2019年3月にフルモデルチェンジをして3年ぶりに復活を果たしたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4は、ハイブリッド車とガソリン車を用意しています。
ただ、ハイブリッド車とガソリン車では、燃費が大きく異なるため、エコカー減税の減税率が異なります。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4のハイブリッド車/ガソリン車、それぞれのエコカー減税の減税率は、どれくらいだったのでしょうか?また、ハイブリッド車とガソリン車のエコカー減税の支払額は、いくらだったのでしょうか?
2019年4月にデビューを果たしたトヨタの新型モデルのハイブリッド車とガソリン車のエコカー減税を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型RAV4のハイブリッド車とガソリン車のエコカー減税の減税率は、どれくらい?
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4は、ガソリン車とハイブリッド車あわせて6グレード用意しています。
■新型RAV4のグレードラインナップ
・GZパッケージ (4WD)
・Gグレード (4WD)
・Xグレード (FF/4WD)
・ハイブリッドG (4WD)
・ハイブリッドX (FF/4WD)
そんな新型モデルの各グレードのエコカー減税の減税率を確認してみたところ、このようになっていました。
■新型RAV4の各グレードのエコカー減税率
グレード名 | 駆動方式 | エコカー減税率 | |
自動車取得税 | 自動車重量税 | ||
Xグレード | FF | ー | ー |
4WD | ー | ー | |
Gグレード | 4WD | ー | ー |
GZパッケージ | 4WD | ー | ー |
アドベンチャー | 4WD | ー | ー |
ハイブリッドX | FF | 100% | 100% |
4WD | 100% | 100% | |
ハイブリッドG | 4WD | 100% | 100% |
2019年4月にデビューを果たした5代目モデルのハイブリッド車は、エコカー減税の対象となる自動車取得税と自動車重量税が100%免税となっていました。
一方、ガソリン車は4つの全グレード、エコカー減税対象外に…。
なので、ガソリン車を購入する場合、自動車取得税と自動車重量税を全額負担しないといけません。
ちょっと残念ですよね。
ただ、ガソリン車とハイブリッド車の同グレード同士を比較すると、ハイブリッド車の方が約60万円程高くなっていますが、エコカー減税の違いで、この2つのモデルの価格差はだいぶ小さくなっていました。
新型RAV4のエコカー減税(自動車取得税と自動車重量税)の課税額は?
このように今回フルモデルチェンジをしてされた新型RAV4のハイブリッド車とガソリン車は、エコカー減税の減税率が大きくことなりますが、実際には、どれくらい支払わないといけないのでしょうか?
私が貰って来た見積もりを使って、ハイブリッド車のガソリン車の自動車取得税&自動車重量税の課税額を紹介したいと思います。
ハイブリッド車の自動車取得税と自動車重量税の課税額
こちらが、今回私が貰ってきたハイブリッド車の人気グレード”ハイブリッドG”の見積もりです。
■ハイブリッドGの見積もり
このクルマのハイブリッド車は、エコカー減税が100%免税されるので、ご覧の通り、自動車取得税&自動車重量税は、”0円”となっていました。
この新型モデルのハイブリッド車は車体本体価格が高めの設定ですが、エコカー減税の対象となる自動車取得税と自動車重量税が免税されるのは、かなり助かるのかなと思いました。
また、ハイブリッド車は、自動車取得税と自動車重量税が100%免税になっているおかげで、ガソリン車との乗り出し価格の差が小さくなっているのも好印象でした。
ガソリン車の自動車取得税と自動車重量税の課税額
一方、新型RAV4のガソリン車のエコカー減税対象となっている自動車取得税と自動車重量税の課税額は、どうなっていたのでしょうか?
こちらが、私が貰ってきたガソリン車の”Gグレード”の見積もりです。
■ガソリン車のGグレードの見積もり
私が貰ってきたガソリン車のGグレードの見積もりの税金の部分を確認してみると、自動車取得税と自動車重量税は、このようになっていました。
■ガソリン車の自動車取得税と自動車重量税
自動車重量税:49,200円
エコカー減税対象外となっている新型RAV4のガソリン車の自動車取得税と自動車重量税の合計金額は、13万3000円に…。
ちょっと高いですよね…。
自動取得税と自動車重量税が一切かからないハイブリッド車の見積もりを見た後にこのガソリン車の見積もりを確認すると、税金部分の高さが余計に気になりました。
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売されたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4のハイブリッド車とガソリン車のエコカー減税の減税率などを確認したところ、このようになっていました。
ハイブリッド車は全グレード、エコカー減税の対象となる自動車取得税と自動車重量税が100%免税になっていたのに対し、ガソリン車は、エコカー減税対象外に…。
なので、ガソリン車の場合、車体本体価格に税金やオプション代を加えた乗り出し価格は、予想以上に高くなるので、ご注意くださいね。
逆に、ハイブリッド車は、車体本体価格は高めですが、自動車重量税や自動車取得税が免税となっており、意外とお得感があるように感じました。