ヨーロッパで人気のオーリス(AURIS)の後継車種となるスポーツハッチバック新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)が、2018年6月にトヨタからデビューをしました。
今回新発売された”スポーツ”の内装・インテリアは、ステーションワゴン仕様の”フィールダー”やセダン仕様の”アクシオ”よりもスタイリッシュなデザインに…。
>>> 新型カローラ スポーツの内装の実車画像インプレ【シンプルだけど使い勝手は上々!?】
ただ、スポーツハッチバックと言う衣あり、収納スペース・小物入れの数や使い勝手は、競合車・ライバル車よりも少し劣る感じがしました。
2018年6月にデビューをした新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)では、どんな収納スペース・小物入れが用意されていたのでしょうか?また、この新型モデルの収納スペース・小物入れの使い勝手は、どうだったのしょうか?
今回新発売された新型スポーツハッチバックの収納スペース・小物入れのサイズや配置、使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型カローラ スポーツの収納スペース:運転席周り編
2018年6月にデビューをしたトヨタのスポーツハッチバック新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の運転席周りのデザインは、このようになっています。
■新型カローラの運転席周り
今回新発売された新型モデルのインパネは、余計な加飾や装飾を一切排除したシンプルなデザインに…。また、スイッチの数を最小限に抑え、使い勝手の良い設計になっているように感じました。
このように今回新発売された新型モデルのインパネはスッキリとしたデザインとなっているため、収納スペースの数も最小限になっていました。
その1:センターコンソールトレイ
今回新発売された新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の運転席周りに用意されている収納スペースの一つが、センターコンソールの前方に用意されているトレイです。
■新型カローラ スポーツのセンターコンソールトレイ
この新型モデルのセンターコンソールはサイズも十分で、スマホやiPhoneなどを置くのにも最適です。
実際に私が所有しているiPhone7を置いてみると、このような感じに…。
サイズ感は十分ですよね。
新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)は収納スペース・小物入れが少ないので、このセンターコンソールトレイの存在は、かなり有難いのかなと思いました。
ただ、このセンターコンソールトレイでちょっと気になったのが、底面のデザインです。
このセンターコンソールトレイの底面はフラットではなく、丸みを帯びた曲線デザインに…。個人的には、フラットな床面の方が好みなので、この点だけは、少々残念でした。
その2:センタコンソールボックス
今回新発売された新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)では、運転席と助手席の間にセンターコンソールボックスが用意されています。
■新型カローラ スポーツのセンターコンソールボックス
この新型モデルに用意されているセンターコンソールボックスは、CDケースを収納できるサイズになっており、コンパクトハッチバックの中では、比較的大きなサイズに…。
また、このセンターコンソールボックス内部には、USBソケットとDC電源アウトレットが標準装備されています。
センターコンソール前方には、コードを外に出す溝も用意されており、センターコンソールトレイに置いたスマホやiPhoneなどを充電するのにも最適ですよ。
その3:ドリンクホルダー
この新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)のセンターコンソール、シフトレバーの後方には縦並びのドリンクホルダーが2個標準装備されています。
■新型カローラ スポーツのドリンクホルダー
この新型モデルのドリンクホルダーは、運転席からも助手席からも出し入れがしやすいデザインとなっており、飲み物を置くスペースとしても優秀です。(できたらストッパーは用意して貰いたかったですが…)
また、縦並びになっているこの新型モデルのドリンクホルダーは、飲み物を置く穴が繋がっており、収納スペースとしても使用できるデザインになっています。
この新型モデルは収納スペースが少ないので、ドリンク置き場としてだけではなく、収納スペースとしても使用する事ができるのは、とても良いと思いました。
その4:グローブボックス
今回デビューをした新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)のグローブボックスは、このようなデザインになっています。
■新型カローラ スポーツのグローブボックス
