インパクトのあるライムグリーンをアクセントカラーを用いた新型フィット/フィット4の”ネス(NESS)”の魅力の一つは、街中で映えるスタイリッシュな見た目です。
このネス(NESS)では、外装と同様に内装・インテリアにもライムグリーンのアクセントカラーを採用して、インパクトのあるデザインになっているのですが、内装の質感に関しては、少し物足りなさが…。
そんな”ネス(NESS)”の内装・インテリアは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、どうして私はこのモデルの内装・インテリアの質感に物足りなさを感じてしまったのでしょうか?
2020年2月にデビューを果たした新型フィット/フィット4の都会派モデル”ネス(NESS)”の内装・インテリアを確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型フィット4 ネスの内装のデザインをチェック
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4のスタイリッシュ仕様”ネス(NESS)”の内装・インテリアは、2種類の内装色を用意しています。
■ブラックの内装色
■ライムグリーンの内装色
ブラックの内装色は、ブラックを基調にシートサイドなどに差し色としてライトグレーを採用した落ち着いた雰囲気のシンプルモダンなデザインに…。
一方、ライムグリーンの内装色では、シートサイドやダッシュボードの左右に備わっているドリンクホルダーにライムグリーを採用したインパクトのあるデザインに…。
ビビットなライムグリーンが華やかで、インスタ映えしそうなオシャレな内装・インテリアになっていました。
選ぶボディカラーによって、内装色が異なる
このように2種類の内装色を用意している新型フィット/フィット4の都会派モデル”ネス(NESS)”ですが、内装色を自由に選べるわけではなく、選ぶボディカラーによって変わってきます。
プレミアムサンライトホワイトパールやクリスタルブラックパールなどのモノトーンを選ぶと、内装色・インテリアカラーは、オーソドックスなブラックカラーに…。
一方、ピラーやルーフサイド、サイドシルガーニッシュにライムグリーンを採用した”アクセント2トーンカラー”を選択すると、自動的に【ライムグリーン】の内装色になるので、ご注意くださいね。
内装の質感は思ったよりもシンプル
このようにインパクトのあるデザインになっている新型フィット/フィット4の”ネス(NESS)”ですが、少し残念だったのは、内装・インテリアの質感です。
今回フルモデルチェンジを新発売をした新型モデルの”ネス(NESS)”では、助手席側のダッシュボードの加飾やドア内側パネルのトリム部分に撥水加工を施したファブリック素材を採用。
■ネスのダッシュボードの加飾
■ネスのドア内側パネル
また、ハンドルやシフトレバーが本革巻きではなく、シンプルなウレタン製になっています。
■ネスのハンドル
■ネスのシフトレバー
そのため、中間モデルの”ホーム(HOME)”や最上位モデルの”リュクス(LUXE)”と比較すると、内装・インテリアの質感は見劣りをします。
ライムグリーンのアクセントカラーを採用している”ネス(NESS)”は、インスタ映えをするポップでオシャレなデザインが魅力の一つです。
そのことをを考えると、ファブリック素材ではなく、合成レザーのような肌触りや質感を楽しめるプライムスムースを加飾パーツに使用するなど、内装・インテリアの質感にも、もう少しこだわっても良かったのかなと思いました。
機能や装備は充実
内装・インテリアの加飾パーツの質感にちょっと物足りなさを感じた新型フィット/フィット4のスタイリッシュ仕様”ネス(NESS)”の内装・インテリアですが、機能や装備に関しては、他のグレードと同様に充実しています。
例えば、ブレーキペダルから足を離しても停車状態をキープしてくれる”オートブレーキホールド”は、この”ネス(NESS)”でもしっかりと標準装備されています。
■ネスのオートブレーキホールド
また、”ネス(NESS)”では、菌やニオイを抑制する効果があるプラズマクラスター機能付きのフルオートエアコンを標準装備。
■ネスのエアコン
質感に関してはちょっと物足りなさを感じた”ネス(NESS)”ですが、機能や装備に関しては、十分に満足できる仕上がりになっていました。
新型フィット4 ネスのシートをチェック
2018年2月にデビューを果たした新型フィット/フィット4のスタイリッシュ仕様”ネス(NESS)”のシートは、このようなデザインになっています。
■ブラックの内装色のシート
■ライムグリーンの内装色のシート
ライムグリーンのアクセントカラーをあしらった”アクセント2トーンカラー”を選択すると、シートサイドにライムグリーンを配した専用デザインのシートを採用。
このようにシートサイドにライムグリーンを配したクルマは少ないので、かなりインパクトがあります。
また、グレーとライムグリーンの組み合わせですが、思ったよりも良い感じです。
最初このグレードの内装・インテリアを見た時、ライムグリーンがちょっと浮いているような違和感を感じるのも確かです。ただ、時間の経過とともに、この違和感はなくなります。
むしろブラックの内装色では、ネスっぽさがなく物足りなさを感じてしまうかも…。
運転をするのが楽しくなるような気分を高めるクルマに乗りたい方は、ライムグリーンをアクセントカラーに使用した”ネス(NESS)”はピッタリなのかなと思いました。
シートの素材には撥水加工を施したファブリック素材を採用
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4のスタイリッシュ仕様”ネス(NESS)”のシートでは、水を弾く撥水加工を施したファブリック素材を採用。
車内でジュースをこぼしてもサッと拭き取ることができるため、使い勝手は、とても良いです。小さいお子さんがいるご家庭には、ピッタリかもしれません。
ただ、個人的には、ラグジュアリー仕様の”リュクス(LUXE)”のようにもう少し高級感&上質感のある素材を使ってもよかったのかなと思いました。
まとめ:特別感のあるネスの内装・インテリア
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット/フィット4のスタイリッシュ仕様”ネス(NESS)”の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。
“ネス(NESS)”では、ライムグリーンのアクセントカラーを採用した専用デザインの内装色を用意するなど、特別感のある専用デザインに…。
ただ、ハンドルやシフトレバーがウレタン製になっているなど、内装・インテリアの質感はイマイチ…。なので、内装・インテリアの質感にこだわる方は、物足りなさを感じるかもしれません。
個人的には、本革巻きのハンドルやシフトレバーを採用するなど、もう少し内装・インテリアの質感が高ければ、アクセントカラーのライムグリーンがもっと映えたのかなと思いました。