2020年3月に日産からデビューを果たしたスーパーハイト系ワゴンの新型ルークス(ROOX)は、グレードによって、ヘッドライトのデザインや機能が異なります。
そのため、ライトを点灯した時の見た目の雰囲気に違いが…。
また、この新型モデルは、グレードによって、ヘッドライトに備わっている機能にも違いがありました。
2020年3月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のヘッドライトは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、光り方や光源にどのような違いがあったのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型モデルのヘッドライト全3種類のデザインや光り方を、実車画像を使って紹介したいと思います。
目次
新型ルークスの標準モデルのヘッドライトをチェック
親しみやすいカジュアルな見た目が特徴の新型ルークス(ROOX)の標準モデルのヘッドライトは、このようなデザインをしています。
■標準モデルのヘッドライト
今回フルモデルチェンジをして新発売をしたこの新型車の標準モデルのヘッドライトは、ポジションランプやウィンカーなどを一つにまとめたオーソドックスなデザインに…。
また、この新型モデルでは、キリっと吊り上がった切れ長なヘッドライトを標準装備しており、精悍なフロントマスクを演出していました。
標準モデルのヘッドライトはハロゲンを採用
このようなデザインになっている新型ルークス(ROOX)の標準モデルのヘッドライトですが、光源にはオレンジ色っぽく光るハロゲンを採用。
実際にこの標準モデルのヘッドライトを点灯してみると、このような感じに…。
■ポジションランプを点灯した時の様子
■ヘッドライトを点灯した時の様子
■ウィンカーを点灯した時の様子
この標準モデルのヘッドライトはオーソドックスなデザインになっていることもあり、上手にまとまっていると思います。また、明るさも十分です。
ただ、標準モデルのヘッドライトは光源にハロゲンを使用していることもあり、スタイリッシュさには欠けるような感じが…。
見た目の上質感や高級感に関しては、この標準モデルよりも後ほど紹介する”ハイウェイスター(HighwaySTAR)”のヘッドライトの方がワンランクもツーランクも上手になっているように感じました。
新型ルークス ハイウェスターのプロパイロットなし仕様のヘッドライトをチェック
2020年3月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のハイウェイスターは、日産が誇るプロパイロット機能の有無でヘッドライトのデザインが異なります。
そして、こちらはプロパイロット機能を備えていないモデル”ハイウェイスターX”のヘッドライトのデザインです。
■ハイウェイスターXのヘッドライト
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)のハイウェイスターXのヘッドライトは、標準モデルと同様にシャープなデザインを採用。
ただ、大きくなったフロントグリルのおかげもあり、標準モデルよりもヘッドライトのシャープさや迫力が際立っているように感じました。
ユニークなデザインのポジションランプを搭載
そんなプロパイロット機能を備えていない新型ルークス(ROOX)のハイウェイスターXのヘッドライトで印象的だったのは、自車の存在を歩行者や周囲のクルマに知らせる”ポジションランプ”と”ウィンカー”のデザインです。
■ハイウェイスターXのポジションランプ
標準仕様ではヘッドライトユニット内に組み込まれていたポジションランプですが、ハイウェイスター(HighwaySTAR)ではではポジションランプとウィンカーが、ヘッドランプユニットから独立したユニークなデザインになっていました。
また、このユニークなデザインのポジションランプ&ウィンカーのおかげで、標準モデルとは異なる迫力のあるフロントマスクを演出していました。
ハイウェイスターXは薄型7眼式LEDライトを標準装備
また、プロパイロット機能を備えていない新型ルークスのハイウェイスターXのヘッドライトは、このようなデザインをしています。
■ハイウェイスターXのヘッドライト
自動運転技術のプロパイロット機能を備えていないノーマル仕様では、上段に3個、下段に4個のLEDランプを搭載した上下2段式の薄型7眼式のLEDヘッドライトを標準装備。