この新型モデルのグローブボックスは起毛処理が施されておらずプラスチック感満載になっているため、見た目の高級感・上質感は一切ありません。
ただ、意外とサイズが大きく、車検証+薄型のボックスティッシュを収納できるサイズを備えているのは、とても良いと思いました。
また、この新型モデルのグローブボックスは設置位置が高めになっており、開け閉めがしやすいデザインになっているのも好印象でした。
その4:フロントシート用ドア内側パネル
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)のドア内側パネルは、このようなデザインになっています。
■新型カローラ スポーツのドア内側パネル
この新型モデルのドア内側パネルの下部には、ペットボトル用のドリンクホルダーとちょっとしたアイテムが収納できるポケットを用意。
このドア内側パネルに備わっているドリンクホルダーは出し入れがしやすいデザインになっているため、使い勝手が良いよいです。
ただ、その後方に備わっているポケットはサイズが小さいため、収納できるアイテムが限られてしまうのが、少々残念でした。
新型カローラ スポーツの収納スペース:後部座席周り編
2018年6月にデビューをした新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の後部座席周りは、このようなデザインになっています。
■新型カローラ スポーツの後部座席
今回新発売された新型モデルの後部座席も座面や背もたれの中央部分が凹んでいる立体的なデザインに…。頭上空間や足元空間など居住性に関しては若干気になる部分もありましたが、シート自体の座り心地は、十分に満足できるレベルになっていました。
そんな新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の後部座席の周りの収納スペースですが、思ったよりも多いなと感じました。
その1.センターコンソール後方ポケット
2018年6月にデビューをした新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の後部座席周りの収納スペースの中で特に印象的だったのが、センターコンソール後方に備わっているポケットです。
■センターコンソール後方ポケット
このような場所に収納スペースが用意されているのは、ちょっと珍しいですよね。
後部座席周りには収納スペースが多く用意されていないので、センターコンソール後方ポケットは重宝するような感じが…。
このセンターコンソール後方ポケットサイは意外とサイズが大きいため、収納力に優れています。また、手前側の方が高くなっており、収納したアイテムが落ちないように工夫がされていいるのも好印象でした。
その2.シートバックポケット
新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)では、雑誌や地図などを収納しておくのに便利なシートバックポケットも標準装備されています。
■新型カローラ スポーツのシートバックポケット
ただ、この新型モデルのシートバックポケットで注意が必要なのは、用意されているシートバックポケットの数です。
標準仕様のシートでは、助手席側のみにしかシートバックポケットが用意されていません。
しかし、メーカーオプション設定になっている本革シートを備えると、助手席側に加えて、運転席側にもシートバックポケットが…。
本革シートを注文すると、見た目のデザインや座り心地だけではなく、シートバックポケットの数にも違いがあるので、注意をしてくださいね。
その3.後部座席用ドア内側パネル
2018年6月にデビューをした新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)は、後部座席用のドア内側パネルも特徴的なデザインをしています。
■新型カローラ スポーツのドア内側パネル
この新型モデルの後部座席は、足元空間(ニークリアランス)が狭いという事もあり、ドリンクホルダーがアームレスト部分に用意されているデザインに…。
アームレスト部分に設置されたドリンクホルダーの使い勝手は良かったのですが、この新型モデルでは、ドア内側パネル部分にポケットが用意されていなのが、個人的には、少々残念でした。
2018年6月にトヨタからデビューをしたスポーツハッチバック新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)の収納スペースを確認してみたところ、このようなデザイン&広さになっていました。
この新型モデルの内装・インテリアはスタイリッシュにまとまっていて、センスの良さが感じられるデザインになっているのですが、収納スペース自体は、収納は必要最低限にコンパクトにまとまっています。
なので、ファミリカーとして使用するには、ちょっと心細い感じが…。
もしこの新型カローラ スポーツ(COROLLA SPORT)をファミリーカー目的で購入を検討している方は、収納スペースや荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手をしっかりと確認をしてみてくださいね。