2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の5つのグレードの中で一番売れ行きが良くないのが、ライムグリーンをアクセントカラーに使用したビビットな色合いが特徴の”ネス(NESS)”です。
ただ、このネス(NESS)にも、他のグレードにはない魅力やメリットが…。
見ているだけで元気になるような明るさが特徴のネス(NESS)には、どのような魅力&メリットがあるのでしょうか?また、ネス(NESS)が他のグレードよりも見劣りをする欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のネスを実際に見て分かった、魅力や欠点を、包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型フィット4 ネス(NESS)の魅力&メリットとは?
街中で映えるビビットなカラーが特徴の新型フィット4(Fit4)のネスですが、このグレードのみに用意されている機能&装備など、魅力が盛り沢山です。
そんな新型モデルの”ネス(NESS)”の魅力&メリットを、紹介したいと思います。
他のグレードにはないカラーバリエーション【ネスの魅力1】
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の上位モデルに位置をする”ネス(NESS)”の魅力&メリットの一つは、カラーバリエーションの豊富さです。
この新型モデルでは、25色ものカラーバリエーションを用意しているのですが、このネス(NESS)では25色用意しているのですが、16色からボディカラーを選べるようになっています。
また、この新型モデルでは、ピラーやドアミラー、サイドガーニッシュにインパクトのあるライムグリーンをあしらった専用カラーの”アクセント2トーンカラー”を用意。
■アクセント2トーンカラーのネス
ちなみに、このアクセント2トーンカラーを選べるのは、このネス(NESS)のみです。他のグレードでは、選ぶことができません。
他のボディカラーよりも若干値が張るのが難点ですが、他の人とは被らないユニークな色使いのクルマに乗りたい方には、ピッタリなモデルなのかなと思いました。
専用の内装色を用意【ネスの魅力2】
また、専用の内装色・インテリアカラーを用意しているのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の上位モデル”ネス(NESS)”の魅力の一つです。
オーソドックスなモノトーンや2トーンカラーを選ぶと、クロスオーバーSUV仕様のクロスター(CROSSTAR)と同じグレーを基調にした内装色になります。
■モノトーンを選んだ時のグレー基調の内装色
しかし、ピラーなどにライムグリーンのアクセントカラーをあしらったネス(NESS)のボディカラー”アクセント2トーンカラー”を選ぶと、シートサイドやドリンクホルダーにライムグリーンをあしらった専用の内装色に…。
■アクセント2トーンカラーを選んだネスの内装
このように見比べると、シートサイドのカラーが異なるだけで、内装・インテリアの印象が大きく異なりますよね。
シートサイドなどにライムグリーンをあしらっているアクセント2トーンカラーの内装・インテリアの方が明るい気分になる感じが…。
他のグレードと一線を画したポップな内装・インテリアが好みの方には、ライムグリーンをあしらった内装色を用意したネス(NESS)は、ピッタリなのかなと思いました。
他グレードにはない機能を搭載【ネスの魅力3】
また、他のグレードには用意されていないアイテム&装備を搭載しているのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の上位モデル”ネス”の魅力の一つです。
そんなネス(NESS)のみに用意されている機能&アイテムの一つが、車内の消臭や除菌だけではなく、お肌や髪にも良い影響があると言われているプラズマクラスター機能です。
今回フルモデルチェンジをして新発売をしたこの新型モデルでは、なぜかこのネス(NESS)のみプラズマクラスター機能を備えたエアコン&ヒーターを備えています。
■プラズマクラスターを搭載したネスのエアコン
なぜネス(NESS)のみにプラズマクラスター機能付きのエアコン/ヒーターを備えているのか分かりません。
ただ、赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭にとっては、車内を清潔に保ってくれる機能が備わるのは嬉しいですよね。
このように車内の快適性を高めてくれる嬉しい機能を備えているのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4の”ネス(NESS)”の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
新型フィット4 ネス(NESS)の欠点&デメリットとは?
他のグレードには用意されていないプラズマクラスターなど様々な魅力がある新型フィット4(Fit4)のポップ仕様”ネス(NESS)”ですが、やはり欠点&デメリットも…。
そんなネス(NESS)の欠点&デメリットを包み隠さず紹介したいと思います。
内装・インテリアの高級感【ネスの欠点1】
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のネス(NESS)を確認して残念に思ったことの一つが、内装・インテリアの高級感です。
このネス(NESS)では、シートやダッシュボードのパネル、ドア内側パネルなどの加飾がシンプルなファブリック素材になっています。
■ネスのシート
■ネスのダッシュボード
また、最上位モデルのリュクス(LUXE)や中間モデルのホーム(HOME)では、見た目のデザイン性に優れる本革仕様のハンドルやシフトレバーを採用していました。しかし、このネス(NESS)では、シンプルなウレタン製のハンドル&ステアリングホイールを標準装備しています。
■ネスのハンドル
■ネスのシフトレバー
そのため、このネス(NESS)の内装・インテリアは、スタイリッシュな外装からは想像できないくらいシンプルなデザインになっています。
ダッシュボードに質感の良いソフトパッドを採用するだけで、ライムグリーンカラーのドリンクホルダーがもっと映えたと思うのですが…。
アクセントカラーとして採用されたライムグリーンをもっと活かすためにも、ネス(NESS)の内装・インテリアは、もう少し高級感&上質感があっても良かったかなと思いました。
ちなみに、こちらの記事では、実車画像を使ってもっと詳しくネス(NESS)の内装・インテリアを紹介しています。ネスに興味をある方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
快適装備の物足りなさ【ネスの欠点2】
また、車内で快適に過ごす快適装備の物足りなさも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のネス(NESS)の欠点&デメリットの一つです。
上位モデルに位置をするネス(NESS)は、16インチサイズのアルミホイールやLEDフロントフォグランプ、プラズマクラスター機能付きのフルオートエアコンを標準装備しており、機能や装備は、他のグレードよりも充実しています。
ただ、真冬を快適に過ごすシートヒーターやステアリングヒーターなど、快適に過ごすための機能や装備はやや不十分な感じが…。
車内をキレイに保ってくれるプラズマクラスター機能だけではなく、、シートヒーターやステアリングヒーターを備えるなど、快適に過ごせるアイテムをもう少し充実させて、他のグレードと差別化を図っても良かったのかなと思いました。
まとめ:ネス(NESS)は穴場グレード
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のネス(NESS)は、ライムグリーンのアクセントカラーを備えた専用デザインの2トーンカラーを用意するなど、他のグレードにはない魅力が…。
また、プラズマクラスターなど、他のグレードにはない嬉しいアイテムが備わっているのも注目ポイントの一つです。
好き嫌いがはっきりと分かれそうなライムグリーンのアクセントカラーを使ったデザインの印象が強いためか、ネス(NESS)の人気は、他のグレードよりもかなり劣ります。
ただ、機能や装備も充実していますし、個人的には、もう少し売れても良いグレードなのかなと思いました。