2020年2月にフルモデルチェンジをしてデビューを果たしたホンダの新型フィット4(Fit4)は、5つのグレードをラインナップしています。
■新型フィット4の5つのグレード
・クロスター(CROSSTAR)
・ネス(NESS)
・ホーム(HOME)
・ベーシック(BASIC)
ただ、この新型モデルは、グレードによって、車のキャラクターが異なります。
また、グレードによって、内装・インテリアのデザインや装備&機能にも違いが…。
新しいデザインに生まれ変わった新型フィット4(Fit4)に用意されている各グレードは、それぞれどのような特徴や魅力を備えていたのでしょうか?また、グレードによって、どんな違いがあったのでしょうか?
この新型モデルに用意されている5つのグレードの特徴や魅力を、包み隠さず紹介したいと思います。
目次
思ったよりも質感が高いベーシック【新型フィット4のグレード紹介】
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の最廉価モデルに位置をするのが、”ベーシック(BASIC)”です。
■ベーシックの車体本体価格
2WD | 4WD | |
ハイブリッド車 | \1,997,600 | \2,195,600 |
ガソリン車 | \1,557,600 | \1,755,600 |
■グレード別人気ランキング:2位/5台中
外装・エクステリアはスッキリとしたシンプルなデザイン
最廉価モデルに位置をする新型フィット4(Fit4)のベーシック(BASIC)の外装は、フルホイールキャップ付きの15インチサイズのスチールホイールを採用するなど、他のグレードと比較すると、シンプルなデザインになっています。
ただ、ハイブリッド車では、LEDのヘッドライトなど、上位モデルと変わらない装備&アイテムを搭載。
クルマによっては、最廉価モデルは商用車っぽいデザインになっており、「普段使いで使用するには、見た目的にちょっと…。」と言う場合もあります。
ただ、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の”ベーシック(BASIC)”の外装・エクステリアは、一番人気の中間モデル”ホーム(HOME)”と全く同じになっており、見た目の安っぽさがありません。
ここらへんが、ベーシック(BASIC)が他の最廉価モデルよりも人気が高い理由の一つなのかもしれませんね。
内装はベーシック専用デザイン
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の最廉価モデル”ベーシック(BASIC)”の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■ベーシックの内装・インパネ
他のグレードでは、ダッシュボードの表皮に様々な素材を採用していますが、このベーシック(BASIC)だけは、シンプルな樹脂素材に…。
また、このベーシック(BASIC)では、シートの表皮に弾力性のある織物を採用。
シートの表皮にはエンボス加工が施されており、最廉価モデルとは思えない質感を備えているのが好印象でした。
お値段以上の機能&装備を備えるのホーム【新型フィット4のグレード紹介】
2020年2月にフルモデルチェンジをした新型フィット4(FIT4)は5つのグレードをラインナップしていますが、その中で一番人気が高くなっているのが、中間モデルに位置をする”ホーム(HOME)”です。
■ホームの車体本体価格
2WD | 4WD | |
ハイブリッド車 | \2,068,000 | \2,266,000 |
ガソリン車 | \1,718,200 | \1,916,200 |
■グレード別人気ランキング:1位/5台中
ベーシックと同じシンプル&カジュアルな外装
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の中間モデルに位置をする”ホーム(HOME)”の外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。
■ホームの外装・エクステリア
15インチサイズのスチールホイールやLEDフォグランプなど、中間モデルのホーム(HOME)の外装・エクステリアは、基本的には最廉価モデルのベーシック(BESIC)と全く同じになっています。
ただ、中間モデルの”ホーム(HOME)”では、メーカーオプションで足回りをスタイリッシュな16インチサイズのアルミホイールに変更することができますよ。
高級感とカジュアルさを兼ね備えたホームの内装
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の中間モデル”ホーム(HOME)”の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■ホームの内装・インテリア
中間モデルのホーム(HOME)では、ハンドルやシフトレバーに本革巻きになっており、予想以上に豪華な車内空間に…。
また、ホーム(HOME)のシードサイドには、合成レザーのような肌触りを楽しめるプライムスムースをあしらっており、中間モデルとは思えない高級感&上質感のあるデザインになっていました。
インパクト十分なネス【新型フィット4のグレード紹介】
5つ用意されている新型フィット4(FIT4)のグレードの中で特にインパクトのある外装&内装になっているのが、上位モデルに位置をする”ネス(NESS)”です。
■ネスの車体本体価格
2WD | 4WD | |
ハイブリッド車 | \2,227,500 | \2,425,500 |
ガソリン車 | \1,877,700 | \2,075,700 |
■人気グレードランキング:5位/5台中
専用の2トーンカラーを用意しているネスの外装
“フィットネス”から名付けられたギャグのような名前新型フィット4(Fit4)のネス(NESS)ですが、外装・エクステリアは、このようなデザインになっていました。
■ネスの外装・エクステリア
最廉価モデルのベーシック(BASIC)や中間モデルのホーム(HOME)では、シンプルなスチールホイールを採用していましたが、上位モデルにあたる”ネス(NESS)”では、専用デザインのスチールホイールを標準装備。
ワンランク上の高級感&上質感のある外装・エクステリアとなっていました。
また、このネス(NESS)の注目のポイントの一つが、ライムグリーンをあしらった専用デザインの2トーンカラー”アクセントツートンカラー”を用意。
