2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)は、ハイブリッド車/ガソリン車どちらも7インチサイズの液晶ディスプレイを備えたデジタルメーターを標準装備しています。
ただ、ハイブリッド車とガソリン車では、メーターの表示項目やデザインなどに明らかな違いが…。
そんな新型フィット4(Fit4)のハイブリッド車とガソリン車のメーターは、どのような違いがあったのでしょうか?実車画像を使って、この2台のモデルのメーターの違いを紹介したいと思います。
ちなみに、ハイブリッド車/ガソリン車それぞれのメーターの視認性や使い勝手に関しては、こちらの記事に詳しくまとめてあります。
この新型モデルのハイブリッド車とガソリン車それぞれのメーターの特徴や魅力を知りたい方は、上記の記事を読んでみてくださいね。
目次
液晶ディスプレイの表示項目【新型フィット4のメーターの違い1】
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のメーターの大きな違いの一つが、液晶ディスプレイに表示される項目です。
■ハイブリッド車のメーター
■ガソリン車のメーター
ガソリン車のみに用意されている情報が…
中央に大きくスピードメーターが表示されるなど、新型フィット4(Fit4)の基本的なメーターのデザインは、ハイブリッド車とガソリン車で同じになっています。
ただガソリン車のみ、液晶ディスプレイの上部にエンジンの回転数を表すタコメーターを標準装備しています。
■ガソリン車のタコメーター
一方、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたこの新型モデルのハイブリッド車には、タコメーターの用意はありません。
そのため、ハイブリッド車と比較すると、ガソリン車のメーターの方が少しゴチャゴチャとしている感じが…。
個人的には、スッキリとしたデザインになっていて、必要な情報がスッと目に入ってくるハイブリッド車のメーターの方が視認性が良いように感じました。
液晶ディスプレイの左右のデザイン【新型フィット4のメーターの違い2】
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のハイブリッド車とガソリン車では、液晶ディスプレイの左右のデザインにも違いがありました。
ガソリン車の液晶ディスプレイの左右には…
1.3リットルエンジンを搭載したガソリン車では、7インチサイズの液晶ディスプレイの右側には、ガソリンタンクの残りを表す残量計を用意。
■ガソリン車のガソリンタンクの残量計
また、液晶ディスプレイの左側には、エンジン内部を流れる冷却水の温度を示す”水温計”を用意していました。
■ガソリン車の水温計
ハイブリッド車の液晶ディスプレイの左右には…
一方、新型フィット4(Fit4)のハイブリッド車の液晶ディスプレイの左右には、どのような計器を備えていたのでしょうか?
7インチサイズの液晶ディスプレイの右側にガソリンタンクの残量計を備えているのは、ガソリン車と同じになっています。
■ハイブリッド車のガソリンタンクの残量計
ただ、ハイブリッド車の液晶ディスプレイの左側の計器は、ガソリン車と異なります。
ガソリン車では水温系を備えていましたが、ハイブリッド車では、クルマを駆動するために使用をするバッテリー残量を表示していました。
■ハイブリッド車のバッテリーの残量計
また、このバッテリーの残量計は、カラーも異なります。
ガソリン車の水温系はシンプルなホワイトになっていましたが、ハイブリッド車に用意されているバッテリー残量計のカラーはグリーンに…。
グリーンを配したハイブリッド車のメーターは、ガソリン車と異なる特別感のあるデザインになっていました。
マルチインフォメーションディスプレイ【新型フィット4のメーターの違い3】
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)は、ハイブリッド車/ガソリン車どちらも液晶ディスプレイの下半分に様々に情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを標準装備しています。
■新型フィット4のマルチインフォメーションディスプレイ
ただ、この2台のモデルのマルチインフォメーションディスプレイを見比べてみると、ガソリン車にはなく、ハイブリッド車のみに用意されている項目がいくつかありました。
ハイブリッド車専用のマルチインフォの表示項目
新型フィット4(Fit4)のハイブリッド車のみに用意されているマルチインフォメーションディスプレイの表示項目の一つが、エネルギーの流れを表す”エネルギーフロー画面”です。
■ハイブリッド車のエネルギーフロー画面
また、過去に運転した時の燃費状況を表す”燃費履歴”も、ハイブリッド車のみに用意されている専用項目となっていました。
■ハイブリッド車の燃費履歴
エコドライブ画面もハイブリッド車のみ
エンジンを切った後に表示される画面も、新型フィット4(FIT4)のハイブリッド車とガソリン車で違いがありました。
この新型モデルでは、エンジンを切った後、どのくらいエコな運転をしたかを葉っぱのマークで表してくれる”エコ スコア(ECOスコア)画面”が表示されます。
ただ、この”エコ スコア(ECOスコア)画面”も、ハイブリッド車専用となっています。
■ハイブリッド車のECOスコア画面
モーターから出力しているのか、それとも、エンジンから直接出力しているのかなどが分かる”エネルギーフロー画面”は、ガソリン車には必要ない画面だと思います。
ただ、燃費履歴やECOスコアなどの表示項目は、ハイブリッド車だけではなく、ガソリン車でも用意しても良かったのかなと思いました。
まとめ:思ったよりも違いがある新型フィット4のメーター
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット4(Fit4)は、ハイブリッド車/ガソリン車どちらも7インチの液晶ディスプレイを中央に配したデジタルメーターを標準装備しています。
ただ、ガソリン車のみタコメーターを備えるなど、ハイブリッド車とガソリン車では、メーターのデザインやマルチインフォメーションディスプレイの情報量などに違いが…。
このようにこの新型モデルでは、内装・インテリアのデザインや使い勝手だけではなく、メーターの視認性や情報量にも違いがあるので、ご注意くださいね。