビの装着を検討しているのなら、まずは1年間、無料でこのSOSコール(ヘルプネット)を使ってみるのも良いかもしれませんね。
まとめ:意外とハードルが多いルークスのSOSコール
2020年3月にフルモデルチェンジをして新発売をした日産の新型ルークス(ROOX)に用意されている自動緊急通報システム”SOSコール(ヘルプネット)”は、このような魅力&メリットを備えていました。
イザという時に頼りになる最新の安全装備が、上位モデルのハイウェイスター(HighwaySTAR)に最初から搭載されているというのは、とても良いニュースだと思います。
ただ、Nissan Connectサービスに対応した純正ナビを装着しないといけないなど、実際にこのSOSコールを使用するには、意外とハードルが高い感じが…。
個人的には、このSOSコールをもっと多くの方に使って貰うために、市販のナビでも使えるような仕組みや装備を用意しても良かったのかなと思いました。