2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売されたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4は、ハイブリッド車/ガソリン車あわせて6つのグレードを用意しています。
ただ、グレードによって、標準装備されているアイテムが異なるため、後付けする事ができるオプションが大きく異なります。
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売されたトヨタのミドルクラスSUV新型RAV4では、どのようなオプションを用意していたのでしょうか?また、装着できるアイテムにどのような違いがあったのでしょうか?
この新型モデルに用意されているメーカーオプションを、グレード毎に紹介したいと思います。
目次
全車に装着できる新型RAV4のオプション
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4では様々なオプションを用意していますが、スペアタイヤや寒冷地仕様に関しては、ハイブリッド車/ガソリン車問わず全グレード装着する事が可能です。
■全グレード装備可能なオプション
ハイブリッド/ガソリン共通 | おくだて充電 | \12,960 |
スペアタイヤ | \10,800 | |
ガソリン車 | アクセサリーコンセント(AC100V/1000W) | \8,640 |
寒冷地仕様 | \22,680 | |
ハイブリッド車 | アクセサリーコンセント(AC100V/1500W) | \43,200 |
寒冷地仕様 | \19,440 |
コンセントは、ハイブリッドとガソリンで異なる
ただ、注意が必要なのは、アクセサリーコンセントです。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4のガソリン車とハイブリッド車では、アクセサリーコンセントの対応しているワット数が異なり、ハイブリッド車の方が若干大きくなっています。
■新型RAV4のアクセサリーコンセントの対応ワット数
ガソリン車 … 100V/1000W
ハイブリッド車に装着できるアクセサリーコンセントは、一般的な家電が使用する事ができる1500Wまで対応になっているのに対し、ガソリン車の場合は、1000Wまで…。なので、ガソリン車では、ヘアドライヤーなど1000Wを超えるアイテムを使用する事ができません。
また、停電時など非常時にクルマ側から給電できる機能を備えているのも、ハイブリッド車だけです。
ガソリン車でもアクセサリーコンセントを装着できるのはとても良いですが、アクセサリーコンセントの性能自体は、ハイブリッド車よりも劣るのでご注意くださいね。
スペアタイヤを装着すると、床下収納は非装着
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4は、スペアタイヤを装着する事ができます。
ただ、スペアタイヤは荷室・ラゲッジスペースのフロア下に備わるため、洗車道具などを収納するのに重宝する床下収納(サブトランク)は非装着に…。
また、スペアタイヤとアクセサリーコンセントは同時装着できないので、ご注意ください。
新型RAV4 アドベンチャーに装着可能なオプション
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4の最上位モデル”アドベンチャー”に装着可能なメーカーオプションを確認してみたところ、このようになっていました。
■アドベンチャーに装着可能なメーカーオプション一覧
ハンズフリーバックドア | \75,000 |
本革巻きステアリングホイール&シフトノブ ステアリングヒーター シートヒーター+シートベンチレーション |
\79,920 |
バックカメラ | \27,000 |
インテリジェントクリアランスソナー | \28,080 |
リヤクロストラフィックオートブレーキ ドアミラー足元照明 |
\66,960 |
デジタルインナーミラー | \43,200 |
パノラマムーンルーフ(チルト&スライド電動) | \140,400 |
アドベンチャーの欠点を補うオプションを用意
オフロード色が強いアドベンチャー(Adventure)の欠点・デメリットの一つは、他のグレードよりも機能やデザイン性で劣るところです。
例えば、GグレードやGZパッケージでは、本革巻きのハンドルやシフトレバーを標準装備をしているにも関わらず、このアドベンチャーでは、シンプルなウレタン製となっています。
なので、アドベンチャー(Adventure)とGグレード/GZパッケージと比較すると、内装・インテリアのデザイン性や質感で見劣りします。
>>> 新型RAV4アドベンチャーとGグレードの内装の4つの違い【実車画像で比較】
ただ、新型RAV4では、アドベンチャー専用のオプションとして、オプションで、本革巻きのステアリングホイールやシフトレバー、ハンズフリーバックドアなどを用意。
これらのアイテムを装着すれば、GグレードやGZパッケージと比較しても、遜色ない見た目や質感にする事ができますよ。
新型RAV4 GZパッケージに装着可能なオプション
豪華な機能や装備を備えているのが特徴の新型RAV4のGZパッケージでは、次のようなメーカーオプションを用意していました。
■GZパッケージに装着可能なメーカーオプション
パノラマムーンルーフ(チルト&スライド電動) | \140,400 |
GZパッケージの場合、装着するオプションに悩む必要なし
機能や装備の充実度が魅力の新型RAV4のGZパッケージでは、他のグレードでオプション設定になっているアイテムがほとんど標準装備されています。
例えば、アドベンチャーでは、メーカーオプション設定になっている安全装備システム”リヤクロストラフィックオートブレーキ”や”インテリジェントクリアランスソナー”が、このGZパッケージでは、標準装備されています。
また、足の出し入れだけでテールゲートを開け閉めできる”ハンズフリーバックドア”も、このGZグレードでは、標準装備されています。
このグレードに用意されていないアイテムを強いて言えば、車内に明るさや解放感をもたらすサンルーフ(パノラミックサンルーフ)だけ。
このGZパッケージは、必要なアイテムがほどんと標準装備されているため、購入をする際、どのオプションを装着しようか迷う事は、ほとんどないのかなと思いました。
新型RAV4のガソリン車”Gグレード”に装着できるオプションは?