そして、この新型モデルのハイウェイスターXのLEDヘッドライトを点灯してみると、このような感じになります。
こちらは、ポジションランプのみを点灯した時の様子です。
■ハイウェイスターXのポジションランプを点灯時の様子
”く”の字状に点灯するポジションランプが、カッコいいですよね。
また、プロパイロット機能が搭載されていない”ハイウェイスターX”のヘッドライトを点灯すると、このような感じに…。
■ハイウェイスターXのヘッドライトを点灯時の様子
また、ウィンカーを点灯すると、このような感じになります。
■ハイウェイスターXのウィンカー点灯時の様子
上下2段に設置された7つのLEDランプが輝くハイウェイスターXのヘッドライトは、標準モデルよりも明るく、シャープさが際立っているような感じがしました。
新型ルークス ハイウェイスターのプロパイロット仕様のヘッドライトをチェック
また、日産の自動運転技術の”プロパイロット機能”が備わったモデル(ハイウェイスターGターボ/ハイウェイスターX プロパイロットエディション)では、このようなデザインのヘッドライトを標準装備しています。
■プロパイロット エディションのヘッドライト
この新型ルークス(ROOX) ハイウェイスターのプロパイロット エディションでは、ハイウェイスターXと同様にLEDヘッドライトを採用しています。
■ヘッドライト点灯時の様子
ただ、プロパイロット エディションは、クリクリっとした瞳のようなサークル状のバルブが点灯するデザインに…。
薄型7眼式のLEDヘッドライトを採用しているハイウェイスターXとは雰囲気が全然異なる、スッキリとした凛々しい顔つきになっていました。
日産の軽自動車で初となる機能を搭載
このようにスタイリッシュな見た目を演出する新型ルークス(ROOX)のプロパイロット エディションのヘッドライトですが、備わっている機能も注目ポイントの一つです。
このハイウェイスターのプロパイロット エディションでは、日産の軽自動車初となるハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる”アダプティブ機能”を標準装備。
なので、プロパイロット エディションではドライバーさんは、ヘッドライトを走行中にいじる必要がなく、”ハイビーム”に設定しておくだけ。
あとはクルマ側で対向車や周囲の明るさを検知して、ハイビームとロービームを自動的に切り替えてくれます。
実はアダプティブ機能を備えたヘッドライトを搭載している軽自動車は、まだまだ少ないんですよね。
このように安全性の高いヘッドライトを備えているのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)の注目ポイントの一つなのかなと思いました。
クロームメッキ部分が点灯するユニークなデザインを採用
また、ヘッドライトのデザインも、新型ルークス(ROOX)のプロパイロット エディションの注目ポイントの一つです。
このプロパイロット エディションのヘッドライトユニットの上部には、クロームメッキのような加飾が施されています。
■ヘッドライトユニットのクロームメッキ加飾
見た目のシャープさを演出しているこのクロームメッキの加飾ですが、ライトを点灯すると、このように帯状に輝きます。
■点灯時のクロームメッキ加飾
このように加飾部分が一緒に点灯するのって、かなり珍しいですよね。
しかも、帯状に輝くので、かなりインパクトがあります。
このように競合車・ライバル車にはない演出を用意しているのも、今回フルモデルチェンジをした新型ルークス(ROOX)の魅力の一つなのかなと思いました。
まとめ:三車三様の新型ルークスのヘッドライト
2020年3月に日産からデビューを果たした日産のスーパーハイト系ワゴン新型ルークス(ROOX)のヘッドライトは、ご覧の通りグレードで全く異なるデザインになっていました。
■新型ルークスのヘッドライトのまとめ
ハイウェイスターのプロパイロットなし…薄型7眼式LED
ハイウェイスタープロパイロット仕様 …アダプティブLED
また、自動運転技術のプロパイロット機能が搭載された”プロパイロット エディション”のみハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるアダプティブ機能が備わるなど、機能面でも大きな違いが…。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型ルークス(ROOX)は、購入するモデルによって、ヘッドライトのデザインだけではなく機能も異なるので、ご注意くださいね。