トヨタからデビューを果たした新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の最上位モデル”ハイブリッドZ”と中間モデル”ハイブリッドG”は、車体本体価格で19万円の差があります。
ただ、ハイブリッドZ専用のオプションが用意されていることもあり、実際の見積もりで見比べてみると、思ったよりも価格差が…。
トヨタからデビューを果たしたこの新型モデルの人気車種”ハイブリッドZ”と”ハイブリッドG”の見積もり金額は、いくらくらいだったのでしょうか?また、ハイブリッドZとハイブリッドGの乗り出し価格は、いくらくらいだったのでしょうか?
私が貰ってきた見積もりを使って、新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)のハイブリッドZとハイブリッドGの乗り出し価格を比較してみたいと思います。
目次
ハイブリッドZの乗り出し価格はいくら?【新型ヤリスクロスの見積もり公開】
こちらが、新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)のハイブリッド車の最上位モデルに位置をする”ハイブリッドZ”の見積もりです。
■ハイブリッドZの見積もり
選んだボディカラーは、ホワイト×ブラックのツートン
今回デビューを果たした新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の最上位モデル”Zグレード”は、モノトーン8色、ツートンカラー7色、合計15色のボディカラーを用意しますが、今回は人気が高い”ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン”のツートンカラーを選びました。
■ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン
ただ、ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャインは特別塗装料は7万7000円となっており、他の有料色よりも高めの価格設定に…。
そのため、乗り出し価格が少し高めになってしまいました。
ハイブリッド専用アイテムをメーカーオプションで注文
また、新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の最上位モデル”ハイブリッドZ”の見積もりを貰うにあたり、次のようなメーカーオプションをお願いしました。
■今回の見積もりで注文をしたメーカーオプション
今回の見積もりを貰うにあたり、ブラインドスポットモニター(BSM)やリヤクロストラフィックオートブレーキなどの定番アイテム、アクセサリーコンセントやトヨタチームメイト アドバンスドパークなどのハイブリッド車専用のアイテムなどなど…、気になるアイテムをすべてお願いしてみました。
また、最上位モデルの”Z系グレード”のみに装着することが”アダプティブヘッドライト”もお願いをしました。
ただ、気になるアイテムをどんどんお願いをしてしまったため、メーカーオプション代だけで約50万円と予想以上の金額になってしまいました。
ディーラーオプションは基本的なアイテムを中心に注文
一方、後付けすることができるディーラーオプションに関しては、次のようなアイテムをお願いしました。
■今回の見積もりでお願いをしたディーラーオプション
フロアマットやサンバイザー、ETC車載器などの基本的なアイテムを中心にお願いをしました。
また、今回デビューを果たした新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)は、スマホのナビアプリを液晶ディスプレイに映し出すことができるディスプレイオーディーが標準装備されているため、絶対に車載ナビを装着しないといけないわけではありません。
■新型ヤリスクロスのディスプレイオーディオ
ただ、ディーラーさんが、スマホアプリナビアプリよりもディスプレイオーディオに車載ナビ機能を追加することができる”T-CONNECTナビキット”の方が良いとのアドバイスを貰ったので、”T-CONNECTナビキット”も注文。
11万5000円するT-CONNECTナビキットを装着したこともあり、ディーラーオプション代の合計も約30万円と少し高めになってしまいました。
ハイブリッドZの乗り出し価格は350万円オーバー
このようなメーカーオプション&ディーラーオプションを装着した時の新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)のハイブリッドZの乗り出し価格は、このようになっていました。
■ハイブリッドZの乗り出し価格
私が貰ってきたハイブリッドZの乗り出し価格は約351万円。
ハイブリッドZの車体本体価格258万4000円なので、100万円以上も高くなっています。
ただ、元から機能や装備が充実しているハイブリッドZにメーカーオプションをほぼフル装備したので、かなりの満足度が味わえるのかなと思いました。