新型RAV4のガソリン車の人気モデル”Gグレード”に用意されているオプションを確認してみたところ、このようになっていました。
■Gグレードに装着可能なオプション
デジタルインナーミラー | \43,200 |
パノラマムーンルーフ(チルト&スライド電動) | \140,400 |
基本的なアイテムはしっかりと備わっているGグレード
GZパッケージと比較すると、多少は劣りますが、新型RAV4のGグレードでも十分に満足できる機能や装備が標準装備されています。
例えば、GZパッケージと同様にGグレードでも、安全装備システム”リヤクロストラフィックオートブレーキ”や”インテリジェントクリアランスソナー”は、標準装備されています。
ただ、GZパッケージとは異なり、後方の視界を確保する”デジタルインナーミラー”は、標準装備されていません。また、サンルーフ(パノラミックサンルーフ)もオプション設定となっています。
■新型RAV4のデジタルインナーミラー
>>> 新型RAV4のデジタルインナーミラーは買い!?実際に使用した感想を大公開
なので、ここら辺のアイテムを装着するかどうかが、Gグレードのオプションのポイントになるのかなと思いました。
また、ガソリン車のGグレードでは、”ハンズフリー機能付きのパワーバックドア”は装着できないので、ご注意くださいね。
新型RAV4 ハイブリッドGに装着可能なオプションとは?
新型RAV4のハイブリッド車の最上位モデル”ハイブリッドG”では、次のようなメーカーオプションを用意していました。
■ハイブリッドGのメーカーオプション
デジタルインナーミラー | \43,200 |
パノラマムーンルーフ(チルト&スライド電動) | \140,400 |
ハンズフリーパワーバックドア | \16,200 |
基本的なオプションは、ガソリン車のGグレードと同じ
ハイブリッドGに用意されている基本的なメーカーオプションは、ガソリン車のGグレードと同じになっています。
ただ、このハイブリッドGでは、ガソリン車のGグレードに用意されていなかった、足の出し入れでテールゲートを開け閉めする事ができる”ハンズフリーパワーバックドア”をオプションで用意しています。
手に多くの荷物を抱えている時に重宝をする”ハンズフリーパワーバックドア”が装着できるのは、ハイブリッド車とガソリン車のGグレードの大きな違いの一つなのかなと思いました。
新型RAV4 Xグレード/ハイブリッドXに装着可能なオプションとは?
新型RAV4のの最廉価モデル”Xグレード/ハイブリッドX”では、次のようなオプションを用意していました。
■Xグレード/ハイブリッドXに装着可能なオプション
チルト&スライド電動サンルーフ(ムーンルーフ) | \108,000 |
18インチタイヤ&アルミホイール | \43,200 |
デジタルインナーミラー | \54,000 |
バックカメラ | \27,000 |
インテリジェントクリアランスソナー | \28,080 |
リヤクロストラフィックオートブレーキ ドアミラー足元照明 |
\66,960 |
安全装備を充実させる事は可能
2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4の最廉価モデルに位置をする”Xグレード”/”ハイブリッドX”では、”リヤクロストラフィックオートブレーキ”や”インテリジェントクリアランスソナー”などの安全装備に関するオプションが充実しています。
なので、オプションで装着すれば、Xグレード/ハイブリッドXでも、上位モデルに位置をするGグレード/ハイブリッドG並みの安全装備を搭載する事は可能です。
本革巻きのハンドル・シフトレバーへのアップグレードは不可
ただ、新型RAV4の最廉価モデル”Xグレード/ハイブリッドX”で注意が必要なのは、内装・インテリアの質感です。
このXグレード/ハイブリッドXは、ウレタン製のハンドルやシフトレバー、ファブリック素材のシートが標準装備されているのですが、これらのアイテムをアップグレードするオプションは用意されていません。
なので、内装・インテリアの質感は、シンプルなままです。
Xグレード/ハイブリッドXでは、本革巻きのハンドル・ステアリングホイールに変更する事ができないので、内装・インテリアの質感に満足できない方は、上位モデルのG系グレードの購入を検討した方が良いのかなと思いました。
トヨタから新発売されたミドルクラスSUV新型RAV4の各グレードのメーカーオプションは、このようになっていました。
この新型モデルでは、様々なメーカーオプションを用意していますが、グレード/モデルによって、装着できるオプションは大きく異なります。
また、ハンズフリーパワーバックドアや快適温熱シートヒーター&シートベンチレーションなど、装着できるグレードが限られるアイテムが多々あるので、グレード選びをする際は、ご注意くださいね。