■ネスのアクセント2トーンカラー
ピラーやガーニッシュにライムグリーンのアクセントカラーを配したアクセント2トーンカラーは、見ているだけで元気になるようなファッショナブルなデザインになっていました。
内装・インテリアも専用デザイン
また、新型フィット4(Fit4)の上位モデルに位置をする”ネス(NESS)”の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■ネスの内装・インテリア
ネス(NESS)では、ウレタン製のハンドルやシフトレバーを採用するなど、ちょっとシンプルなデザインに…。
また、シートも全面ファブリック素材となっています。
ただ、シートの表皮は水が中に染み込みにくい撥水加工が施されており、小さいお子さんがいるご家庭では、嬉しい作りになっていました。
ちなみに、ネス専用のボディカラー”アクセント2トーンカラー”を選択すると、内装・インテリアもライムグリーンをあしらった専用デザインとなります。
■アクセント2トーンカラーの内装
シートサイドやドリンクホルダー部分にライムグリーンをあしらった”アクセント2トーンカラー”は、シートサイドがライトグレーになっている標準仕様のものよりも爽やかな内装・インテリアとなっていました。
専用デザインのが印象的なSUV仕様のクロスター【新型フィット4のグレード紹介】
新型フィット4(FIT4)の中で異彩を放っているのが、SUVらしさを強調した特別モデル”クロスター(CROSSTAR)”です。
■クロスターの車体本体価格
2WD | 4WD | |
ハイブリッド車 | \2,288,000 | \2,486,000 |
ガソリン車 | \1,938,200 | \2,136,200 |
■グレード別人気ランキング:3位/5台中
他のグレードと顔つきが異なるクロスターの外装
新型フィット4(Fit4)のクロスオーバーSUV仕様”クロスター(CROSSTAR)”の外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。
■クロスターの外装・エクステリア
専用デザインのフロントグリルやバンパー、フォグランプガーニッシュを備えたクロスター(CROSSTAR)のフロントマスクは、他のモデルと一線を画した迫力のあるデザインに…。
また、クロスター(CROSSTAR)では、樹脂製のホイールアーチプロテクターやサイドシルバーニッシュなども備えており、力強さを兼ね備えたSUVさを強調したデザインになっていました。
使いやすさを重要視したシンプルなクロスターの内装
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)のクロスオーバーSUV仕様”クロスター(CROSSTAR)”の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■クロスターの内装・インテリア
ウレタン製のハンドルやシフトレバーなど、基本的な内装・インテリアのデザインは、ネス(NESS)の標準仕様と全く同じになっています。
なので、高級感や上質感は、中間モデルの”ホーム(HOME)”や最上位モデルの”リュクス(LUXE)”よりも少し劣ります。
ただ、汚れが気にならない撥水加工を施したシートなど、ラフに使い倒すのに最適なシンプルなデザインになっていました。
あふれだすラグジュアリー感が魅力のリュクス【新型フィット4のグレード紹介】
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの新型フィット4(FIT4)の中で最上位モデルに位置をするのが、豪華な見た目や機能が魅力の”リュクス(LUXE)”です。
■リュクスの車体本体価格
2WD | 4WD | |
ハイブリッド車 | \2,327,600 | \2,536,600 |
ガソリン車 | \1,977,800 | \2,186,800 |
■グレード別人気ランキング:3位/5台中
高級感ただようリュクスの外装・エクステリア
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型フィット4(Fit4)の最上位モデル”リュクス(LUXE)”の外装・エクステリアは、このようなデザインになっています。
■リュクスの外装・エクステリア
基本的なデザインは中間モデルの”ホーム(HOME)”やネス(NESS)と同じデザインになってます。
ただ、サイドやリヤに専用のプラチナ調クロームメッキのガーニッシュを配した最上位モデルの”リュクス(LUXE)”は、他のグレードよりもワンランク上の高級感が…。
■リュクス専用のクロームメッキガーニッシュ
タイヤ&ホイールも専用デザインとなっており、ワンランク上のクルマから乗り換えても、十分に満足できる高級感あふれる豪華なモデルになっていました。
リュクスは内装も豪華な仕様
また、新型フィット4(Fit4)の最上位モデル”リュクス(LUXE)”は、内装・インテリアも豪華な仕様になっています。
■リュクスの内装・インテリア
例えば、シート。
最上位モデルのリュクス(LUXE)では、シートサイドに本革をあしらった高級感のあるデザインに…。ヘッドレストも専用デザインとなっており、座り心地に優れたシートになっていました。
また、シートヒーターやステアリングヒーターなど、他のグレードには用意されていない機能や装備が備わっているのも、新型フィット4(Fit4)の最上位モデル”リュクス(LUXE)”の魅力の一つでした。
まとめ:新型フィット4はグレードによって特徴が大きく異なる
2020年2月にフルモデルチェンジをして新発売をしたホンダの人気コンパクトカー”新型フィット4(Fit4)
の各グレードの特徴や違いを確認してみたところ、このようになっていました。
通常、クルマでは、グレードや車体本体価格が高くなればなるほど、機能や装備も充実して、内外装も豪華になります。
ただ、この新型モデルでは、車体本体価格が高いクロスター(CROSSTAR)よりもホーム(HOME)の方が高級感のある内装になっているなど、この法則があてはまりません。
なので、グレード選びをする際は、外装や内装のデザインや装備、使い勝手をしっかりと確認してみてくださいね。
ちなみに、いつもお世話になっているディーラーさんによると、現在のところ、新型フィット4(Fit4)で一番人気なのは、中間モデルの”ホーム(HOME)”のようですよ。