ハイブリッドGの乗り出し価格はいくら?【新型ヤリスクロスの見積もり公開】
一方、こちらが、新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の中間モデルに位置をする”ハイブリッドG”の見積もりです。
■ハイブリッドGの見積もり
ボディカラー&ディーラーオプションは全く同じ
最上位モデルの”ハイブリッドZ”との条件をできるだけ同じにするため、ボディーカラーは、ハイブリッドZの見積もりと同じ。ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャインを注文。
また、ディーラーオプションも、最上位モデル”ハイブリッドZ”と同じアイテムをお願いしました。
■ハイブリッドGのディーラーオプション
メーカーオプションでコンセントなどをお願い
一方、こちらが、新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の中間モデル”ハイブリッドG”の見積もりを貰うためにお願いをしたメーカーオプションです。
■ハイブリッドGのメーカーオプション
“トヨタチームメイト アドバンスドパーク”や”ルーフレール”、”ハンズフリーバックドア”など、注文したメーカーオプションは、最上位モデルの”ハイブリッドG”のものと基本的には同じです。
■新型ヤリスクロスのルーフレール
ただ、中間モデルのGグレードは、ハロゲンのヘッドライトが標準装備ということで、メーカーオプションで最上モデルのハイブリッドZと同じLEDヘッドライトに変更をしました。
また、シートヒーターも欲しかったので、イージーリターンシートなどのセットオプションもお願いをしました。
Gグレードの乗り出し価格
このようなメーカーオプション、ディーラーオプションを装着した時の新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の中間モデル”ハイブリッドG”の乗り出し価格は、このようになっていました。
■ハイブリッドGの乗り出し価格
中間モデルに位置をする”ハイブリッドG”の乗り出し価格は約332万円に…。
このハイブリッドGの乗り出し価格だけを見ると、少し高く感じてしまうかもしれません。
ただ、私が貰ったハイブリッドGの見積もりでは、自動駐車支援システムの”トヨタチームメイト アドパンスパーク”や”ハンズフリー機能付きのパワーバックドア”、安全性を高める”ブラインドスポットモニター(BSM)”&”リヤクロストラフィックオートブレーキ”など十分な装備が備わっています。
■新型ヤリスクロスのブラインドスポットモニター
そのことを考えると、このハイブリッドGの乗り出し価格は、むしろお買い得なのかなと思いました。
新型ヤリスクロスのハイブリッドZとGはどっちがお得【乗り出し価格を比較】
それそれこのような乗り出し価格になっていた新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)のハイブリッドZとハイブリッドGですが、見積もりの金額でどれくらいの差があったのでしょうか?
私が貰ってきたハイブリッドZとハイブリッドGの見積もりの乗り出し価格を比較してみたところ、次のようになっていました。
ハイブリッドZとGの乗り出し価格の差は約19万5000円
私が貰ってきた新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)のハイブリッドZとハイブリッドGの乗り出し価格を比較してみたところ、約19万5000円の差が…。
ただ、私が貰ってきたこの2台のモデルの機能や装備を見比べると、タイヤ&ホイールやメーター、アダプティブヘッドライトなど思った以上の違いがあるんですよね。
■ハイブリッドZとハイブリッドGの機能の差
・アダプティブヘッドライト
・オプティトロンメーター
・運転席6ウェイパワーシート
・ウォッシャー連動 間欠フロントワイパー
・フタ&照明付きサンバイザー
・助手席シートバックポケット
・アクセサリーソケット(ラゲッジ)
また、ハイブリッドZは、合成レザーをシートサイドに配するなど、車内の高級感や上質感にも差があります。
■Z系グレードの内装・インテリア
■ハイブリッドGの内装・インテリア
この2台のモデルの乗り出し価格と機能&装備の差を比較すると、最上位モデルのハイブリッドZの方がお得感があるのかなと思いました。
まとめ:乗り出し価格以上の差がある新型ヤリスクロスのハイブリッドZとG
2020年8月にデビューを果たした新型ヤリスクロス(YARIS CROSS)の最上位モデル”ハイブリッドZ”と”中間モデル”ハイブリッドG”の見積もりを比較してみたところ、次のようになっていました。
■新型ヤリスクロスのハイブリッド車の乗り出し価格のまとめ
・ハイブリッドGの乗り出し価格は約332万円
・2台のモデルの乗り出し価格差は約19万円
この新型モデルのハイブリッドZとハイブリッドGの乗り出し価格差は、約19万円。
この2台のモデルの機能や装備、車内の高級感を考えると、最上位モデルに位置をする”ハイブリッドZ”の方がお得感があるのかなと思いました。